ホウセンカ(東京都葛飾区)
こんにちは。
今日もありがとうございます。
「相性」と聞いて、
皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょうか!?
また、どれだけ前向きなイメージが浮かんでくるでしょうか!?
一口に「相性」と言ってもその範囲は様々で、
なぜなら「組み合わせ」があるところには必ず相性が発生するからです。
だから人間関係はもちろん、
機械や道具の組み合わせ、
気候や環境、土地柄、
さらには文化や価値観というものまで考えると、
「「相性」というのは、生きている限りどこにでもついて来るものだ」、
こんな風に言えるのではないでしょうか。
そうであれば、
「出来るだけよい相性を築いていければいいんですよね!?」となってしまいがちですが、
そこが「相性」のアヤなのです。
人間、そう簡単に変わるものではありません。
同じ性格、同じ習慣、同じ生活を繰り返してきて、
それをいきなり変えられる方がおかしいですよね。
もし出来る人がいるとしたら、それはとてつもない適応力の持ち主だと思います。
こういうわけで、人間そうすぐには変わるものではない以上、
相性というものも、組み合わせによってのみ決まるもので、
もはや小手先のテクニックに走ったところで構築は出来ないものだと言えるのではないでしょうか。
ただし、どんな相性も、覆す方法がないわけではありません。
先に「長年の」と「適応力」という2つの言葉を出しましたが、
よい相性を築くには、まさにこれらがキーワードになります。
まず。
冷静に考えればわかることですが、
「誰からでも好かれる性格」なんて、世界中どこを探したって見つかりっこないわけです。
しかし、「どうすれば目の前のこの人とギヤが合うかなあ」と探る姿勢や態度がある人ほど、
他人と上手くやれるに決まっています。
そして、相性や好き嫌いが極端な人は、決まってこの点を軽視しているのではないかと思うのです。
繰り返しますが、人間、長年かかって積み上げたことは直せません。
力に訴えて無理に相性をよくしようとしても、
結局は無駄に終わります。
相性というもの自体は時間をかけて向上させていくものなので、
長い目で、お互いに力を合わせて築いていくものだからです。
相手に照準を合わせ、「どうしたらこの人と協調できるかな!?」と長く真剣に思い続けることが、
相性を育み、自分を伸ばし、
多方面の人間関係をより磨くものだと思いますが、
いかがでしょうか。