今日はスタオベだったけどアンコールはなし。前方列にいたかたのお話ですと、ヨナス「アンコールやっていい？いい？」ドイチェさん「ダメ」の会話の後、ご本人は冬の旅を口ずさみながら退場されたそうな。満席でなくてほんとごめんなさい(><)
やはりテノールによる《冬の旅》がしっくりくる。ハンブルク以来のLiederabend、カウフマンは完璧に表現をコントロールし、聴衆を惹きつける業に僕達は引き込まれていた。ドイチュは素晴らしいが徹し過ぎで主張が欲しい。 pic.twitter.com/zC1wfRwPFY
本当に来てくださるか心配したが、カウフマン冬の旅素晴らしかった！4階でもPPがす～っと聴こえてきたし、Fもうるさくならず美しかった。発声がどうの？とも聞いていたけど、よけいなことをせず真っ直ぐに歌ってこの表現力！とっても良かった?青年の孤独感悲哀感寂寥感が伝わってきた。
カウフマンの「冬の旅」を堪能して東海道線に揺られてる。…あの、声にも、容姿にも、何もかもに恵まれたカウフマンが、これまた嘘偽りなく孤独や疎外感、しかしそれでも生きていく人の心を、遠く離れた安席の私の耳に、まるで私だけに届けているかのように、聴かせてくれた。素晴らしい夕べだった！！
カウフマンはオペラでは聴いているけどリートは初めて。殆ど歌う位置を変えず身体も動かさず、歌のみで冬の世界を旅する旅人の孤独感、焦燥感、絶望に諦念を表現出来るのは、一流のオペラ歌手であるのみならず一流のリート歌手でもあるからなのね～と実演聴いて納得。少し意外でした。スミマセン^^;
カウフマンの冬の旅、ピアノのドイチェはあくまでも控えめで歌の引き立て役に徹していた。個人的な好みとしては、冬の旅のピアノは曲によってはもっと存在感主張した方が面白いと感じてしまうのですが、ドイチェの伴奏者としてのスタンスなのでしょうか。
カウフマンの「冬の旅」おわりました。吐息、ささやき、すすり泣き、絶唱とオペラ的な冬の旅。今日は席が１階3列目の真ん中近くで、ここはステージがとても低いので、本当に目の前。細かな表情も手に取るように見えてコッテリと堪能いたしました。
カウフマンの冬の旅。決して室内楽向けではない大きなホールで、舞台から遥か離れた安席にまでも、ffは勿論ソット・ヴォーチェも実に美しく響かせ聴かせてくれるのはさすが。当然アンコール無しですが、スタンディングオベーションのカーテンコールが10分以上？続いたでしょうか。
そしてこんな地震の直後なのにあんな素晴らしいリストの3つのペトラルカのソネット！ プロの歌手の集中力の凄まじさを見せつけられたわ。あの声の美しさ、雄弁さ、フレージングの優雅さ、完璧にコントロールされた声量。カウフマン日本公演にこの曲を選んでくださってありがとう！
カウフマンのリサイタル、熱狂のうちに終了いたしました。途中大きな地震で天井の釣りものの照明や反響板がユラユラする状態で、カウフマンが歌う気力を失ってしまわないかと心配しましたがどういたしまして。むしろ闘志に火がついたかのような歌唱で、アンコールも５曲も歌ってくれました。
朝目覚めて昨夜のカウフマンの世界に浸り中。最後の「辻音楽師」が歌い終わり、只々放心状態だったなり。
最後のライアーマンでカウフマンは最初ずっと視線を落としていたけれど(全曲通して初めて)、やがて顔を上げて見つめた先はこの世の物ではなかった気がした。
カウフマンの冬の旅、もう凄すぎて痛すぎて、心をどこかにもっていかれてしまった。
おととしウィーンで冬の旅聴いたときは、カウフマンは鴉とかMein Herzとかに優しく話しかける歌い方だったけど、今日は鴉は友達じゃないみたいだったし、ぼくの心にもシニカルな語り方だった。どちらの解釈も好きだけど今日はそのせいで一層孤独感が増した
厚手の柔らかいベルベットのリボンのように、声の強弱、硬軟がずーっと繋がっているように聴こえる豊かな声で歌ってくれたカウフマンの冬の旅、伴奏がまた素晴らしくて惚れ惚れした。
しかし、この作品、ほんとに歌い手によって作り出される世界が全く変わって面白い。
ミューザはとても響くホールなので、元々ソット・ヴォーチェがすごく上手なカウフマンなので、その声はホール隅々まで美しく響くんですね。＞RTs
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