これまで自分の老化を意識することはほとんど無かったが、今回4泊5日の旅で『自分の老化』をしっかり意識させられた。
もともと乗り物に弱く、揺られ物で移動させられると、着地した時点で私はぐったりしていることが多い子供だった。
そのわりに、海外に行ってはメッセンジャー・ボーイや観光ガイドを職業にして、移動の多い人生ではあったが、本質はたぶん『引きこもり』タイプ。
その『引きこもり』が結果的に何故そんなに移動の多い人生であったか?その原動力は?・・・と考えると
つまるところ『無我の我』の境地を無意識に探し求めた結果の移動ではなかったか。
しかし、『無我の境地』に至るには時間はともかく、距離の移動は必要ない・・・とわかるまで『旅』は必須であったのであろう。
相方ニコルも初めて訪れたフランスのサン・マロ(英国に対面する海には要塞の島が散在)
干潮時(朝5時半)海水のない砂地を歩いて渡り、上写真の要塞から撮ったサン・マロの街
潮の満ち引きの差が大きい場所として有名な観光地サン・マロ。
初日に見た小さな港の石畳の岸が水面に対してやけに高く、防護の鎖もないことをいぶかしく思う。
ところが翌日、これが同じ港とは思えない風景・・・遠くに浮いている白い船、上の写真では砂地にある。
帰りは飛行機が遅れ、夜遅くジュネーブに着いたが、鉄道が夜間工事のため途中までで、バスに乗り換えると、夜中2時になるというので
途中から奮発してタクシーに乗って帰宅。 もう二度と旅行はしたくない・・・と正直おもった。
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