スサの邑

畑の様子、明日葉の驚異的な魅力や食物繊維のこと、腸内細菌などの微生物や自然環境のことなど様々なことを発信していきます。

野の花

2023年10月29日 | 日記

今日、畑2号地の片付け(援農)に来て下さった方が、「畑の花を摘んできたよ」と、きれいに活けてトイレに飾ってくださいました~癒される~


栗おこわ

2023年10月29日 | 日記

おばあちゃん(90才)の作った栗おこわ。手が込んでます。小豆は前々日に水に一晩浸けておく。翌日に浸けた水ごと1分くらい沸騰させ煮汁をすてる(あく抜き)。それからまた水を入れて中火でほどよい固さになるまで煮る。その煮汁を別の容器に移してとっておく。前日にはもち米一升にお米2合を洗って水を切り、取っておいた小豆の煮汁を入れて一晩浸ける(小豆の色をもち米に移す)。そして、当日、蒸かして出来上がり。蒸かし器が小さいので、三度に分けて蒸かす。「覚えときよ」と言われた(汗)。栗もおばあちゃん一人で剥いて・・・すごいパワーです。


畑 O地 10月15日の写真

2023年10月15日 | 

畑 O地 10月15日の写真です。イチゴの苗を植えました。左の畝はじゃがいもです。

O地はこの2年、蕎麦と小麦のみの栽培でした。蕎麦は基本的に無肥料で栽培するのですが、小麦はかなり肥料を要します。「米は土で穫れ、麦は肥えで穫れ」と言うぐらいです。

私は計算間違いというか勘違いで、小麦の肥料を通常の三分の一以下しかやっていませんでした。今年の夏には秋冬野菜栽培に向けて少し元肥えは入れました。もちろん有機質肥料ですが、O地の上の方の畑(3アール)の施肥量は、チッソ換算で600グラム程度でした。普通はチッソ換算で1~2kgの元肥を入れて、1㎏程度の追肥をすると思います。9月の末に追肥はしましたが、初期生育が良かったのでせいぜいチッソ換算で500グラム程度です。その程度の肥料で、大根もニンジンも白菜もキャベツもブロッコリーも秋ジャガイモもネギも、そのほかの野菜も元気にすくすく育ってくれています。

秋冬野菜はすべてO地で栽培するので、面積的にきつく、かなり密植しましたが、ほんとにすくすく育ってくれています。あのダイコンサルハムシもほとんど全く出ていません。面白いことに、大根や小松菜の畔ぎわの1~2株のみ、ダイコンサルハムシに激しく食害されていたのです!つまりダイコンサルハムシは畔から大量発生しかかったのに、畑には侵入しないで退散してくれたようです。もちろん農薬なんて使っていないし、捕獲もしていません。畑の波動とダイコンサルハムシの波動が合わなくて、彼らは退散してくれたとしか考えられません。

もうひとつ面白いことに、生える草が今までとは様変わりしています。イネ科などの厄介な草はほとんど全く生えていなくて、ハキダメギクかコゴメギクがびっしりと地表を覆っています。この草は霜に当たると枯れてしまうので、大きな問題にはならないのですが、あまりにびっしりと生えているのでザっと除草はしました。土が柔らかいので、除草作業もものすごく楽でした。

という感じで、O地はちょっと奇跡的な状態になっています。土壌微生物たちが健やかに活性化しているのだと思います。O地はもう15年ぐらい借りていますが、こんなことは全く初めてです。「土壌微生物たちと心を通わせあう農法」、進めていきます。N地もこんなふうになってくれると信じて、やっていきます!

 

↑ O地の草 白い小さな花を咲かせてます。

昨夜、あれから調べていたら、O地の草はハキダメギクのようです。コゴメギクとほとんど同じ草で、見た目には違いが分かりませんが、ハキダメギクはあの牧野富太郎さんが見つけて命名したそうです。外来植物で、肥沃な土壌を好むそうです。はい、O地は極めて少ない肥料しかやっていないのに、突如として肥沃になっているということです。都会の人にはピンとこないかもしれませんが、実はこれは凄いことなんです。ダイコンサルハムシの話もすごいことなんですよ。

日本の農業は、大型機械の導入費や肥料や農薬の費用がかさんで、稲作でも採算が合わなくなりつつあります。しかも肥料の大部分は中国やロシアを含む外国からの輸入です。「現代農業」という雑誌の10月号の特集が「耕さない農業」です。しかも10月号はすでに売り切れで、中古本を注文しました。時代は変わってきていますね。

