青裸々日記 Aorara Diary

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比べない、較べない。

2010年12月13日 22時52分14秒 | 青裸々日記。
大崎ゲートシティにて(東京都品川区)

 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 「マイペース」というのは、どこか迷惑がったような、ネガティブな意味で捉えられてしまうことが多いものです。
 人間、誰しもリズムというものを持っています。
 少しだけ考えていただきたいのですが、
 歩く速さや口調、生活態度、そして感情表現、
 たとえば人間の発するこれら全てのものは、
 振り返ってみれば、例外なくリズムと共に出て来ているハズなんです。
 だからこそ、「善悪はともかく、自分と歩調を合わせてくれる人」が、
 どこに行っても一定の好感や指示を獲得するわけです。


 ただし。

 人と歩調がズレていないかを気にすることが必要なのは前述の通りですが、
 他人にリズムを合わせることに傾注するばかりに「自分のリズム」まで見失ってしまうと、
 結局、他人にも合わせることが難しくなってしまいます。

 なぜでしょう!?


 理由は簡単、ベストを尽くせなくなるからです。
 他人が10歩進んでいるが、自分は7歩しか進めない。
 こんな状況に追い込まれれば、誰でも当然、その場では焦りやすくなるわけです。
 しかし、「周りの状況がこれこれこうだから」と焦ったところで、
 自分の持てる力を出来るだけ100%全て、場合によっては120%出せるに越したことはありませんよね。
 そうであれば、周りと比べて不安になっているより、
 不安に気を揉んでいるエネルギーを粛々と努力する方向に使っているほうが、
 よっぽどエネルギーロスも少なく、成果も出やすい
と思いませんか。
 自分の持てるベストを尽くすことが大切なのであって、
 たとえどんなに他人に勝ったり先んじていても、
 持てる力を出せなければエネルギーロスを生み出してしまいます。
 そして、結局は自分の努力の質そのものが下がり、
 無意識のうちに、自分自身を腐らせていってしまうわけです。


 まとめると、持てる力を出し切ることがまずはじめにあって、
 他人と歩調を合わせることがいくら大切と言えど、
 人には合わせられない部分だってあるし、
 自分自身が手を尽くしてからリズムを合わせていきましょう
ということです。

 「自分の性能」は、「他人の性能」と取り替えが利きません。
 フライパンでお米を炊く人がいないように、
 出来ないことに恋々とするのではなく、
 自分が出来る範囲でベストを尽くすことが
 いつだって大切なのです。

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