『ハッスル』(1976年 アメリカ)
ロバート・オルドリッチ監督が前作『ロンゲスト・ヤード』に続いてバート・レイノルズと組み、そしてパリの名女優カトリーヌ・ドヌーブを迎えて共演させての二作目の映画
最後にもう一度クーッ!!
監督:ロバート・オルドリッチ
音楽:フランク・デヴォル
主題歌:シャルル・アズナヴール
出演:バート・レイノルズ、カトリーヌ・ドヌーブ、ベン・ジョンソン、エディ・アルバート、アーネスト・ボーグナイン、シャロン・ケリー他
ロバート・オルドリッチ監督が前作『ロンゲスト・ヤード』に続いてバート・レイノルズと組み、そしてパリの名女優カトリーヌ・ドヌーブを迎えて共演させての二作目の映画
しっかし、あんまりパッとしない作品だったのが残念たぜ!
ひょっとしたら、ヴァン・マッコイとソウル・シティ・シンフォニーのディスコの名曲と同じタイトルだったのが災いしたのかのう
この映画のレコードと言えば、かつて前ブログに音楽担当のフランク・デヴォルのペンによる『ハッスル』愛のテーマを、チャールズ・ランドルフ・グリーン・サウンドがディスコアレンジしたのを紹介したんだよな!これはなかなかサルソウル・オーケストラみたいな出来ばえでとっても良かったんだぜ!クーッ!!
かつて関光夫氏の映画音楽番組で、「この『ハッスル』は失敗でした」と話していたな。これは今回紹介するシャルル・アズナヴールの英語詞による「帰り来ぬ青春」を主題歌として使ったのがマズかったのかねえ
俺は生憎この映画は未見なので何とも言えんが、幾らカトリーヌ・ドヌーブが出演しているからと言っても、同じくアメリカ映画の『幸せはパリで』でマーヴィン・ハムリッシュの音楽に加えて、バート・バカラックのペンによる「エイプリルフール」を主題歌にしたような訳にはいかなかったのかな?
前作『ロンゲスト・ヤード』でもフランク・デヴォルが担当し、レイナード・スキナードがグループのオリジナル「サタデイナイト・スペシャル」を主題歌にして、かなり良かったんだぜ!クーッ!!ホントに!
このオルドリッチ二作のフランク・デヴォルのスコアを収録したCDも手元にあるんだけど、派手さこそないものの、とてもいい曲なんだよな!クーッ!!
まあ、つべこべ言わずにアズナヴールの曲とデヴォルのスコアを聞いてみっか!
また、サツキが狂い咲きしてるぜ。もう12月も近いのにもかかわらず!
最後にもう一度クーッ!!
「帰り来ぬ青春」が主題歌にマズかったという線はありえますね。何しろ歌詞が映画の内容とおよそ無関係ですので。曲自体が随所で「Fly me to the moon」に似て聞こえるのは……まぁ関係ないでしょう(笑)
ディスコバージョンは愉しいですね。こういうアレンジを施すと、往々にしてすっかり軽々しくなって曲が台無しになるものですが、原曲の味わいを別のものに変えつつ曲想を活かしているのが面白いです。
そうでしたか!興行的には不作ではなかったのですね。
映画自体を見ていない上に、関光夫さんの「失敗でした」を真に受けてしまいまして。
エンドクレジットに「帰り来ぬ青春」シャルル・アズナヴールとあり、他にもあれこれと使用曲があるようですね。
チャールズ・ランドルフ・グリーン楽団の「ハッスル愛のテーマ」のディスコヴァージョンは、やはりヴァン・マッコイに肖った感じですね。
確かに「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」と「帰り来ぬ青春」、メロディ似てなくもないですね(笑)