《『パルジファル』の仏教的な面はクンドリーにも見られます。彼女は、十字架にかけられたイエスを嘲笑したために呪われ、何度も生まれ変わって苦しい人生を歩まなければならない運命にありますが、これはまさに仏教の輪廻転生の思想です。》というのも演出を正当化するための牽強付会であるかのよう…
初日の公演、第一幕の前奏曲を聴いているとき目を閉じていた。なんかざわついてるなと思ったらすでに幕が上がってアンフォルタス王が舞台を這っていた。前奏曲が終わってから幕を開けてほしいんだけど。
パルジファルの字幕で童貞という訳がぴったりすぎるという話をしていて、童貞の元の単語がKeuschheitとすぐ分かったあたり、botの力は恐ろしいなあと。こないだの単語テストのような、きちんとした単語を自分には覚えてほしい。
パルジファル初日の興奮醒めやらぬ中、ドンジョヴァンニの稽古が始まっている。演出アサガロフ指揮ヴァイケルトがフルで参加。今日は9時までの長い稽古で後半時差ボケでおネムのマエストロ。稽古終了時には「こんなに時間経ってまだオバマはアメリカの大統領か?」とジョークをかます。お茶目です!
昨日は新国オペラ「パルジファル」を観劇。ハリー・クプファーの演出ということで楽しみにしていたけど、期待通りの舞台だった。巧みな演出と最果ての地のような、けれど光に満ちた舞台。