フランスの大統領選挙を3日後の5月7日にひかえて、昨日テニスであれば?決勝戦にあたる(ような・・・)討論会があった。
ここ一週間とうか?一ヶ月間というか? 我が相方ニコルはお隣の国、フランスの大統領選にたっぷり首まで浸かっていて、全く公平でないメディアに怒り心頭
の様子で、先週の日曜などは突然、フランスはリヨンまで電車でいっては、ルペン候補支持者や、第一回大統領選挙でやぶれたメロンション支持者などに出会って
むしろしょげた様子で夕方に帰宅してきた。
というのは、地元ローザンヌ、ジュネーブの新聞などは、昔から左派の社会党よりなのであるが、彼等が支持する左派が第一戦で大敗し、
勝ち残った極右政党のマリーヌ・ルペン、中道右派(?)のエマニュエル・マクロンの二人のうち、こともあろうにルペン氏に肩を持つ
論調の記事を載せるものであるから・・・(これはニコルがもっとも怒っていることであるが、極左の党首、メロンションがやぶれた後
彼の支持者に対して各自の判断に任す・・・と言って、極右政党に政権を取らせないためにマクロン氏に票を!・・・とは言わなかつた、
ということに対して物凄く怒っているのだ。)
彗星の如く登場したマクロン氏のことを知るものは少なく、現大統領オランドのもとで2年間経済産業大臣をしていた+以前にロスチャイルド銀行
に勤めていた+24歳年上の妻がいる39歳の若きエリート・・・という情報だけが先走って 彼のイメージがいわゆるガチガチのエリート官僚・・・
などという負のイメージから、じわじわと支持者を増やして大統領選挙第一回投票では11人の候補者から第一位の得票数で勝ち残ったのだ。
ボクのフランス語理解力では彼の言っていることの60〜70%ぐらいのことしか、わからないのであるが、自己の政策を説得する姿勢、ポリシー
を見ている限りその誠実そうな人柄、政策に対する情熱などが強烈に感じられて、ボクは好感を持った。
彼の言っていることが明らかに分かった部分で紹介すると
『政治家自身が言っていることや、メディアが伝える事の中に『嘘』が公然とまかり通っている現状、これにハッキリ『No!』を!』
・・・と言っていることが、ボクは強く印象に残った。
実に、『嘘』は世界中の政治家、メディアがつき通すのが『当たり前』になっている中、マクロン氏は非常に重くこのことを見ているようだ。
ボクは、安倍総理が平気で『嘘』をついている、この一点だけでも日本の総理の器ではない、と強く思っている一人だ。
見たくてもなかなか見ることが出来ない日本の友人達にマクロン氏を見てもらいたい。
正直、海の物とも山の物ともわらない、この若きマクロン氏がフランス大統領になった時・・・もし、期待道理のリーダーシップを
発揮したとき、それはフランスだけの『希望の星』ではないだろう、『嘘の塊』のような安倍政権を打倒する力を日本の人々にもたらすにちがいない。
昨日、姫路市にお住まいの元自衛官 泥憲和さんがお亡くなりになったことを、息子さんがフェイスブックで知らせた。
泥さんは、ボクと同年輩であったこともあり、彼の『正義感』から来る様々な活動(対ヘイトスピーチ、慰安婦問題など)を見て、尊敬の念を抱いていた
だけに、彼の死は残念無念・・・。しかし、これまでの勇気ある活動に感謝を捧げずにはいられない。ありがとうございました。
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