今回のベルリンの旅で見た最も美しいモノの一つがこの天使。ローザンヌにおみやげにしてみた図
今日のネットニュースでは、安倍政権の広報紙である読売新聞ですら、安倍内閣の不支持率49%で支持率を上回ったと報じていた。
安保法案を衆議院で強行採決したことが、反対派に油を注いだ格好になった。そのための支持率の低下は一時的なものとして安倍政権も折込済みであったというが
ここにきて案外、国民の安倍政権に対する不信感は拭い切れないほどに募っているということなのであろうか。
スイスに住んでいるボクの主たるニュースソースは『ツイッター』『IWJ』『Facebook』あたりがメインでそれに朝日やヤフーのネットニュースである意味『左』に
偏っているのかもしれないが、自分の頭で考えて『どう考えてもこれは・・・』の結果であって、右とか左とかは全然気にしていない。
ここ数日、というか『安保法案』強行採決の後、オリンピック新国立競技場建設経費問題の浮上と大学生が組織するSealdsの安保法案反対運動の盛り上がりを
同時に見ていた時、現日本に対する、ボクの心にあったうやむや状の疑念はその根本問題と思われるところに スッと向かった。
安保法案強行採決に立ち上がった『憲法学者』『学生』『母親達』『戦争経験したオヤジ達』・・・その他、ボクのように『どう考えても安倍のやっていることは
バカでしょ』と考えている普通の市民、エトセトラ・エトセトラ・・・でこの法案に対する『反対運動』の盛り上がりは理解出来やすいものであると思う。
この安保法案が成立すれば、冗談ではなく自衛隊の若者、奨学金の借金をかたに自衛隊に入隊を余儀なくされた若者たちは本当に戦場に駆り出される可能性が
あるわけであるから、大学生やら母親やら教授やら戦争に反対するすべての人々が立ち上がるわけだ・・・。
ところで、オリンピック競技場の建設費問題ではどうだ??? 2500億円!!!それが問題にされて安倍政権は経費削減をめざして『白紙状態』にもどす・・・
というようなところで全ての国会議員も国民も納得しているところに・・・ボクは急に違和感を強く感じ始めた。
競技場だけでバカみたいな経費がかかるというのに、オリンピックにかかる全経費というのは一体いくらかかるの??
オリンピック組織委員会会長・森喜朗いわく『国がたった2500億円も出せなかったのかねっていう、そういう不満はある』・・・とインタビューに答えたとか。
そんだけ金がかかるのであれば、福島原発事故で自主避難者の生活補助金の打ち切りとか、生活保護の打ち切りとか、介護補助金の打ち切りとか、とか、とか・・・
いろんなところで打ち切られている社会保障面の充実の金を使ったら『いいのに?』・・・という疑問が起こるのは『普通』だよね。
まして、完全に『メトロダウン』して収拾のめどすらつかなく垂れ流し、放出放題の放射能汚染問題??一体どうするの?
・・・
とうところから、ボクはあらためて『オリンピックなんかやっている場合か?!』と思い至った。
それで、調べてみたら2年前の2013年 10月16日 国会で『東京五輪決成功決議案』があり、衆参両院議員で 722:1 の結果で賛成多数で決議案が通ったというのだ。
ここで反対したのが、唯一『山本太郎』だた一人であった。・・・・
ボクは今頃、この記事を読んで自分の馬鹿さを恥じた。 普通に考えたって『わかる』常識のことが、2年前当時たぶんボクにもこのニュースが耳に入っていたと思うが、
その時はボクは他の99,9%の国会議員と同じ反応をした・・・というか、太郎のように強く『反対』をしなかったように思う。
先週のスイスのニュースでジュネーブの国連欧州本部に福島県知事が来て『安全な福島』とアピール演説したあと、福島産の食材で『寿司』やらなにやら一見確かに美味そうな
食材がズラリと並び、それに国連職員が舌鼓を打つている動画を見たが・・・ 安倍晋三と一緒で嘘八百だろう、恥ずかしくないのか?
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