『ゴールド』(1974 イギリス)
前回はモウリーン・マクガヴァンが歌う「愛のテーマ」をご紹介したが、今度はジミー・ヘルムズの歌う「メイン・タイトル」だ
また会おうぜ!クーッ!!
ピーター・ハント監督、エルマー・バーンスタイン音楽
前回はモウリーン・マクガヴァンが歌う「愛のテーマ」をご紹介したが、今度はジミー・ヘルムズの歌う「メイン・タイトル」だ
ソウル、ファンク、R&Bの息の長い歌手で、現在も活躍しているんだ。まあ、俺もこの『ゴールド』の音楽でその名前を知ったに過ぎないのだが、パンチのある歌声には魅了されたねえ!クーッ!!
このシングル盤の方はアルバムのとはヴァージョンがまるで違うことから、シングル盤用に再録されたものだろうな
サントラアルバムのはいかにも金鉱を掘るようなイントロだが、シングル盤のはさながらスバイ物のテーマ主題歌を思わせる感じもするな
一つ聞いてみよかね!
こちらはアルバムのヴァージョン
シングル盤テイクは見つからなかったぜ!残念だ!クーッ!!
イメチェンしたんだ!カッコいいだろ!クーッ!!
また会おうぜ!クーッ!!
ジミー・ヘルムズの歌は確かにパンチがあって愉しいです。それでは他の歌はどうなのかと聞いてみたら、これまたパンチの効いていてなお楽しかったです(笑) 強いて挙げるならエンドタイトルの方が若干スリラー調に聞こえました。
全体的にバランスの取れたスコアですね。
この時期、多くのパニックサスペンス映画が数多くひしめき合い、どれもこれも甲乙付けがたい作品だらけですが、『ゴールド』の場合は意外にも「愛のテーマ」を主題にした劇伴の付け方がミソですね。下手にスリリングになりすぎない程度に音付けが行われることは、これは凄いことですね。
それこそ過渡期のエルマー・バーンスタインらしい仕事ではないでしょうか?