拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 笑えない話

2011年11月09日 | ヨーロッパの風
 笑えない話・・・なんて云うと なんか深刻そうな話題をまた持ちだすのか?なんて思われるだろう。
 
 ある意味では そうなんだが、 普通の意味では そうではない。

 どころか、 ”お笑い寄席” の切符をニコルが 2枚もらったので 仕事から帰って早速出かけた。
 今回が多分4回目ぐらいになる。 
 笑える部分・・・つまりフランス語、及びそのスケッチの状況が理解できる部分があると それまで沈黙していた分を
 取り戻すか のように 笑うことが出来る自分を誇示するかのように 大袈裟に笑うことにしている。
 ・・・が、 なぜか 今回は この2時間の長丁場で 一度も笑うことが出来なかつた。

 なぜか?・・・という疑問符は 今回の場合いらないか? ただ単に 言葉がぜんぜん理解出来なかっただけだから。
 スイス在住20年! になるというのにだ!!・・と、そう深刻には 正直 思って ない。 根っから怠け者なので
 自分の実力は よく知っているから。 しかし、スイス風”寄席”に行きながら言葉が解らない為に 笑えない・・・と
 云うのは 笑いない話 なのである。 

 仕事がら 日本から来たばかりの人によく出会う。そしてボクが現地の 人間とフランス語で会話している図を
 披露するわけであるが、それでその日本人は ボクがフランス語をぺらぺらに 喋れる!・・と錯覚してしまうことが
 よくあるのだ。 実態は いつもの決まり文句の 幾つかを 披露しているだけで 大したことを喋っているわけでは
 ないので 羨望の眼差しで ボクを見ている客の視線が 気持ちはわかるが 鬱陶しいような・・・。

 それはともかく ニコルの隣に坐っている 奥さん連れのオッサンは 全く笑わなかった。 言葉がわかるのに?

                    これはデジカメで 初めて撮った モノクロ写真 笑える?
                 

 そうだ今朝 ツイターを読んで 本当に笑えない話が あって 一句詠んだんだっけ。

    誰がバカ 順位を決める マラソンか 放射能降る 福島駅伝 :一撮 
  (太郎さんが必死に 中止を求めている福島での駅伝のこと。 本当に何を考えているのか? これこそ 笑えない話)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