今現在、本当に自分の言いたいこと・思っていることを周りの人を気にして又は周りの人に遠慮して、その気持ちを押さえ込んで生活している人がいると思います。
確かに人のことを思って、言葉を選ぶのは当然のことですが、たまにはそんなこと考えず思いっきり発散することも大切だと思うのです。毎日毎日自ら心にブレーキをかけて暮らしていると必ずといっていいほど歪みがでます。
その歪みは人によって、身体的にでる人・精神的にでる人と様々です。どちらにしても、原因は心の叫びですから、修正するのには時間がかかります。例えば、暴飲暴食をして胃が痛ければ、それを慎むことで回復しますが、心のストレスでの胃痛は元々の原因を取り除かねば、一旦は治っても再度繰り返します。
ましてや、精神的ストレスは様々な病状を発症します。ここ数年増えているのが、うつ状態の患者さんです。一番辛いのは周囲の人間には分かりにくく本人だけが苦しむことです。一見すると健康そうに見えますが、実際のところはそうではないということが、家族であっても理解できないのです。その無理解が病状回復を遅らせる要因の一つでもあるのです。
また、本人も自分の状態を打ち明けづらく、病院に行く事にためらう人が多いです。私は、どんな病気でもそれと向き合い戦い続ければ、何らかの良い結果がでるものと思うのです。その為にも、周りの人(家族など)の協力が必要だと思います。
精神的病気の予備軍はかなり多いと思います。乱暴な方法かも知れませんが、自分の心にブレーキをかけるのは必ずしも良い結果になるとは限りません。素直に自分の気持ちを吐き出すことも自分を守る手段だと思います。
周囲の人全員に好かれなくても、素直な気持ち(叫び)を受け止めてくれる人が一人でもいれば良いと思うのです。親・兄弟姉妹・友人・同僚などきっと理解してくれる人がいると思うのです。