続・※ただしイケメンに限る。

羽田空港にて（東京都大田区）

　こんにちは。
　今日もありがとうございます。



　約一年前でしょうか、
　「年収じゃないよ、性格だよ」とか、
　「オタクが多くにった時代なんだし、カレシがオタクでもよい」とか、
　特に男性にとって甘い言葉には、
　「※ただしイケメンに限る」という警告があるものだ、
　インターネットのやり取りで、こんな流れがよくあるというコトを紹介したと思います。


　前回は「顔で選んでいるから身近にいるかもしれない人を見逃しているのかもね」という取り上げ方をしました。


　…でも。

　他にもあるんです、これについては。

　結論から言うと、
　「〇〇さえ手に入れれば☆☆は全て上手くいく」という考えこそ、世の中のほとんどの場合間違えになるんですね。
　イケメンの例だと、
　自分がイケメンになったとして、
　それ以外に好きな相手から嫌われる要素がほんの一部でもあったら即アウトになることもありえる、
　こんな視点はどこへやら。
　必要条件と十分条件を履き違えるから、
　いつまでも途方もない嫉妬に囚われてしまう、
　こんな側面はないのでしょうか。


　イケメンの全てが恋愛に恵まれているわけではないし、
　イケメンとは言えないかもしれない人が必ずしも恋愛に恵まれないわけでもありません。
　これが現実なのではないでしょうか。
　そもそもイケメンだなんだ「だけ」で判断する人間の価値基準など痴れていると、
　どこかで気付くべきです。
　同じ土俵で戦う必要はないのです。



　「〇〇さえ」というのは潰したほうがよいに決まっていますが、
　だからといって、それで問題や課題が一気に消えてなくなることなどありえないのです。

　恋愛に限らず、こういう囚われからは自由でいたいものです。