諏訪山岳会公式ブログ

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大混雑の赤岳主稜

2019年02月18日 | 八ヶ岳 バリエーション・アルパイン
2/9~10日、大混雑の赤岳主稜に3人で行ってきました!自分、4回目のトライにしてやっと納得のリード踏破できました(ToT)

参加者・U山、kao、T嬢


(下山中、主稜をバックに)
初日(2/9)
当初は赤岳東陵の予定も雪降り予報、ラッセルに阻まれるだろうということで、主稜に転進。雪が積もると翌日のアプローチも大変ということで、テント泊することに。先に遭対でパトロールに入ったN園さん情報で、赤岳山荘まではチェーン着けて。雪の舞う中午後から入山。


(3連休、赤岳周辺一帯だけでも400人以上は入っていたそうです)

行者小屋にてテント泊。ここは水場もあるしいい場所だけれど、テント泊は苦手、日帰りが良いな、、なんて話をしていたら、冬場にテント泊をしないで冬山やってますなんて言っちゃいけないよ、だから敢えてテント泊にした、とU山さん。うーん響きました!(>_<)


2日目(2/10)
4時半起き、6時半ころ出発。文三郎尾根を足早に進み、主稜取り付きに2パーティーほど確認する。更に後続も続々とやって来る(--;)

(前に3人組と2人組の2パーティーを確認)


(後ろからも続々と取り付きにやってくる。。)

装備を整えて待ち、8時に1ピッチ目スタート!これまでのトレーニング成果もあり、すんなり突破できました。

(周りのパーティーはほとんど男性リードだったので、ちょっと自分格好いいかもとか思う笑)

ここから先、前がつかえて自分達のペースで進めず、、上部岩壁では日陰で30分以上待たされ、寒い思いをする(>_<)


(真っ白な雪壁の状態でトライできた)


(マイナス10度くらいかな?待ち時間はダウンあって良かった)


(簡単な雪稜はU山さんとkaоがリード。3人で行くとザイルをきれいにまとめられず、こんがらがるのが課題に感じた)

前のパーティーのフォローを追いかける形で、頂上に抜けたのは午後1時過ぎ。かれこれ待たされた時間は合計すると1時間以上。。U山さんは終始ダウンを着込んでの登攀、寒さが身に沁みました、、。


(お付き合いくださりありがとうございました!)

文三郎尾根を下り、テントを撤収して暗くなる前に下山、帰路に着きました。


(赤岳主稜も文三郎尾根も初めてというkao、いろいろ良い経験になったでしょうか)

主稜、初めて登った時はテンテンだった所。2回目は宿泊道具など全装備担いで簡単なピッチのみ、3回目はパートナー都合で1ピッチ目のみと、くすぶっていたのでリード踏破できて感激、、やっと卒業できたかなと!これまでお付き合い下さった方々に感謝! 

今季も自分は八ヶ岳をテーマに活動、ブログにアップしてませんが、S本さんと12/27に行った石尊稜(上部岩壁リード)もまた行きたい場所。宿題ルートは沢山残ってるので、またどなたかお付き合い下さいm(_ _)mそのためのトレーニングはまた頑張ろうと思いました!





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