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青空(東京都大田区)
こんにちは。
今日もありがとうございます。
私はどちらかというと、
これまでの人生で日陰の部分を多く歩いてきました。
まず両親が典型的な叱って育てるタイプで、
テストで95点を取っても認めてくれないばかりか、
100点を目指してがり勉をすると今度は「友達を作れ」と文句を言われていました。
もちろんおこづかいは一切なし。
そして、高校受験はともかく大学入試では大失敗。
その大学時代、とても厳しいアルバイトをしたり、
大学を卒業してからも、
派遣労働やいわゆる「ブラック会社」と言われる会社で働き、
ここではとても書けないような仕打ちを受けていたという経歴があります。
さらに、モテない人間だということは、
ことあるごとにお話ししているとおり。
別に不幸自慢をしたいわけではありません。
ただ、疑問に思うんです。
それは、
全く挫折をせずにここまで成長したら、
それはそれで危ういのではないか
ということです。
もし正反対に、
親から大切に育てられ、
受験で不合格が一つもなく、
経歴や職歴が申し分なく、
モテモテでなんの不自由もない人生を送っていたとしたら、
おそらくソレはソレで不幸な人生なのかな、と思うんです。
これは「挫折を知らないから」ではありません。
「挫折から立ち直った経験がないから」です。
例えば、「このクルマは安心だ」と車を購入する際。
安全性を証明するために、
ただ計算式を並べたりシミュレーションをしたりするだけのものを選ぶか、
さらに調査をすすめて、最終的にはモックアップを作り、試作品を作り、
最後には実車で実用性や応答性、耐久性、そして安全性を調べたもののどちらを選ぶかなんて、
考えるまでもないと思うんです。
つまり、「挫折から立ち直る」ということは、
そのまま「自分という人間が裸一貫でどれだけ力が出せるかの証になる」とも言えます。
そして人は、そんな人に好感を持ち、信頼し、
すすんで力を貸そうと思うのではないでしょうか。
…とは言え、わかっていて積極的に挫折する必要はありません。
しかし、挫折した人を機械的に見下し、蔑む風潮に、
私は危うさを感じることを禁じ得ないのも事実。
「挫折を知らない」
「挫折した人はカッコ悪い」
という皆さん。
もし自分の力を越えた挫折が、
津波のように突然やってきたらどうしますか!?
…だから。
私は挫折を知っている人のほうがどんなにか信頼できるだろうと思うのです。
こんにちは。
今日もありがとうございます。
私はどちらかというと、
これまでの人生で日陰の部分を多く歩いてきました。
まず両親が典型的な叱って育てるタイプで、
テストで95点を取っても認めてくれないばかりか、
100点を目指してがり勉をすると今度は「友達を作れ」と文句を言われていました。
もちろんおこづかいは一切なし。
そして、高校受験はともかく大学入試では大失敗。
その大学時代、とても厳しいアルバイトをしたり、
大学を卒業してからも、
派遣労働やいわゆる「ブラック会社」と言われる会社で働き、
ここではとても書けないような仕打ちを受けていたという経歴があります。
さらに、モテない人間だということは、
ことあるごとにお話ししているとおり。
別に不幸自慢をしたいわけではありません。
ただ、疑問に思うんです。
それは、
全く挫折をせずにここまで成長したら、
それはそれで危ういのではないか
ということです。
もし正反対に、
親から大切に育てられ、
受験で不合格が一つもなく、
経歴や職歴が申し分なく、
モテモテでなんの不自由もない人生を送っていたとしたら、
おそらくソレはソレで不幸な人生なのかな、と思うんです。
これは「挫折を知らないから」ではありません。
「挫折から立ち直った経験がないから」です。
例えば、「このクルマは安心だ」と車を購入する際。
安全性を証明するために、
ただ計算式を並べたりシミュレーションをしたりするだけのものを選ぶか、
さらに調査をすすめて、最終的にはモックアップを作り、試作品を作り、
最後には実車で実用性や応答性、耐久性、そして安全性を調べたもののどちらを選ぶかなんて、
考えるまでもないと思うんです。
つまり、「挫折から立ち直る」ということは、
そのまま「自分という人間が裸一貫でどれだけ力が出せるかの証になる」とも言えます。
そして人は、そんな人に好感を持ち、信頼し、
すすんで力を貸そうと思うのではないでしょうか。
…とは言え、わかっていて積極的に挫折する必要はありません。
しかし、挫折した人を機械的に見下し、蔑む風潮に、
私は危うさを感じることを禁じ得ないのも事実。
「挫折を知らない」
「挫折した人はカッコ悪い」
という皆さん。
もし自分の力を越えた挫折が、
津波のように突然やってきたらどうしますか!?
…だから。
私は挫折を知っている人のほうがどんなにか信頼できるだろうと思うのです。
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