シャオリン共和国

社会人16年目のシャオリンのブログです。日常生活等について書いています。

データで見る関西学生棋界の現状

2006-07-23 23:39:05 | 将棋にまつわる話
試験前ですが、近代将棋の原稿を書くために、資料の下調べをやっているところです。平成12年度からの連盟の機関誌「縮図」だけでなく、昭和50年代の縮図なども参照しています。

いろいろと調べてみると、
昭和54年には、加盟校は33校あり、個人戦には548人の参加者がいたのに、平成13年には加盟校は22校、個人戦参加者も160~180人くらい、連盟登録者も350人前後に落ち込んでしまっています。20年間で急に落ちてしまっていますね・・・。主な原因としては趣味の多様化、将棋を指す環境の縮小といったところでしょうか。
いずれにしろ、連盟もこの事態に危機感を持っています。学生将棋の面白さを少しでも多くの人に知ってもらうために、この一年は精一杯頑張りたいですね。夏休みは二軍戦と学生団体最強戦の勧誘と、縮図を手渡すために、高校巡りをしようかと思案中です。
ちなみに、今年春期は加盟校は24校(個人参加を含む)、
春の個人戦参加者は203人、
連盟登録者は291人(一回生を除く)でした。
ここ数年の理事の人たちの普及活動の効果があったのか、
数年前よりも少し持ち直しているようですね。この流れを持続できるように張り切らないと。。


ちなみに、原稿の内容は、二軍戦の結果の報告+関西学生将棋連盟の将棋普及の取り組みの紹介といったところです。原稿は近代将棋10月号に掲載されますので、読んで頂けると幸いです。
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記念に

2006-07-23 02:14:02 | 将棋にまつわる話
mixiや部の交換日記にも書いていますが、
将棋部の後輩が、ネットの将棋道場で4級に到達したそうで、
大変喜ばしく思っています。
入学当初は10級くらいだったわけですから、飛躍的な成長ぶりだと思います。
今後も継続的に頑張って欲しいですね。
もう少し学業にも専念して欲しいところですがw


そうそう、継続的に頑張ることってなかなか大変なことですよね。
では、どうすれば良いのか?
答えはその物事に楽しみを見つけることにあると思います。
勉強も自分が楽しいと思えるものは頑張れますよね?
今日は、楽しみを見つけることについて、
僕の経験から考えてみたいと思います。



そもそも、トレーニングする、勉強するなど、一定程度、もしくは以上の訓練を必要とするものは、必ずしも最初から楽しいとは限らないのが常だと思います。そこで、重要なのは、「とりあえず、一定程度頑張ってみる」ことではないでしょうか。ある程度、その物事に理解が深まり、最初は解けなかったような問題が解けるようになると、それまで見えてこなかった楽しみ、面白さが見えてくる場合があります。あるいは、その問題の解けた達成感そのものがインセンティブになるかもしれません。

僕が強調したいのは、とりあえず一度、「一定程度頑張ってみよう」ということです。最初はなかなかしんどいかもしれません。失敗した時に、大きな挫折感を感じることもあるでしょう。しかし、それは、新たな世界の第一歩となりうる可能性を秘めています。

ここで、その人が頑張れるかどうかに関わってくる決定的要因は、他者との繋がりだと思います。
どんな先生(師匠)に会っているか、
どんな同僚と仕事しているか、
どんな友達がいるか、等等。
しかも、その場にいることそのものが重要ではなく、
どんな繋がり方をしているか、端的に言えばどんな会話をしているかが鍵になってくるのだと思います。ただ、近くにいるだけで、その人と何らかの関わりを持っていないのであれば、その人から得られるものも限定的とならざるを得ないからです。他者との会話によって、刺激を受け、それに伴って、自分も頑張ろうという気になるものではないでしょうか。

そうして、頑張ることによって、スキルがアップすれば、それに伴って取りやすくなる選択肢も広がります。やりたいことができる。何と素晴らしいことではないでしょうか。スキルアップすることに非常な努力を要するものもありますが・・・

なので、僕は後輩の人たちに積極的に外へ出て行き、
そこで出会った人たちに進んで話しかけ、
その繋がりを大事にすることを政策提言しますw
僕が大学に入って学んだことの中で、
最も重要だと思うものの一つです。
ぜひ参考にしてみてくれたらなーと思います。


以上を持ちまして、後輩君の4級到達のお祝いの言葉とさせて頂きたいと思いますw
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