コード・ブルー。コード・オレンジ。コード・ホワイト。など救命救急センターや病院ではいろいろな暗号が使われます。もとは、米国で使われているものが、日本でも使われているんですが…。
で、「コード・ブルー」の意味は、「心肺停止」「緊急事態発生」「至急全員集合」などです。病院によって使い方が違うようですが、米国では基本、心肺停止患者がいて、その対応に即座に動くことになっているようです。
でもって、「コード・オレンジ」は「病院スタッド」の意味です。要するに、大規模災害などで、大量の死傷者が発生し、病院が死傷者を受け入れる場合です。もちろん、トリアージが行われるので、ドラマの冴子ママのようなことも起こりうるわけです。(あれは見ていて辛かった…。病院にいるのにブラック・タグでそのまま放置って…。でも、そうしないと、助けられる人を助けられない…)
「コード・ホワイト」は院内で患者が暴れたり、騒いだりして、医療者が殴られたり、刺されたりしたときの暗号です。最近は時間外に来て、理不尽な要求をする患者もいて、北米型ERの救急センターは大変なようです。
誰が見ても、軽症なのに、待ち時間が長いとくだを巻く患者もいるようですが、あんたみたいなのがいっぱい来るから時間が掛かるんでしょうが!と吠えたくなったりして…。ドラマの和泉先生の台詞じゃないけど、たまには喚きたくなったりするのは…分かってもらえる?