瑞牆山 大面岩 左稜線(7月例会山行)
参加者:ホリッチ(当番)、F倉、U山、岩ヒバリ、岩M
平成26年7月27日(日)取り付き 9時 → 大面ピーク 2時30分
天気 晴れ(昼頃ポツリと雨滴あり)
茅野を車で5時に出発、6時半に駐車場着、駐車場を7時に歩き始め、踏み後のはっきりした登山道を大面基部へ 7時50分着。
その後取り付きを探すのに30分ほどかかる。取り付きは、カンマンボロンを過ぎて大面岩の正面壁が視線に入ったらすぐに左手へ上がる踏み跡をたどった突き当り、リングボルトのある壁が1ピッチ目。通常割愛する1ピッチ目を登らない場合は、さらに右手に迂回して20mほど上部からトラバースして取り付くことになる。
通常でない私たちは、素直に真下から開始。パーティーは、U山、岩ヒバリ、岩Mの3人と、ホリッチ、F倉の2人の2パーティーとし、以前トレース経験のあるU山率いるパーティーに先行してもらい、後続組みが続く形となる。
マルチが慣れない者や大分クライミングにご無沙汰の者もおり、登り方はピッチごとに、フリー、フリートライ後A0、端からA0等々それぞれ思い思いにに工夫を凝らす結果となった。
久しぶりのマルチは、天気もよく、高度感あふれ、良いクライミングになった。
<5P目のフェース>
<5P目のフェース>
○1P:リングのボルトラダ―に沿って、スタート。
これが意外と難しい。苔の生えたフェースから木登りを交えながら登り、50mロープを目いっぱい伸ばす。 (キャメ1番使用)
これが意外と難しい。苔の生えたフェースから木登りを交えながら登り、50mロープを目いっぱい伸ばす。 (キャメ1番使用)
○2P:引き続き木の生えたフェースを左手寄りに登り、大きな木の生えた広いテラスへ50m伸ばす。
○3P:右手へ木の間を2段ほど超え、トラバース下 のテラスへ
○4P:右側へ横溝をトラバース(キャメ3番4番使う。)は意外となんでもない。
難しくなるのは、トラバース後のこのフェース
○5P:目の前のボルダーを左の段々から越し、すっきりした大きなフェースを直上し中間部で
ピッチを切る。高度感がすばらしい、けど相変わらず難しい。
ピッチを切る。高度感がすばらしい、けど相変わらず難しい。
○6P:少し左下にトラバースしてフレーク状の皺に立ちこみ、上部は細かな脆いフェースとなる。
(6Pを上から観る。)
○7P:出だしチムニーは比較的快適なものの、チムニーから抜け出たその後のオフィズスが
息も絶え絶えで厳しい。(持っているザックはU山、岩ヒバリ先行組が引き上げる。)
息も絶え絶えで厳しい。(持っているザックはU山、岩ヒバリ先行組が引き上げる。)
息もあらく登攀対象は終了し、藪交じりを50mほど進むと大面のピークに出る。
十一面の眺めが最高
十一面の眺めが最高
下降は、ピークから小面側に10mほど行くと、ザイル付下降点が整備してある。
懸垂50m、この後は下方向へしっかりした踏み後を辿り、大きく大面の基部を回り込む格好で
取り付き地点へ着く。
取り付き地点へ着く。
駐車場着 5時