 


おばあちゃんの筑前煮

2023年10月15日 | 日記

前日おばあちゃんが作ってくれた筑前煮がきれいでおいしかったので記録。材料はれんこん、たけのこ、人参、こんにゃく、しいたけ、鶏肉、いんげんです。鶏肉はお酒とめんつゆを少し入れて浸けておく。その他の材料ははじめに下茹でする。それから油を引いたフライパンでインゲン以外の材料を炒めて、合わせておいた調味料(酒、みりん、砂糖、しょうゆ、片栗粉少し)を照りが出るように手早く絡めて、仕上げにインゲンを散らす。ごぼうは色が悪くなるので入れない。おばあちゃんの料理はいつも彩に気を使っててきれいな仕上がりです。


畑 N地 10月7日の写真

2023年10月07日 | 

昨日ようやくN地のカバークロップの播種が終わりました。
果樹を植えているところにはペルシアンクローバー、来春から作付けするところにはエン麦、来秋に小麦か何かを作付けするかもしれないところにはヘアリーベッチの種を蒔きました。

前作のカバークロップのソルゴーは8月末に刈り取り・粉砕した後すぐにまた伸びてきて、けっきょく2回刈り取り・粉砕することになりました。
セスパニアは刈り取り後は再生はしなかったけど、すぐに草がはびこって、昨日ヘアリーベッチの種を蒔いた後で草を刈り取り・粉砕しました。

35m×50mの圃場にカバークロップの種(3種類・8kg)をバラ蒔きする作業もなかなかのもので、そのあと引き続いて自走式草刈り機で草を刈り取り・粉砕する作業で、今日は足腰が固まっています。
覆土はしていないので発芽率が気になりますが、まあ何とかなるでしょう。
あまりに発芽が悪ければ追加播種しますが。



あしたば通信 10月号

2023年10月07日 | 明日葉通信

あしたば通信 10月号 NO、40

秋ですね。これを書いている今は9月末だというのに日中はまだまだ暑い日が続いています。それでも朝晩は急に涼しくなって、昼間との気温差に驚きつつも心地よい眠りにつけるようになってきました。

秋は紅葉の季節。そして空模様の美しい季節です。夕方の茜色に染まる空を眺めて、遠く広がる雲の形を楽しみながら、次はまた寒い寒いと言い出すその季節まで、心地よさを満喫しましょうね!

<明日葉の凄さをおさらいしましょう>

実は先日、うちの次女が蜂に刺されまして。痛い痛いと次女は泣きますし、私もびっくりしてプチパニック。幸い腫れもせず事なきを得たのですが、落ち着いてから「こういう時こそ明日葉を塗ってあげれば良かった!」と、すぐ思いつかなかった自分にガッカリしました。

ということで、今回は今更ですがもう一度!明日葉の凄さをおさらいしましょう☆

ポイント1☆民間薬として使われてきた明日葉☆

明日葉は、傷や虫刺されなどに効く民間薬として使われてきた伝統があります。「ムシに刺されたとき、蟻に噛まれたとき」「皮膚炎、水虫」「皮膚アレルギー」など、明日葉には殺菌効果があるのでお勧めです。

化膿したときに明日葉の黄色い汁を塗ると治る、とも言われています。「スサの邑」では飲みやすい錠剤と、100%明日葉だけの明日葉粉末を販売しています。塗り薬用に明日葉粉末を手元に置いておくと便利ですね。水でペースト状にして塗ると、痒みや痛みがスッと治ります。

ポイント2☆生活習慣病の予防や改善にも☆

強い抗酸化力がある明日葉は、糖尿病やむくみや肥満、血液をサラサラにし、高血圧、動脈硬化、認知症、骨粗しょう症、などなどさまざまな生活習慣病に効果があります。

こちらは日々継続して明日葉を摂取し続けることが大切ですね。錠剤と粉末、どちらが飲みやすいですか?お好みで飲みやすい方を毎日出来るだけ多く取り入れてくださいね。

ポイント3☆花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそくを抑制☆

アレルギー症状がある方は特に積極的に明日葉を取り入れてほしいと願っています。明日葉にはアレルギーの症状を抑えるために使われるお薬「抗ヒスタミン剤」を服用したときの作用に近い効果があると分かっています。

伊豆諸島の人々はお風呂に明日葉の葉をそのままいれてアレルギー症状を抑えるそうですが、「スサの邑」の「明日葉だけで作った入浴剤、明日葉の湯」もおすすめですよ!