青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

コンビニ勤務。

2009年04月02日 07時29分46秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。



 私個人の感覚で。
 機が熟したと思ったので、
 投稿します。
 血を吐く位の気持ちで書きますんで、
 きょうはよろしくお願いします。


 ☆ ☆ ☆


 時は少し前、私は高校三年生。
 大学入試にことごとく失敗(×横浜市立大学→×明治大学→×法政大学→〇駒沢大学(最下位志望))し、
 放心状態になって部屋をゴロついている私を、
 母親が蹴飛ばし、
 「コラ、ダメな馬鹿なりにバイトでもせんか!」と怒ったんです。
 当然でしょう。
 期待に応えられなかったダメな奴なんですから。


 そこで、アルバイト探しを始めたわけですが、
 なにしろ自信喪失した中でやっていたので、
 「もうどうにでもなれ!」とばかりに、
 私の実家から15分のコンビニに飛び込み面接、
 採用になりました。



 しかし。
 本当にダメさが爆発したのは、
 働き出してからのことでした。

 なにせ、仕事が覚えられない。
 「段取り」とかそういうレベルではなく、
 通常の接客業務ですらめちゃくちゃでした。
 大学に入っても気持ちが吹っ切れず、
 それがお店にさらに迷惑をかける、という途方もない悪循環に陥ってしまったのです。

 毎日のように違算を出す。
 笑顔が出ない。固いスマイルですら無理。
 袋詰めが下手くそ。
 10分で終わる店内の掃除に2時間もかかる。
 公共料金の取り扱いができない
 (スタンプを押して右端を切り取る、だけのことが覚えられない)。
 独り言が多い。
 スタッフに心を開かない(開けない)。
 納品作業ができない。

 どうですか?
 こんなに酷いスタッフいたら、
 一緒に仕事なんてしたくないだろうし、
 店長にクビにされても不思議はありませんよね?
 事実、スタッフには嫌われ、
 シフトを週2回(4時間×2)の計8時間に減らされ、
 しまいには何度もクビ候補に名前が上がったんです。


 でも、辞めなかった。
 これにはいくつか理由があったんです。
 1つは、先輩の言葉。
 私の1つ上の女の先輩と、こんな会話をしたんです。
 仕事がなんでも出来て、かなり気の強い方だったことを覚えています。
 「なに、もう辞めたいの?」
 「いえ…、」
 「そんなに辛いならもう注意しないよ?」
 「あ、それは困ります……」
 「あのね、私、どれくらい続けてると思う?」
 「1…ねん位ですか…」
 「4年」
 「ええぇっッ、4年も、ですか……!」
 「あのね、続けてみないとわかんないことがあるわけ。わかった?」
 …という具合に。
 こんなことを言われたら、続けないわけにはいきません。
 負けず嫌いだったんでしょう。
 さらに、なんでも出来る先輩に、憧れを持っていたのも事実でした。
 「あんな風になってみたい」、
 カッコイイにも似た、そんな憧れです。


 あと、店長がこんな私を買ってくれたことも大きかった。
 はっきり言って、私は店長にかなり嫌われていました。
 でも、人がいなかったことも手伝って、
 作業は遅くても黙々とやる姿だけは評価してくれて、
 シフトから外さないでいて下さったんです。



 それから1年。
 ようやく公共料金をスムーズに扱えるようになった私は、
 お店のレギュラーになったのでした。



 いかがでしょうか?
 私はこんな人間だったんです。

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