プレゼント。

　こんにちは。
　今日もありがとうございます。



　「プレゼントは一種の暴力である」と言ったら、
　皆さんは信じられるでしょうか。

　プレゼントってよいもののはずなのに、
　なんで「暴力」呼ばわれしなければならないのか、
　こうした疑問を持たれる方が大半だと思うんですね。
　でも、これにはちゃんとした理由があるのです。



　皆さんはプレゼント選びで苦労した経験が、
　一度や二度はあると思うんです。
　「プレゼント」と言っても
　・価格
　・相手の好み
　・既に相手が手に入れているかどうか
　・大きさ
　・実用性
　・見映え
　・TPO
　など、とても沢山の面から、
　相手のニーズを探り当ててはじめて「プレゼント」が「プレゼント」たり得るわけです。

　ここを間違えてしまうと、
　単なる好意の押し売りになり、
　結果的には相手に不必要に気を揉ませてしまうことになるか、
　悪い表現ですが「ネタ」にされて終わってしまうだけで、
　いずれにしても相手にとってはありがた迷惑以外の何物でもなくなってしまうわけです。
　つまり失敗する可能性が高ければこそ、
　突き詰めて考えれば「プレゼント」は「暴力」にならないのか？と思えませんか。


　独りよがりでプレゼントを決めても無駄です。
　逆説的ですが、「プレゼントが暴力になりうる」と思えばこそ、
　相手のことをどこまで考えられるかわかる面もあるのです。