拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

国境なき丸メガネの男

2010年03月16日 | インポート

 昨日の山越えの物語はボクにとってすでに遥か昔のことのように思っていたのに、彼女が土産にくれた手作り納豆の味がたちまちボクを現実に引き戻した。
 
 それにあの旦那はどうなんだ、一見して懐かしい気を起こさせる風貌は・・・。スイス人の旦那をイメージしていたのに
丸メガネに国境なき医師団みたいな親しみやすい人柄で、初対面の壁は一変に取れてしまったというのは。スイスにもこういうタイプの人間がいたのか,と思った。ワインが根っから好きな男のようで、大して飲めない我々のために極上のワインを2本も開けてくれた。ボクは湿疹の問題があるので、最初は遠慮したが、本当に美味そうなのでそれぞれ一杯だけご馳走になったが、実にうまかった。ボクは、彼女と写真談義をしょうと来たのに料理攻めにあってその隙を与えられず今回は退散という形になった。  しかし、いまでもよくあんな田舎に住んでいる・・・なあーと思うのであるが。

 今日は、ついに、本物の春が来たか・・と思わせる天気であった。


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