須﨑のgooブログ

福島原発、写真付きで日記や趣味

美しい国日本と同情内閣

2012-09-26 07:26:57 | 知れば知るほど民主党

9月27日 自由民主党の党首が決まる。
今回も「美しい国日本」と叫んでいる安倍さん、訳のわからないキャッチフレーズである。
この方が党首になりそうだで、日本の将来は暗い。

一方、民主党はドジョウを掲げて1年前党首・首相になったが、閣僚が半年程度で変わり実績が見えない。
決められない政治からの脱却と言いながら、決めてはいけない「消費税増税」を実施した。
政党が掲げたことを実行してくれなければ、支持はできない。
言い訳ばかりの民主党と政府に飽き飽きである。同情もすることができない。

「社会保障と税の一体改革」のために消費税を上げると言っているが、一番大事なのは赤字国債からの脱却をすべきと思う。
「税で国債を減らすこと」が優先すべきことだが、消費税は社会保障に廻すと言っている限り、赤字国債は減少しない。
再度消費税を上げなければならない。借金を減らす政党を、今後選択すべきと思う。

一過性の人気者が総理になって、ごちゃごちゃになっている現状を反省すると政治家を選ぶ基準は、
1)会社や組織に所属して、その長になり組織をまとめた能力者(社長等)
2)他国との関係で国際的な経験者
が必要と思う。


原発ゼロと原発建設容認

2012-09-25 06:25:54 | 原子力発電

政府の「30年代原発ゼロ」の閣議決定が、骨抜きになってしまった。
新戦略を踏まえて、責任ある議論を行い、柔軟性をもって不断の検証と見直しを行いながら、遂行する」との方針を決定した。
この文言全然解りませんね。
国の指導者がこんな方針では、日本をリードできません。
高いお金を使って国民の意見を聞いたが、財界からの反発で方針を変えてしまった。間違っていても、基本方針(原発ゼロ)に向かって進む努力を考えなければ、いけません。
努力して10年後に見直せば良いではないか。

「建設中の2原発も容認した」となり、マスコミは「運転期間を40年とする政府の原則」なので、1950年代まで原発が稼働して「30年代ゼロ」と矛盾すると指摘している。
これもおかしな指摘である。
40年未満の原発でも稼働を停止すれば良いことである。それを見込んで民間が建設するならば、建設を進めれば良いことである。政府が建設を決めることではない。
原発事業の官民の癒着、電力会社の事業展開の考え方の軟弱さが見える。

建設が許可された2原発(読売新聞2012.9.15から)

 


核燃料サイクル

2012-09-19 15:47:19 | 原子力発電

六ヶ所村の核燃料サイクルの継続が出来ないので、もめている」とのことから、使用済み核燃料集合体について調べてみました。
どのくら再利用できるのか調査をしましたが、関係部門から発表されている資料が乏しいことが解りました(実態が隠されているようです)。
サイクルの概念図はありますが、核燃料の再利用関連の記述は見つかりませんでした。

元素    使用前燃料 燃焼後   使用済み燃料 再処理
ウラン235   3%   ウラン235     1%    ウラン取り出し
ウラン238  97%   ウラン238    95%
ウラン238   =>  プルトニウム    1%     濃度を4~9%に高めMOX燃料
               核分裂生成物   3%     高濃度廃棄物  

再利用サイクルの状況
燃料としてはウラン235とプルトニウムが、原発で利用することができる。

1)ウラン235は、1%残る =>3~5本で再利用核燃料集合体(1本)
2)プルトニウムは、4~9本を使用してMOX燃料として再利用可能(1本)

使用済み核燃料集合体、約5本から1本のウラン235燃料、1本のMOX燃料集合体の計2本が再利用できる。
使用済み核燃料は、非常に有害なため核燃料サイクルは、うまくいっておらず、実用化はイギリスとフランスのみで、日本はようやく実用化ができそうだとのことです。

使用済み核燃料は、価格が1.3倍ほどするので商業化が難しいようです。

 核燃料集合体 (燃料棒を8本×8本束ねて1本とする)


原発ゼロ社会と六ヶ所村再処理工場・核燃料棒の輸出

2012-09-07 12:27:27 | 原子力発電

「原発ゼロ社会を目指す」とする方向で青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場からの反発のニュースが流れている。
日本から原発がなくなれば核燃料サイクルが不要になることを懸念している。
核燃料の受け入れ中止と、受け入れた核燃料を各原発に返還すると言っている。
現在使用済み核燃料は、全国に25,000ton、六ヶ所村には3,000tonあり満杯状態で受け入れができない状態だそうだ。
六ヶ所村では800ton/年の処理がやっと可能なった。この処理だけでも32年かかるのに反発している理由が解らない。

新聞も「原発ゼロ」は、「核燃料サイクル」の観点から、難しいと報道している。
日本の原発は、50機も稼働しながら、最終処分場がないことが最大の欠点である。
フィンランドでは、最終処分場を確保して2~3機の原発を稼働している。

これだけの核燃料があるならば輸出すれば良いことである。外貨の獲得ができ、最終処分所が不要になるではないか。


オスプレィは安全でない

2012-09-06 19:24:24 | 知れば知るほど民主党

オスプレィの沖縄への配備について、日本政府は苦慮している。
「機体異常なし」、強風や風に対して操作ミスが事故原因と結論を出している。
そもそも操作ミスを起こさせる操縦ができることが大きな問題です。
人間は操作ミスを起こすものであり、最新の航空機は、操作ミスが発生しないように、機械が操作できないように、なっている。 

自分が若い頃、システムのドキュメントを作成した時、その会社では飛行機のドキュメントも扱っているとのことでした。航空機は安全性の追求のため、毎日ドキュメントの改善がされいる。そのためマニュアルは変更・改版が順次できるようにキングファイル形式で差し替えが容易にでき、改版履歴管理がしっかり管理されていると聞いた。

操作ミスが許されるオスプレィは、安全性が低いと考えるべきである。当面は垂直飛行から水平飛行への移行は洋上で行う等の、運行マニュアルで安全性を確保すべきと思われる。  

図は、読売新聞から掲載