にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

将棋とMLBの週末

2021-06-20 21:14:00 | 日常

 一昨日は朝からPC前で棋聖戦第二局に釘付け。藤井聡太棋聖の初防衛戦。第一局は後手番で素晴らしい指し回し、先手渡辺名人の鋭い攻めを完璧に受け止めての踏み込みで完勝。

 渡辺明名人は藤井棋聖以外の対局をこの一年よく勝っての三冠を保持。タイトル戦の経験も十分で、彼の棋士人生で1番充実してるかもと思わせる棋戦状況だ。

 藤井棋聖は何だか、相手が強ければ強いほど実力を発揮するタイプに見える。







 第二局は長手数の、お互い明らかなミスのない、時間のない中での難解な緊張感ある終盤戦が続いた。

 渡辺名人にとっては、かなりショックな負け方だろう。中盤でかなりしっかりとした後手矢倉を組めた。一方、藤井棋聖は居玉で囲いの戦型ない不安定な状況、おまけに残り時間もかなり消費して差がついている。

 渡辺名人はこういう状況で負けた棋戦がないくらい盤石な中盤から終盤へ。恐らく観てる人のほとんどが渡辺勝ちを予想したと思う。しかし、AIの判定はイーブンだった。

 藤井棋聖の歩の使い方と大駒「角」の使い方が見事だった。AIによる形勢判断がほんと少しずつ藤井棋聖に傾いていく。お互い最善手に近い手を指しているのに藤井棋聖に優勢の針がほんの少しずつふれていく。

 渡辺名人からしたらどこが敗着の一手か探せないような負け方だろう。藤井棋聖が一日制の5番勝負で2勝したが、タイトル戦で渡辺名人の大逆転は何度も見たからまだ少しも安心はできない。

 渡辺名人先手の第三局、どんな戦型選択するのか興味深い。3局続けての相掛かりあるのだろうか?





 タイガースとの3連戦、大谷翔平君は凄まじい活躍だった。今シーズン調子悪いチーム相手とはいえ、エンゼルスタジアムはすごい盛り上がりで衛星放送からもその様子はリアルに伝わってきた。

 7月上旬のオールスターゲームが折り返し。やっと貯金1で、ア・リーグ西地区の首位アスレチックが貯金16、二位のアストロズが貯金14とかなり離されている。

 先発、中継ぎの投手陣が頑張ってくれるとこれから勝ち越しが増えるかもしれない。野球もチームが勝ち上がっていい位置にいるから面白いと思う。





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