山行日:2017年10月7日~8日
メンバー:I原、nami、N原、F見
明神岳主稜に行ってきました。本来の計画は前穂北尾根でしたが、初日が雨の予報でしたので明神主稜への転進となりました。
予報通り初日はあいにくの雨でしたが、2日目は好天の下、秋の穂高の絶景を眺めながらの山行となりました。
<朝焼けのⅣ峰>
<1日目>
メンバー全員がN原さんの車に便乗し上高地へ。
県道上高地線の通行許可証をフロントガラスに掲げたN原さんの車は、ゲートの警備員の一瞥だけで釜トンネルへ突入。
何とも気持ちの良い瞬間でした。
余りにもスムーズに上高地に到着したので、食堂でモーニングセットを食しながら時間調整。
根が生えそうになりかけたところで雨具を身に纏って明神岳に向けて出発。
<雨の中出発>
秋にしては気温が高く、蒸し暑さを感じながら汗だくになって7番標識に到着。
<7番標識>
ここからV峰に向かう尾根に乗り、急登をひたすら登ります。
<樹林帯の急登、岩場>
樹林帯を抜けガレ場を少し登ると、右手の窪地に幕営適地がありました。
このルートは途中で水が取れないので、それぞれ水を担ぎ上げました。
アルコールも含めた水分の使用計画がこの登山の安全性と快適性を決める重要なファクターだと2日間を通して感じました。
夜までの時間とアルコールと水の量を天秤にかけながら過ごし、namiさん担当の鍋を美味しく頂いて20時頃就寝。
<2日目>
3時半に起床し、身支度を整えヘッデンを灯しV峰へ。
視界を遮るものは無く、暗いながらもV峰のシルエットがくっきり見え、今日の快適な登山を想像します。
V峰のピークに着くと東の空は夜明けを迎えており、しばらくしてご来光を拝んだ後、朝日に照らされた穂高の山々を少しの間皆で眺めていました。
<ご来光>
V峰からはⅣ峰、Ⅲ峰、Ⅱ峰、主峰へとアップダウンを繰り返す岩稜歩きです。
踏み跡はありますが、ルートファインディングが必要です。
<登ったり>
<下ったり>
<たまに平坦であったり>
Ⅱ峰からの下りは懸垂下降が必要です。50mロープで懸垂2回の高さ。
ピークから2回目の懸垂支点までクライムダウンできるルートも別にありますが、技量に応じた判断が求められます。
<Ⅱ峰の懸垂下降>
<Ⅱ峰 てっぺんから人のいるところまで2回に分けて懸垂下降>
主峰へ到着すると東稜を登っていた人が休んでいました。
今回我々は前穂まで行く計画なので記念撮影もせずに主峰を通過。
主峰から一度下り、奥明神沢を左手に見て前穂を目指します。
2年前のGWに歩いた奥明神沢を懐かしむと共に、今ここが下れたら前穂まで登らなくて済むのにと思いつつ最後の登りに取り掛かります。
<前穂に向けて歩く>
前穂山頂に着くとそこには多くの人がいて思い思いに山頂を楽しんでいました。
好天の穂高にいることは気分が良く、今回登れなかった北尾根を見下ろしてあれこれ話しました。
<前穂高岳山頂>
ひとしきり山頂を楽しんだ後、重太郎新道で下山。
岳沢小屋の手前で県警のヘリが登山者を収容する様子を間近で見ながら、その手際の良さに感心すると共にこれのお世話にならないように気を付けようと思いました。
岳沢小屋で水分を補給し一休み。また根が生えかけたところでその根を引きずるように上高地までの下り。
今回の山行の難所は下山だったかもしれないと思うほど、上高地までの道のりは長く感じました。
<7番標識で休憩>
人でごった返す上高地に到着し、みんなでソフトクリームを食べてから帰路に着きました。
<岳沢の紅葉>
<1日目>
9:30 岳沢登山口
10:00 7番標識
13:30 V峰台地 幕営
<2日目>
3:30 起床
5:30 V峰
7:00 Ⅱ峰
8:00 明神岳主峰
9:45 前穂高岳頂上
12:30 岳沢小屋
15:00 上高地
メンバー:I原、nami、N原、F見
