先日20年ぶり?に、地元ローザンヌにあるオリンピック博物館へ行ってきた。
観光ガイドだった20年前は年5,6回ほど、日本人グループを引き連れて入館したものだ。
この20年間の、映像展示技術の進展で展示内容の精密さと視聴覚施設による圧倒的迫力は、昔の比ではなく、改めてオリンピックの歴史や、展示物の
由来などに興味をいだいた。
ローザンヌ市にIOC本部やオリンピック博物館がある理由は、かのクーベルタン男爵がローザンヌに住んでいた…からである。
『オリンピック精神〜スポーッを通じて、友情、連帯、フェアープレイの精神を培い相互に理解し合うことにより世界の人々が手をつなぎ、世界平和を目指す。』
この精神のもとに『より速く、より高く、より強く』を競う、4年に一度行われる世界の人々の祭典・・・であるはずであった。
2021年の東京オリンピックに合わせた、特別企画『日本漫画とスポーッ』で、ボクなんかは泣いて喜びそうな、懐かしい漫画たち。
現地のヨーロッパ人には新鮮でカッコいい主人公らが顔を揃え、日本精神の何かを読み取れる…楽しい展示となっていた。
それが、コロナ禍で東京オリンピックが行われるのか?行われないのか? 5月も半ばになるというのに決められないでいる日本。
私からみれば、安倍前首相がこのオリンピックを招致する際に『フクシマ原発については、完全にコントロール下にあります!』…と宣った瞬間、
このオリンピックは呪われたものになってしまったのだと信じて疑わない・・・。『復興五輪』と銘打ってフクシマを担ぎ出す格好をパフォーマンス
して見せながら、復興も徹底せず、どころか原発の再起動に躍起になっている現内閣、それに対して明確に反対できない立憲野党などを見ていると
呪われても当然とも思える。
コロナ禍が起きるだいぶ以前、オリンピックに反対した国会議員は山本太郎、たった一人であったことは決して忘れることは出来ない。
オリンピック博物館に展示してある漫画の中でも、大変懐かしいものの一つに『柔ちゃん』がある。
左画面は、その柔ちゃんの『一本背負い』 右画面は明日69歳になる私が柔ちゃんの一本背負いで投げ飛ばされている最中の場面なのだ。
中学の時、私は柔道クラブに入っていて、最初の試合で背負投で見事に投げられ、それを見事な受け身で受けた時、我ながら『お見事!』と自分を褒めた思い出がある。
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