今日の午後は埼玉県南部でゲリラ豪雨、雷が凄かったみたいだ。この猛暑で局地的に猛烈な雨が降る。空が暗くなったら気をつけなければならない。
2年くらい前だろうか、「観る将」という言葉を初めて聞いた。きっかけはA bema TVの将棋チャンネル見るようになってから。将棋は指さない(指せない)がプロの将棋タイトル戦を観る将棋ファンのことらしい。
将棋のルールや駒の動かし方、指し方を知らないで将棋観戦して何が面白いの?って最初思ったのだが、彼らには彼らなりに観る将棋を楽しむ観点があるのだとわかった。
野球のルール知らない、野球をやったことのない人(女子)が、野球場に足運んで野球を観て楽しむのと似てる。サッカーにもそういうファンが沢山いる。
競技やゲームの内容、技術より競技者の人間そのものやチームに興味抱いたり、競技者の発言やファッションなど立ち振る舞いに感激したりするみたいだ。勝ち負けの結果に一喜一憂して応援する。
将棋でいえば、昼食のメニュー勝負めしや午後のデザート、飲み物に興味関心があって萌える事があるみたいだ。(私には全く理解不能であるが‥‥)あと対局中の棋士の姿勢とか扇子の使い方とか。
そういえばA bema TVを観ていて、男女の解説者が将棋以外の趣味の話や一週間の生活日記みたいなことをクリップにして紹介したりしていた。
私は将棋を指したい、指してるつもりになってる将棋ファンだから、食事やデザートなどどうでもよくて、解説者が将棋以外の事を語り始めると観るのをやめてしまう。
まあいずれにしても、観る将の人達も将棋人口に入れると、今や1000万人を超えたらしい。15年くらい前は将棋人口が500万人を割ったらしいので、人工知能の将棋AIが登場、進化し始めて藤井聡太棋聖の登場で倍増したことになる。
インターネットTVの先駆けであるA bema TVがあの手この手で派手に脚色していろんなジャンルの動画再生TVを試みている。動画といえばYouTubeが凄い勢いで作り手や若い世代の観る手が増殖している。
音楽配信がレコードからCD、そしてデジタル配信に変わったように、TV配信も大画面からスマホに変わっていくのだろうか。
今の十代、二十代の人たちは、いわゆるTVをあまり観ない。テレビ業界も大きな曲がり角にきている。作る内容と配信の仕方を工夫していかないと視聴率はどんどん下がるのだろうと思う。
明日は、竜王戦挑戦者決定戦の準決勝で羽生善治先生の登場。A bema TVのお世話になる。今回、羽生先生がかなり高い確率で勝ち上がり、豊島竜王との7番勝負になると予想する。
時の人、藤井聡太棋聖のライバルはタイトルホルダーの渡辺、豊島、永瀬ではなくて羽生先生であってほしい。その羽生先生を超えた先にはもうライバルはいない、孤高の獣道を一人突き進むことになるかも知れない。
無数の電波が飛び交い情報過多の時代です。その中からわずかな必要情報だけをすくいとればいいですね。
TVに出る評論家やコメンテーターは酷く無知な人が多いですね。見苦しくて見てられません。