大鹿川平ツ沢

山行日：2015/6/21
メンバー：F倉、T嬢（お試し）、○石（お試し）、I原

お試し会員二人の沢錬成ということで、大鹿川平ツ沢へ行ってきました。朝からでもおかしくない予報でしたが、ここは登山道が並走しているので、いつでもエスケープが取れます。水勢が厳しい箇所は、登山道へ逃げてもという考えと、お二人の意気込みもあって決行しました


<大滝2段12m>
7:40　道証地蔵から沢へ下り入渓。沢デビューのT嬢は、まだ滑る足元でペースが上がらず、早々にドボンを披露　こんなことは想定外だと、慌てて携帯の無事を確認するT嬢
私の説明が悪かったんでしょうね。。。


それでも徐々に足の置き方が上手になって、ペースは人並みに。小滝登りでは補助ロープで確保するなどして、順調に進みます。


一方の○石さんはさすが経験者、全てそつなくこなすので、ネタを提供してくれません


2時間ほどで2段12m大滝　この上の6m、9mも連続するので実質4段30mクラス。右の際を登り、左上バンドを使えばやさしいようですが、面白みがなさそう。正面に残置スリングが見えており、その先を乗越せば後は容易とI原が取付きます。


・・・手こずりました。残置に後1手届かず、久々のハーケン打ち。なんとか突破して２段目を超えて右の立木で支点を取りました。セカンドのT嬢には厳しい登りでしたが、F倉さんが間近でアドバイスしながら（二人共プルージック）。ラストの○石さんをビレイしてる間に、F倉さんには補助ロープでT嬢を連れて上がってもらいました。

僕らもロープをたたんで追いかけますが、この頃から雨がポツリポツリ。追いついたところが最後の綺麗な滑の続くエリア。



雨も降ってきたのでもう充分ということで、ここを抜けて装備解除。すぐ脇の登山道へ上がり、滑る足元に注意しながら小一時間で下山しました。雨はさほど強くならず助かりました。

短い沢でしたが、ギリギリまで雨にふられず、大滝登攀も楽しめていい訓練になったと思います。こんな予報でも、気合十分で参加してくれたお二人、そしてフォローで付き合ってくれたF倉さん、お疲れ様＆有難うございました