青裸々日記 Aorara Diary

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「おおらかさ」を手に入れるには!?

2011年03月21日 16時32分01秒 | 青裸々日記。
大寒桜(東京都江東区)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 「おおらかな人」は、おおかた居心地のよい人です。
 よい意味で緊張感がないし、
 遠慮をすることもない。
 あるいはまた、人の恨みを買いづらい、ということも、「おおらかな人」の特徴です。
 もちろん、決まり事やモラルを乱したり、「越えてはいけない一線」を踏み外すのは良くないと言えど、
 それが守られるなら、「おおらか」でいた方が、人が集まってくる可能性が高いのです。


 さて。

 「おおらかさ」とは一体、何物なのでしょうか!?
 私が思うに、「おおらかさ」というのは「人や環境に対して、許す力を持っていること」ではないか、
 こう考えているんですね。
 たとえば、「あいさつ」の場合。
 あいさつが雑でもとがめない。
 あいさつをされなくても気にしない。
 そもそも、人に求めない
 これが「おおらかさ」というものです。

 ただし、「あいさつ」というものは、
 人間関係を上手く運ぶためには、
 あったほうが良いに決まっています。
 だからこそ、幼少期のしつけや学校教育では、
 「あいさつ」をしないと、怒られてしまいます。
 小さな子供ですら怒られてしまうのですから、
 大人は推して知るべし。
 あいさつが出来ない人は、基本的に一人の人間として見てもらえません。
 「おおらかさ」は大切と言えど、そういった当たり前のレベルのことを許すには、
 どうすればよいのでしょうか!?


 答えは、人の言い訳を考えてあげることです。

 疲れが溜まっていたのかもしれない。
 たまたま聞こえなかったのかもしれない。
 精一杯で、余裕がないのかもしれない。

 こういった想像力を働かせれば、相手を許すだけの理由が見つかるものです。


 世の中には、決まり事やマナー、モラルといったものが溢れています。
 もちろん、それを守るほど人間関係も効率的かつ円滑に回るに違いありません。
 しかし、人間は完璧な生き物ではないし、
 そもそも「人間は完璧だ」という決め付けそのものが傲慢というか、思い違いです。
 法律で決められた刑事罰に該当するようなものならまだしも、
 「正しいこと以外は絶対許さじ」という態度では、誰も幸せになりません。


 本当は誰もが、正しいことをして、お互いに気分が良くなるように思っているもの
 私は性善説のようなものに必ずしも賛成する立場ではありません。
 しかし、「至らない人」に見えていても、
 たまたま自分より知識や経験がなかったり、あるいはコンディションが悪いだけなのかもしれないのです。


 人を伸ばす方法は、きつく当たることが全てとは限りません。
 人にはおおらかに、しかし、自分は守るべきものを大切にしたいものです。

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