青裸々日記 Aorara Diary

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安心。

2011年12月17日 19時04分13秒 | 青裸々日記。
恵比寿ガーデンプレイスから(東京都渋谷区)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 「安心したい」とか、「安心な環境を手に入れたい」という人は、かなり多いのではないかと思います。
 しかし、残念ながら「100%安心できる」ということは、まずありません。

 これは実話なのですが、「都会は危ない、安全な場所に住もう」と言って、南の島に移住した人がいたんです。
 そしたらある日、椰子の実がたまたま頭に当たって、その人は命を落としてしまったんですね。
 つまり、「100%安心・安全な場所はない」ということなのです。

 あるいは、「お金があれば安心だ」という人がいますが、
 お金があれば上手くいくことは多くても、それで全てが解決するとは限りません。
 そればかりか、お金があるがために踏ん反り返って、その態度が人に煙たがられる…とか、頭がおかしくなってしまう人だっているのです。


 実は、「安心したい」というのは物質的な欲求ではなく、心理的な欲求に起因することが多いのです。
 簡単に言えば、「安心したい」というのは「安心感がほしい」という意味であることがほとんどなのですね。

 ということは、モノをかき集めるより心の感じ方を変えるほうが、安心感を得るためには手っ取り早い
 こういうことが言えるのではないでしょうか!?


 たとえば、立っている場所の足場が不安定だと、たいてい怖い気持ちにもなりますよね。
 しかし、不安がってばかりいると、手が震えたり余計な動作をして、かえって不安定さが増してしまいます。
 逆に、「ある程度は安定しているんだ」と考えれば、
 その気持ちが落ち着きを呼び、安全な動作をすることができます。


 そう、「安心感」を得るためには、「不安な要素」を見るだけでなく、「安心できる要素」も同時に見ていく、これが鍵になるのです。
 いくら不安だなんだといって、目に見えるものが全てを約束してくれると思ったら大間違い。
 むしろ、そうやってモノをむさぼる態度が余計に不安を呼び、
 しまいには気をおかしくしてしまうことだってあるのです。


 安心感が欲しいのはわかります。
 しかし、安心感は心で生まれるもの。
 それなら、「自分の心にも安心できる場所はある」と常日頃から思っていれば、
 目の前のことに躍らされることもなくなる気がします。

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