須﨑のgooブログ

福島原発、写真付きで日記や趣味

汚染水問題3

2013-10-29 15:46:42 | 福島原発

<2013/10/29読売新聞>
排水路の出口を港湾内に変更する方針を明らかにした。

<コメント>
とんでもない考えだ。港湾内に水中カーテンで流出を防いでいると言うが本当だろうか?。
ここへ雨水を入れたら、現状の封じ込めている高濃度の放射性物質が流れ出す危険性が高いと考えます。

<2013/10/26報道>
排水路で24日採取した水から2500ベクレル/Lを検出。
14万~11万ベクレル/Lも検出済み。汚染水は、放水路から海へ流出している。
<コメント>
マスコミも可能性が高いと報道しているが、これは流出は断言できることでしょう。
またその流れた総量も報道されないのが不思議だ。
台風の雨水も管理(コントロール)するとなると大変なことですね。


汚染水はコントロールされている2

2013-10-20 19:21:01 | 福島原発

<2013/10/23読売新聞夕刊:一部海流出>
排水路から59,000ベクレル/L検出。台風による大雨で土壌にたまっていた放射性物質が排水路に流れた。 (新聞報道の記事内に記載がないが)排水路なのだから海に流れたことになりますね。

<2013/10/18>
井戸の地下水から、ストロンチウムが40万ベクレル/L検出された。 前日は61ベクレルだったそうだ。

<2013/10/17>
井戸からくみ上げた汚染水が、仮設タンク(10トン)からあふれた。
仮設タンクから別のタンク(35トン)に移動するポンプが自動停止したので、あふれたそうだ。
汚染水には25万ベクレル/Lのストロンチウムが含まれていた。 あふれた量は40トン
<コメント>
全体では、40トン=40,000L   250,000×40,000=1,000億ベクレルにもなるのだ。恐ろしいですね。

<2013/10/17>
参議院選挙後、やっと国会が始まった。
衆院本会議で、民主党の海江田代表の福島原発の汚染水漏れ問題について「今でも状況はコントロールされていると考えるか」に対して、安倍晋三首相は、「全体として状況はコントロールされている」と答弁した。
<コメント>
システムとして「コントロール」を考える時、一番難しいのは①自然界、次に②人間、次に③機械です。


汚染水はコントロールされている??(国会)

2013-10-17 07:38:40 | 福島原発

参議院選挙後、やっと国会が始まった。
衆院本会議で、民主党の海江田代表の福島原発の汚染水漏れ問題について「今でも状況はコントロールされていると考えるか」に対して、
安倍晋三首相は、「全体として状況はコントロールされている」と答弁した。
「世界の英知を活用し、予防的、重層的な対策を講じ、解決に向けた取り組みを進めていく」と強調もしている。
「近海の放射性物質の影響は発電所の港湾内0.3平方kmにブロクされている」と主張した。

<コメント>
0.3平方kmと言うならば、1~4号機の前の海で、カーテンブロックを設置している範囲でしょうね。
でもこのカーテンでブロックされているとは、思えません。
単に、海水によって薄められて、外洋に流れていると思います。
システムとして「コントロール」を考える時、一番難しいのは①自然界、次に②人間、次に③機械です。
この汚染水はまさしく自然界のコントロールです。
政治家は、いとも安易に言葉で、なんでも出来ると発言しますね。


福島原発・汚染水で被曝

2013-10-09 23:20:57 | 福島原発

FNNニュ-ス画像

2013.10月9日午前9時半すぎ、福島第一原発にある「淡水化装置」と呼ばれる汚染水から塩分を取り除く装置の近くで作業員が配管を取り替える作業をしていたところ、誤って汚染水が流れている配管を取り外したため、周囲に汚染水が漏れました。
水漏れは、配管をつなぎ直すなどして、1時間余りで止まりました。
漏れ出した汚染水は、7トンとみられています。
漏れた汚染水を調べたところ、ベータ線という種類の放射線を出す放射性物質が、1リットル当たり3400万ベクレルという高い濃度で含まれていました。
当時、現場にいた協力会社の作業員11人のうち、汚染水を浴びた6人が、皮膚に放射性物質が付着して被ばく。
6人は除染が行われ、ベータ線による被ばく線量は最大で1.2ミリシーベルト
トラブルの原因について東京電力は、「取り外すべき配管を、近くにあった汚染水が流れる配管と見間違えた可能性がある」としていて、作業の状況を詳しく調べています。
福島第一原発では、今月、現場の連絡ミスから雨水の移送先を誤り、タンクから汚染水があふれ出すトラブルが起こるなど、このところ人為的なミスが相次いでいます。
東京電力は9日夕方の会見で、「雨による汚染水漏れを防ぐ対応などで、急速に現場の負担が高まるなか余力がなくなり、注意力が落ちているおそれがある
単に現場だけの問題ではなく、人や設備の支援が重要だと考えていて、対応を急ぎたい」と述べました。

<コメント>
東電の企業レベルは、3流以下の企業レベルですね。
生産している企業では考えられないミスが連続しています。
(生産会社で作業した人には、写真を見れば改善点が多数あるなと思います)、
設計・・・・・・配管が同じ色でされているようですね(色区別をすれば事故は防げた)
製造・・・・・・配管に、区別・標識がついていないのですかね
検査・・・・・・施行後検査がされていないのでしょうね          (この部門がないのかな)
品質管理・・検査、製造、設計について、指摘をしていないようですね(この部門がないのかな)

作業者は、指示どおり実施します。 現場監督は配管状況を十分把握していたのでしょうか?
東電の監督者がいない状態です。こんな大事な原発対応にプロパー社員が立ち会っていない。
(人がたりなければ、all東電で支援をすべきです)
汚染水の怖を、東電は認識していない。 (単なる水処理と、思っているように見える)

作業現場の問題ではなく、東電の組織の問題なのです