阿弥陀中央稜ラッセル訓練

阿弥陀中央稜ラッセル訓練行
2014年2月9日　曇り時々晴れ　参加者：S原、パワフルI（お試し）

全日の大雪の影響で、車は丸山別荘地のはずれで積雪で前へ進めなくなり、車を路肩へ止め、ここから雪道を歩きだす。
　
30分ほどで舟山十字路に至るが、辺りに車の影もなく、一息入れて広河原方面への林道へ。途中、日も射してきたが、終日曇り気味。
積雪は30~40センチ、ところどころ吹きだまりが出てきたので林道途中でワカンをつけ歩く。
最終堰堤からマーキングを頼りに左岸を行き、中央稜取付きの左俣出会いの広場では腰～胸ラッセルとなる。そのまま尾根に取付き、急傾斜を交替で登るが、樹林帯の方が雪が木で遮られているためか積雪は少なく、逆に開けた斜面ほどラッセルがきつい。
　＜パワフルIのラッセル、頼もしい＞
二人で3時間がんばり、ダケカンバ帯の2300ｍ付近で時間切れ、往路を戻る。3時間苦闘した斜面も、下りは30分で取付きの広場に戻り、一服。後は来た道を戻った。

新しい人に雪山の基本であるワカンラッセルに慣れてもらいたくて、昨年同様、阿弥陀中央稜に行きました。結果的には昨年同様、というより大雪直後で昨年到達した地点までも行けませんでしたが、できるだけ無駄な力を使わずにラッセルする「コツ」をつかんでもらえたのではないかと思います。（体力的にはとても疲れた一日でした）