『レッド・サン』(1971年 フランス・イタリア・スペイン・アメリカ合作)
うん!50代も後半の哲さんは、凛々しくて渋いわ!クーッ!!
監督:テレンス・ヤング
音楽:モーリス・ジャール
出演:チャールズ・ブロンソン、三船敏郎、アラン・ドロン、ウルスラ・アンドレス、中村哲ほか
またまた更新が遅れてしまってゴメンナサイ!何しろガイコツが俺を呼んでいたからな💀
というわけで、欧米4か国合作の異色のスケールで描いた西部劇の音楽を、あのティンパニをドンドコ鳴らすモーリス・ジャールの、どこかしら男の郷愁を感じさせる、とってもいい音楽なのだ!クーッ!!
モーリス・ジャールの作品数あれど、『ブリキの太鼓』『日曜日には鼠を殺せ』、そしてこの『レッド・サン』が特にお気に入りなんだ
俺の知った限りでは、おそらくジャールの唯一の西部劇だったと思うのだが、間違っていないかのう?
この『レッド・サン』は、今や伝説のレーベルと呼ばれるSLCから復刻されていたのを持っていたのだが、生憎失業して金に不自由していた時期があって、悲しいかな売っちまったんだよな。だがこのほどドーナツ盤を安く手に入れたんだ。そしたらやはりCDよりもこのドーナツ盤の方が、やっぱり音がいいわ!クーッ!!
モーリス・ジャールも好みが大きく分かれる作曲家だとは思うが、俺はある意味つまみ食いかも知れないが、さまざまな作曲家の音楽、気に入ったものはバンバン聴いてるぜ!クーッ!!クッ!クーッ!!
では聞いてみよか!モーリス・ジャールの『レッド・サン』だ♪
悪役のアラン・ドロンを追って、チャールズ・ブロンソンと侍姿の三船敏郎が、大西部を馬に乗って駈けて行く。そして照らす赤い夕陽!クーッ!!シーンが脳裏に甦るぜ(=^ェ^=)♪
こないだは久しぶりに酒を飲みましてな🍺もう、さすがにあまり飲めなくなったが、子役時代より半世紀以上の芸歴を誇るベテランの俳優の水野哲さんと、一杯やったんだ!楽しかぞなもし(=^ェ^=)♪
うん!50代も後半の哲さんは、凛々しくて渋いわ!クーッ!!
これはむしろシングル盤の方が断然いいですよ。
一時期発売されていたCDはノイズこそないのですが、音質はこのシングル盤が勝りますね。
ジャールの曲はあまりにも暑苦しさを感じるなんて言えば、モーリス・ジャールに失礼ですが、それは浅い感覚で聞いた場合でして、近く取り上げる予定の『ブリキの太鼓』辺りは、全般的にクールで官能的ですが、詳細は取り上げた時にでも。
『レッド・サン』のこのテーマ曲は、ジャールにしては珍しくシングル盤向きですね。だから結構好きな方は多いみたいですね。
それにご指摘の通り、西洋人作曲家が日本をイメージした音楽は、やけにチャイナ風なのですね。
例を挙げたらジョン・バリーの『007は二度死ぬ』、ヘンリー・マンシーニの『太陽のかなたに』等がありますが、ここで聞かれる侍の音楽はまるで違和感がないのですね。
同じ日本を描くならば、TV『武蔵』のモリコーネのように、西洋音楽に徹するという例もありますから。
ちなみに邦人演奏のエルヴィン・ベンソン楽団のものは、日本人女性のどこか化粧臭いスキャットが入っていて、これは実に違和感ありありでした(笑)
個人的に良いと思ったのは、侍の曲がちゃんと日本調になっていたことです。外国人が日本を曲で描くと、プロであっても中国風になってしまうことが多い中、これはなかなか珍しいです(苦笑)
あと、サントラ全曲盤とシングル盤でテーマ曲を比べてみると、確かにシングル盤の方が魅力的に聴こえました。
どこまでも渋さを追求した西部劇作品でしたね。
悪役のアラン・ドロンよりもアクの強いチャールズ・ブロンソン、そして存在感のある三船敏郎が、追う役の渋さをよく醸し出してますね。
そして、ドロンの恋人役のウルスラ・アンドレスがまた美しかったです。
モーリス・ジャールの音楽は、ティンパニーをドカドカ使うのも特徴ですが、どこかくるくる回るミニマム・ミュージック的な要素も一つの特徴といえるのかも知れませんです。
コメントのお返事が遅くなりまして、大変失礼致しました。
「テアトルシアター東京」。伝説の映画館とも言われてますね。
ここで『レッド・サン』をご覧になられたのですね。
あれは何とも痛快な映画でしたね。
私はTVの洋画劇場でしか観ていないのですが、マンダム姿のチャールズ・ブロンソンと、侍姿の三船敏郎が馬に乗って、モーリス・ジャールの音楽が妙にマッチしてまして、広大な荒野を駆ける姿は、違和感がまるでなかったです。
ここでもジャールの音楽は躍動感のあるダイナミックなスコアを提供してくれて、とても見ごたえありましたね。
アランドロンの悪役がとてもかっこいいデス!
三船敏郎の全盛期の殺陣もシビレます。!
ブロンソンは面倒くさいけど良いガンマン!
また観たくなりました。