バランス。

清澄庭園（東京都中央区）

　こんにちは。
　今日もありがとうございます。



　奇行癖。

　見ていて痛々しいものだし、
　逆に自分は持ちたくないものです。
　ただし、「無くて七癖」と言われるように、
　誰しも変な癖を持っているわけです。

　まずはその事実を認め、
　改めて観念することが、その癖を鎮めるためには大切です。
　この際だから私の奇行癖も挙げますと、
　まず「大量に独り言をつぶやく」。
　あと、「脱いだ服を放り投げる」、
　「妄想癖や思い込みが激しい」のも…。
　（コレで大分安心していただけるかと）。


　こんな奇行癖は棄ててしまえばよいのに、
　なぜしてしまうのでしょう！？

　私はいろいろ困ってカウンセリングや心理学のページを見たのですが、
　ついにひとつの結論に達しました。
　それは「本人が生きていくために心のバランスを取りたいから」です。
　ある人はあえて暴言を吐くことで、
　ある人はわざと自らを窮地に追い込むことで、
　ある人は挙動不審になることで、
　なんとか自分を支えて生きていくことが出来るのです。


　もちろん「奇行癖」と言われるからには、
　誰かに不快な思いをさせないように克服せねばなりません。
　でも、奇行癖を克服するためには「なぜ」を追い、
　そして自分の心に同情してあげる必要があります。
　いろいろ調べたところによると、
　「そうだよね、そうしなきゃバランスが取れないもんね」と、
　自分の心めがけて声を掛けてあげるのが有効なんだそうです。

　その人が生きていくためには、
　沢山の無駄も時には必要なのかもしれません。
　そういう仕組みを知るだけでも、
　ずいぶんと適応力が上がるのではないかと、
　私は思います。