拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 禅は然り

2022年12月10日 | 観自在

    禅は然り・・・

  禅とは何かと問うけれど  知ってて当然 自然だろ。

  私しゃ 偶然出逢ったが  山見りゃ 泰然 海 悠然

      禅に出逢うは 必然じゃ・・・  馬骨

 

  『禅』のZen…という発音が 『然』と同じというところに ちょっとこだわっていたら、こんな詩ができた。

  で思うのは、『禅』と『然』が同じ発音というのはもしかすると、偶然では無い気がしてきたことだ。

  中国ではその辺の関係など、どうだか知らないが、漢字を取り入れた日本人は『音読み』『訓読み』などと読み分けたりして

  その際に、私達が知らない艱難辛苦の工夫に工夫を何代にも渡って重ねた末の『読み方』を編み出したのだ。

  私達後輩はそれを『漢字』から汲み取って、もっともっと糧にしなければ・・・。

 

  いずれにせよ、このブログで私は『考えるな、漢字ろ!』・・・あたりから実に好き勝手な学識ならぬいい加減な『楽識』を披露

  しているが、今日、『知の巨人』と称される松岡正剛著の『神仏たちの秘密』(2008年出版)私はこれを2019年に購入して

  今回、再読をしていると、その103頁にこんな記述を発見した

 

   『 「日本」を語るときには、言葉や語りかたを時々まぜこぜにしたり、入れ替えたりしてもいい方法があることに気がついて

     いったんですね。これは一言でいえば「日本的な編集の発見」なんですが、その目で日本の社会文化にひそむ方法に分け入って

     みると、そうとうに面白いことが見えてきたんですね。』・・・と、あるではないか!

  松岡正剛氏は『編集工学』という言葉で、『方法日本』ということを追求されているが、私がやっていることもほぼ同路線上に

  あるようだ。3年前にこの本を読んだときは、もう一つよく解らん…と思ったが、今回は手に取るように解る。

 

                                             

                                              Jean-Marieから購入?した『女神人魚と梟』の作品を我が家に設置

             必然の『場』におさまって我々を見守っているかのようだ・・・

          

  

 

 

 

 

 

 

 

  



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