4時限目の授業の始めに阪神大震災で亡くなった人たちを追悼して黙祷をしました。
阪神大震災10年 (毎日新聞社説) にあるように、生徒達が<阪神大震災では、1年間で約138万人がボランティア活動に参加し、95年はボランティア元年といわれた。現代社会が忘れかけていた共生と連帯の精神を再認識する契機にもなった。>という<共生と連帯の精神>をスタンスとして持ち続ける人間になって欲しいと願います。授業を通しての仁の五つの願いの五つ目は「自立・連帯・共生」です。今年は、この願いを大江健三郎さんの実践に学んで、<「新しい人」になろうよ!>という呼びかけをしています。具体的な事実を通して、事実の中で生きる力と連帯する力をつけていってほしいと願い続けます。
<▲東京大空襲、沖縄戦、水俣病、アウシュビッツを伝える施設の紹介や乳児、胎児のときに揺れを体験した10歳児の証言映像などの興味深い展示があった。主催者の寺田匡宏さん(34)はいう。「人は災厄の中に何かを見つけ、社会はその痛切な経験から学んだものを重ねてきた。次世代に震災の記憶を新しい方法で伝えたい」▲震災直後、「日本人はやさしかった」とよく語られた。だが、その後、日本の社会は本当に被災者をやさしく支えてきたのか。安心して暮らせる国になったのか。きょうはそのことを静かに考える日だ。(余録0117)>
子ども達がボランティア元年を継承、発展させていく世界を創造していくことを私たち大人は念願し、それをサポートする条件を整備しなければならないでしょう。それは21世紀の教育課題なんだと思います。<共生と連帯の精神>をスタンスとする子ども達は自ずからクリエイティブな学習主体者となっていくでしょう。
阪神大震災10年 (毎日新聞社説) にあるように、生徒達が<阪神大震災では、1年間で約138万人がボランティア活動に参加し、95年はボランティア元年といわれた。現代社会が忘れかけていた共生と連帯の精神を再認識する契機にもなった。>という<共生と連帯の精神>をスタンスとして持ち続ける人間になって欲しいと願います。授業を通しての仁の五つの願いの五つ目は「自立・連帯・共生」です。今年は、この願いを大江健三郎さんの実践に学んで、<「新しい人」になろうよ!>という呼びかけをしています。具体的な事実を通して、事実の中で生きる力と連帯する力をつけていってほしいと願い続けます。
<▲東京大空襲、沖縄戦、水俣病、アウシュビッツを伝える施設の紹介や乳児、胎児のときに揺れを体験した10歳児の証言映像などの興味深い展示があった。主催者の寺田匡宏さん(34)はいう。「人は災厄の中に何かを見つけ、社会はその痛切な経験から学んだものを重ねてきた。次世代に震災の記憶を新しい方法で伝えたい」▲震災直後、「日本人はやさしかった」とよく語られた。だが、その後、日本の社会は本当に被災者をやさしく支えてきたのか。安心して暮らせる国になったのか。きょうはそのことを静かに考える日だ。(余録0117)>
子ども達がボランティア元年を継承、発展させていく世界を創造していくことを私たち大人は念願し、それをサポートする条件を整備しなければならないでしょう。それは21世紀の教育課題なんだと思います。<共生と連帯の精神>をスタンスとする子ども達は自ずからクリエイティブな学習主体者となっていくでしょう。