2013/12/6夜(23:30頃)参議院本会議で採決がされて、可決された。
こんなに夜中までやる気力があるならば、参議院国家安全保障特別委員会も残業をして、十分審議すれば良かったのにと思う。
時間がないならば民間企業は残業をする。(野党もだらしない)
国会議員は審議時間が足りないと言いながら、定時までの簡単な審議をしていましたね。
(秘密を扱ったことがある佐藤正久・元自衛隊・参議員議員いるのがやや救いでした)
国会周辺は、法案に反対する市民が15,000人も集まってデモをしている。
国の法案成立に関心を持つことは非常に良いことですね。
この法案で、秘密の公開は最長60年になっているのは、大変残念です。
秘密の扱いは非常に大変なものです。
作成方法、設定・管理方法、保存方法、保存状況の確認が完璧でなければなりません。
作成時は秘密なのか、何時から秘密になるのか、「特定秘密」に設定した時からが秘密なのです。
それ以前の原稿段階は秘密ではないのです。この時点の情報ならば漏れても問題ありません。
通産省のパソコンでは、wordを起動すると、作成時に1~4段階のレベルが設定されて最初から秘密扱いの文書作成がされるそうです。
(一般的なWordでは、立上げできないそうだ)
特定秘密は、管理された部屋で、インターネット接続を止めたパソコンでないとダメです。
なんでもかんでも、特定秘密にすれば、保存・管理が大変です。
電子化の進んでいる現代は電子情報での漏えいは何処で、おきるか解りませんね。
(賢い官僚ならば、逆に特定秘密の数を減らすでしょね)。
秘密情報で恐ろしいのは、漏えいです。
秘密漏えいを防ぐ最高の方法は、秘密を作らないことです。
<2013/11/19>
特定秘密法案が、衆議院で審議されているが、何をやっているのか解らない。
議員さんは、秘密を扱ったことがない人々が審議しているようだ。
分野が外交、防衛、外交、スパイ活動防止、テロ防止の4分野となっている。
これを見ると防衛は、一般の方は重要だなと思うでしょう。
でもこの4分野から防衛は除くべきと思います。
何故ならば防衛関係は以前から秘密については、整然と管理されています。
戦後・特にアメリカからの貸与・供与されている武器は特定防衛秘密として管理されております。
何が秘密なのか、明確になっています。
武器では、性能が一般的には秘密になります。(技術が進歩するので)期間が過ぎれば、秘密は解除されます。
防衛関連の秘密書類は、存在する場所、その枚数が適切に管理され、定期的にチェックしています。
厳重に、鍵の掛かった金庫に保存され、秘密管理された部屋のみで閲覧できるようです。
勿論、何月何日に、閲覧した人が、誰なのか記録されるようです。
次に、外交についても、アメリカの公文書は30年たてば公開されます。これが重要なことなのです。
現時点、秘密であっても30年後に公開されるならば、無謀なことはできません。
今の国会の審議を聞いていると、政府がなんでもかんでも秘密にしたいようにも聞こえます。
でも秘密にするには、文書があり、これが秘密なのだと定義しないと成り立ちません。
前民主党の場合は、会議をしても「その議事録がない」、これでは秘密も、なにも存在しません。
最近良く言われる・第三者会議で協議して秘密を決めるとか言っていますが、これが一番恐ろしいことです。
この第三者から秘密は漏れるのです。
一般の会社では、秘密について第三者に介在させることはしません。
散歩しながら、ラジオを聞きながら、気になったので書き込みました。
特定秘密法案については、推移を注意深く見守って行こうと思います。