明神岳主稜に行ってきました。本来の計画は前穂北尾根でしたが、初日が雨の予報でしたので明神主稜への転進となりました。
予報通り初日はあいにくの雨でしたが、2日目は好天の下、秋の穂高の絶景を眺めながらの山行となりました。
<朝焼けのⅣ峰>
<1日目>
メンバー全員がN原さんの車に便乗し上高地へ。
県道上高地線の通行許可証をフロントガラスに掲げたN原さんの車は、ゲートの警備員の一瞥だけで釜トンネルへ突入。
何とも気持ちの良い瞬間でした。
余りにもスムーズに上高地に到着したので、食堂でモーニングセットを食しながら時間調整。
根が生えそうになりかけたところで雨具を身に纏って明神岳に向けて出発。
<雨の中出発>
秋にしては気温が高く、蒸し暑さを感じながら汗だくになって7番標識に到着。
<7番標識>
ここからV峰に向かう尾根に乗り、急登をひたすら登ります。
<樹林帯の急登、岩場>
樹林帯を抜けガレ場を少し登ると、右手の窪地に幕営適地がありました。
このルートは途中で水が取れないので、それぞれ水を担ぎ上げました。
アルコールも含めた水分の使用計画がこの登山の安全性と快適性を決める重要なファクターだと2日間を通して感じました。
夜までの時間とアルコールと水の量を天秤にかけながら過ごし、namiさん担当の鍋を美味しく頂いて20時頃就寝。
<2日目>
3時半に起床し、身支度を整えヘッデンを灯しV峰へ。
視界を遮るものは無く、暗いながらもV峰のシルエットがくっきり見え、今日の快適な登山を想像します。
V峰のピークに着くと東の空は夜明けを迎えており、しばらくしてご来光を拝んだ後、朝日に照らされた穂高の山々を少しの間皆で眺めていました。
<ご来光>
V峰からはⅣ峰、Ⅲ峰、Ⅱ峰、主峰へとアップダウンを繰り返す岩稜歩きです。
踏み跡はありますが、ルートファインディングが必要です。
<登ったり>
<下ったり>
<たまに平坦であったり>
Ⅱ峰からの下りは懸垂下降が必要です。50mロープで懸垂2回の高さ。
ピークから2回目の懸垂支点までクライムダウンできるルートも別にありますが、技量に応じた判断が求められます。
<Ⅱ峰の懸垂下降>
<Ⅱ峰 てっぺんから人のいるところまで2回に分けて懸垂下降>
主峰へ到着すると東稜を登っていた人が休んでいました。
今回我々は前穂まで行く計画なので記念撮影もせずに主峰を通過。
主峰から一度下り、奥明神沢を左手に見て前穂を目指します。
2年前のGWに歩いた奥明神沢を懐かしむと共に、今ここが下れたら前穂まで登らなくて済むのにと思いつつ最後の登りに取り掛かります。
<前穂に向けて歩く>
前穂山頂に着くとそこには多くの人がいて思い思いに山頂を楽しんでいました。
好天の穂高にいることは気分が良く、今回登れなかった北尾根を見下ろしてあれこれ話しました。
<前穂高岳山頂>
ひとしきり山頂を楽しんだ後、重太郎新道で下山。
岳沢小屋の手前で県警のヘリが登山者を収容する様子を間近で見ながら、その手際の良さに感心すると共にこれのお世話にならないように気を付けようと思いました。
岳沢小屋で水分を補給し一休み。また根が生えかけたところでその根を引きずるように上高地までの下り。
今回の山行の難所は下山だったかもしれないと思うほど、上高地までの道のりは長く感じました。
<7番標識で休憩>
人でごった返す上高地に到着し、みんなでソフトクリームを食べてから帰路に着きました。
<岳沢の紅葉>
<1日目>
9:30 岳沢登山口
10:00 7番標識
13:30 V峰台地 幕営
<2日目>
3:30 起床
5:30 V峰
7:00 Ⅱ峰
8:00 明神岳主峰
9:45 前穂高岳頂上
12:30 岳沢小屋
15:00 上高地
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