こんにちは。
私個人の感覚で。
機が熟したと思ったので、
投稿します。
血を吐く位の気持ちで書きますんで、
きょうはよろしくお願いします。
☆ ☆ ☆
時は少し前、私は高校三年生。
大学入試にことごとく失敗(×横浜市立大学→×明治大学→×法政大学→〇駒沢大学(最下位志望))し、
放心状態になって部屋をゴロついている私を、
母親が蹴飛ばし、
「コラ、ダメな馬鹿なりにバイトでもせんか!」と怒ったんです。
当然でしょう。
期待に応えられなかったダメな奴なんですから。
そこで、アルバイト探しを始めたわけですが、
なにしろ自信喪失した中でやっていたので、
「もうどうにでもなれ!」とばかりに、
私の実家から15分のコンビニに飛び込み面接、
採用になりました。
しかし。
本当にダメさが爆発したのは、
働き出してからのことでした。
なにせ、仕事が覚えられない。
「段取り」とかそういうレベルではなく、
通常の接客業務ですらめちゃくちゃでした。
大学に入っても気持ちが吹っ切れず、
それがお店にさらに迷惑をかける、という途方もない悪循環に陥ってしまったのです。
毎日のように違算を出す。
笑顔が出ない。固いスマイルですら無理。
袋詰めが下手くそ。
10分で終わる店内の掃除に2時間もかかる。
公共料金の取り扱いができない
(スタンプを押して右端を切り取る、だけのことが覚えられない)。
独り言が多い。
スタッフに心を開かない(開けない)。
納品作業ができない。
どうですか?
こんなに酷いスタッフいたら、
一緒に仕事なんてしたくないだろうし、
店長にクビにされても不思議はありませんよね?
事実、スタッフには嫌われ、
シフトを週2回(4時間×2)の計8時間に減らされ、
しまいには何度もクビ候補に名前が上がったんです。
でも、辞めなかった。
これにはいくつか理由があったんです。
1つは、先輩の言葉。
私の1つ上の女の先輩と、こんな会話をしたんです。
仕事がなんでも出来て、かなり気の強い方だったことを覚えています。
「なに、もう辞めたいの?」
「いえ…、」
「そんなに辛いならもう注意しないよ?」
「あ、それは困ります……」
「あのね、私、どれくらい続けてると思う?」
「1…ねん位ですか…」
「4年」
「ええぇっッ、4年も、ですか……!」
「あのね、続けてみないとわかんないことがあるわけ。わかった?」
…という具合に。
こんなことを言われたら、続けないわけにはいきません。
負けず嫌いだったんでしょう。
さらに、なんでも出来る先輩に、憧れを持っていたのも事実でした。
「あんな風になってみたい」、
カッコイイにも似た、そんな憧れです。
あと、店長がこんな私を買ってくれたことも大きかった。
はっきり言って、私は店長にかなり嫌われていました。
でも、人がいなかったことも手伝って、
作業は遅くても黙々とやる姿だけは評価してくれて、
シフトから外さないでいて下さったんです。
それから1年。
ようやく公共料金をスムーズに扱えるようになった私は、
お店のレギュラーになったのでした。
いかがでしょうか?
私はこんな人間だったんです。
私個人の感覚で。
機が熟したと思ったので、
投稿します。
血を吐く位の気持ちで書きますんで、
きょうはよろしくお願いします。
☆ ☆ ☆
時は少し前、私は高校三年生。
大学入試にことごとく失敗(×横浜市立大学→×明治大学→×法政大学→〇駒沢大学(最下位志望))し、
放心状態になって部屋をゴロついている私を、
母親が蹴飛ばし、
「コラ、ダメな馬鹿なりにバイトでもせんか!」と怒ったんです。
当然でしょう。
期待に応えられなかったダメな奴なんですから。
そこで、アルバイト探しを始めたわけですが、
なにしろ自信喪失した中でやっていたので、
「もうどうにでもなれ!」とばかりに、
私の実家から15分のコンビニに飛び込み面接、
採用になりました。
しかし。
本当にダメさが爆発したのは、
働き出してからのことでした。
なにせ、仕事が覚えられない。
「段取り」とかそういうレベルではなく、
通常の接客業務ですらめちゃくちゃでした。
大学に入っても気持ちが吹っ切れず、
それがお店にさらに迷惑をかける、という途方もない悪循環に陥ってしまったのです。
毎日のように違算を出す。
笑顔が出ない。固いスマイルですら無理。
袋詰めが下手くそ。
10分で終わる店内の掃除に2時間もかかる。
公共料金の取り扱いができない
(スタンプを押して右端を切り取る、だけのことが覚えられない)。
独り言が多い。
スタッフに心を開かない(開けない)。
納品作業ができない。
どうですか?
こんなに酷いスタッフいたら、
一緒に仕事なんてしたくないだろうし、
店長にクビにされても不思議はありませんよね?
事実、スタッフには嫌われ、
シフトを週2回(4時間×2)の計8時間に減らされ、
しまいには何度もクビ候補に名前が上がったんです。
でも、辞めなかった。
これにはいくつか理由があったんです。
1つは、先輩の言葉。
私の1つ上の女の先輩と、こんな会話をしたんです。
仕事がなんでも出来て、かなり気の強い方だったことを覚えています。
「なに、もう辞めたいの?」
「いえ…、」
「そんなに辛いならもう注意しないよ?」
「あ、それは困ります……」
「あのね、私、どれくらい続けてると思う?」
「1…ねん位ですか…」
「4年」
「ええぇっッ、4年も、ですか……!」
「あのね、続けてみないとわかんないことがあるわけ。わかった?」
…という具合に。
こんなことを言われたら、続けないわけにはいきません。
負けず嫌いだったんでしょう。
さらに、なんでも出来る先輩に、憧れを持っていたのも事実でした。
「あんな風になってみたい」、
カッコイイにも似た、そんな憧れです。
あと、店長がこんな私を買ってくれたことも大きかった。
はっきり言って、私は店長にかなり嫌われていました。
でも、人がいなかったことも手伝って、
作業は遅くても黙々とやる姿だけは評価してくれて、
シフトから外さないでいて下さったんです。
それから1年。
ようやく公共料金をスムーズに扱えるようになった私は、
お店のレギュラーになったのでした。
いかがでしょうか?
私はこんな人間だったんです。
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