『燃えよ!カンフー』(1972~1975 アメリカABC-TV)
早くも12月になったが、元気でやっとるかいな?俺は元気そうにしているぞ。今日はカンフーブームの火付け役となった、ブルース・リー原案によるテレビシリーズ『燃えよ!カンフー』の音楽を紹介しようと思う
原案:ブルース・リー
音楽:ジム・ヘルムズ
出演:デヴィッド・キャラダイン、キース・キャラダイン、フィリップ・アーン、ケイ・ルーク、ラダメス・ペラほか
早くも12月になったが、元気でやっとるかいな?俺は元気そうにしているぞ。今日はカンフーブームの火付け役となった、ブルース・リー原案によるテレビシリーズ『燃えよ!カンフー』の音楽を紹介しようと思う
少しドラマに触れてみると、清の少林寺で修行をして中国武術(カンフー)を身につけた白人の父と中国人の母のハーフのクワイ・チャン・ケイン(成年期デヴィッド・キャラダイン、青年期キース・キャラダイン、幼少期ラダメス・ペラ)が、アメリカ西部を渡り歩く。西部劇アクションという位置付けだが、派手なアクションシーンは僅かで、主に仏教や老荘思想を重厚に描かれているんだ
原案はブルース・リーで、本来はブルース・リーが出演予定であったが、西洋人と東洋人のハーフとしては、顔があまりに東洋人で、しかもこの頃英語がそれほど堪能ではないことから、出演は叶わなかった。そういう意味ではブルース・リーにとっては『燃えよ!カンフー』は恨みの作品とも言えるんだな
音楽はジム・ヘルムズ。1933年生まれのカナダ人で、1991年に亡くなっている。ヘルムズの書いた映画音楽は本邦公開の映画の音楽は多くはないが、この『燃えよ!カンフー』の冒頭の「ケインのテーマ」はとてもじんわりした響きを感じて、なかなか渋いぜ!クーッ!!
ずいぶん前にCDにもなったが、今なおこのLPレコードは結構高価で取引されている。だが俺は500円でGETしたんだぜ!いいだろう
この通り曲目のみ書いてあり、際立ったライナーノーツはなく、セリフの和訳だけが書いてある、何ともシンプルなサントラだぜ!クーッ!!
このクワイ・チャン・ケインの顔をアップにしたサントラは、実にドラマと相まって神秘的な作りになっているんだ
まあ、サントラ聞いてみてくれよ♪
昨夜の鍋料理にビール🍺美味かったぜ!
曲自体は「微妙にイギリス風味があるような、でも違うような」なので、アメリカ西部と言われればそれはそれでです。というか、曲からはドキュメンタリー映画のようにも思えてくるので、カンフー映画と聞いたらむしろ驚く人の方が多いでしょう(笑) とても良い曲なので、個人的にはセリフなしのバージョンもあればいいのにと思っています。
またもコメント返しが遅くなりました。実は今度はインフルエンザで寝込んでおりました。 まったく厭になりますわ。
このTVシリーズはブルース・リーの原案ではありますが、 一連のドラゴンシリーズとは異なり、 少林寺で修行をしたアメリカ人と中国人のハーフの男が、 広大な荒野、 根無草が風に吹かれて転がっている孤独な場において、 もちろんカンフーアクションも見せますが、 視ていて坐禅を組んで瞑想させられているような感じにさせる、 ある意味珍しい作品ですね。
不思議な東洋的幻想を感じさせますね。
このサントラにはシングルカットが出ていたようです。 ユニヴァーサル・TVサウンド・オーケストラのカヴァーは知ってはいましたが。
マニアにはこの地味さが好評のアルバムでしたね。