春さんのニッチな愛聴盤PART2

映画音楽やイージーリスニングなどの埋もれに埋もれた珍盤をご紹介するblogで、前回同様横浜から発信‼️

映画音楽の女王モウリーン・マクガヴァンが歌う、エルマー・バーンスタイン作曲のラブ・テーマ🎧️🎶

2022-02-05 01:29:47 | 音楽
『ゴールド』(1975 イギリス)
監督:ピーター・ハント
音楽:エルマー・バーンスタイン
歌:ジミー・ヘルムス、トレヴァー・チャンス、モウリーン・マクガヴァン
出演:ロジャー・ムーア、スザンナ・ヨーク、ジョン・ギールガット、レイ・ミランド、ブラッドフォード・ディルマン、トニー・バックレー、サイモン・サベラほか

1975年といえば、パニック・スペクタクルの大作が豪華絢爛な時代であったが、このエルマー・バーンスタインが音楽を担当した『ゴールド』もその一つだな!クーッ!!

何しろよ、このサントラには三名の歌手が参加しているのだからねえ

いずれも作詞はドン・ブラック。この人は『イッツ・ショウタイム』ではアーティー・バトラーとともに音楽の方も書いているんだけど、映画主題歌の作詞家としての顔の方がよく知られているな

『ゴールド』は日本ではドーナツ盤のサントラが二枚出ており、俺は今回は映画主題歌の女王と呼ばれたモウリーン・マクガヴァンが歌う「愛のテーマ」をまずは紹介しようと思うんだ

もちろんLPレコードの方には三名の歌手による主題歌や挿入歌がすべて収録されているんだが、俺が当初注目したのは、『タワーリング・インフェルノ』等でもそうなのだが、ドーナツ盤のみレーベルが違う、つまりそのアーティスト本来の所属しているレーベルから出ているケースが結構あって、この『ゴールド』の「愛のテーマ」もそうなんだが、この頃はまだガキだった俺には何故にそのようなややこしいことをするのか理解できなかったんだ。今はわかるけどな

モウリーン・マクガヴァンは『ポセイドン・アドベンチャー』の「モーニング・アフター」(これ、サントラっつうのかな?)や『タワーリング・インフェルノ』の「愛のテーマ」等を歌っているが、独特のクセのある歌声で銀幕を彩りを添えていてな。まあ、好みに合わない人もいたようだが、俺は結構好きだったぜ!クーッ!!

ジミー・ヘルムスが歌う方の「メイン・タイトル」はまた改めて紹介するが、まずはこの人が歌う「愛のテーマ」を最初に取り上げてみたワケだ

ちなみにサントラLPレコードはフィリップスレコードから出ていて、こちらのドーナツ盤は20世紀フォックスレコードから出ているんだよな

エルマー・バーンスタインはこのようなパニック・スペクタクルものにも対応できる、まあよく知られていたベテランの映画音楽作曲家で、意外なことに日本語が達者なんだ。何故俺がこんなこと知ってるかって言うと、もう相当な昔、俺が高校生の頃に偶然FMで放送されていた日本の子供たちの音楽会で司会をしていてな、それがエルマー・バーンスタインが話していたんだが、あまりの意外さに弾け飛びそうだったぜ!クーッ!!

ちなみに俺はエルマー・バーンスタインの作品で好きなのは『ハワイ』と『大いなる野望』なんだぜ!クーッ!!

じゃあ能書きはこのくらいにして、モウリーン・マクガヴァンの「ゴールド愛のテーマ」を聞いてみるか!
WHEREVER LOVE TAKES ME

夏の暑いのには辟易するが、冬の寒さにも体調はおかしくなりやすいでな。俺も何だかんだ言いつつ若くはないんでな(笑)

じゃあ、次の記事でまた会おうな(*^^*)




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みっちゃん)
2022-02-06 19:28:36
ロジャームーアと言えば、高校生の時に友人に付き合って彼主演の「007私を愛したスパイ」を見に行きました。友人がおじ様好きなのか、ロジャームーアのファンだったのでした。「ゴールド」はその2年位前の作品なのですね。
「愛のテーマ」はどこか懐かしさを感じさせてくれますね。モウリーンの美声もしっとり落ち着いていて素敵です。
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Unknown (春さん)
2022-02-06 23:20:01
みっちゃんへ
なかなか良くご存知でいらっしゃいますね。
『007/私を愛したスパイ』とは、およそ2年の開きがありましたね。
ショーン・コネリーの後任のボンド役で出た最初の作品は、『007/死ぬのは奴等だ』で、ポール・マッカートニーが主題歌を担当したことでも話題になりましたね。
モウリーン・マクガヴァンの歌う『ゴールド』愛のテーマは、スザンヌ・ヨークのロジャー・ムーアを愛する気持ちが、よく歌われてますね。
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Unknown (ボルナ)
2022-02-11 20:30:23
こういった曲にはもっとクールな歌唱が付いてくることも多いのですが、このように感興みなぎった歌を添えて、にもかかわらず不調和が聞かれないのはなかなか愉快なものがあります。
エルマー・バースタインの若い頃は力の入ったゴツい作風で、後年は随分さっぱりした曲想になっていきました。この曲はといえば、同時期の「マックQ」ともども両方の中間めいた所があり、過渡期の作風と見る余地もあるのが何やら愉しいです←賛辞のつもり
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Unknown (春さん)
2022-02-13 10:05:49
ボルナさん
初期から中期のエルマー・バーンスタインの音楽は、スケールが大きくゴツゴツした感じでしたが、この時期から少しずつソフトな感じに変化しておりますね。
モーリス・ジャールはその点は『ロイ・ビーン』の「小さな愛のワルツ」も、やはりジャールの個性は出てますし、後に電子音楽を中心としたスコアを書いても、一貫したスタイルはありますが、バーンスタインは次第に繊細な音楽を得意とするように変わっていきましたね。
またジミー・ヘルムズの音楽の感想もお待ちしております。
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