好奇心全開!!遊行期を遊ぶ

 遊行期も今から上り坂、やっと命の不思議に目覚めたような感じです。
 玄牝の門を敲きます。

『 緑陰や鳥はさえずり風すずし 』青のくさみ575交心zqr0602

2019-08-07 00:30:24 | スローライフ
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★ 青のくさみ575交心zqr0602

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 緑陰や鳥はさえずり風すずし

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 > 男はつねに突進している
 彼は自分がいるということを証すために
 何かしらしなければ気が済まない
 彼にはただ単にいて、楽しむことなどできない
 彼は月に行かなくてはならないし
 エヴェレストにも登らなくてはならない
 そうやって、彼はなにかしらやらなくては気が済まない
 そこには深いアンバランスがある
 彼にはただ単に坐っていることができない
 彼は冒険家に、科学者になる   。。。パグワン『永遠の大河』p186




 濃く深く友の影見る鹿の声   仁


 非在に和える悲喜の共振




 以下、【 転載 】 です。

★ 筑紫風575交心ztp0502

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 あわれわれ鹿なるひとにつのる恋

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 けんけんさん、

 いつもご教示と啓発ありがとうございます。

 鴎外さん八一さん、そして翁と大御所さんたちの鹿の声に人の思いの陰翳が交叉して人生模様が織り込まれていくような気がしてきます。

 鄙隠り凡愚仁の及びもつかない深い世界ですけれど、小さな世界にも小さいなりの人間模様が、それぞれに、明滅しているのを感じます。


 友に連れて行ってもらったところは、それはそれはおどろおどろしたところで、後にぼくらは「注文の多い料理店」とそのロッジを呼ぶようになっていました。

 其の夜も、泊まり客はぼくらだけで、雨模様でしたけれど、静かに更けて行きました。夕食後に、静けさも静まりかえった中で、遠くで、心細いような、ピィー~ッという鳴き声を聞きました。間を置いて三回ほど鳴きました。


ぼくの聞いた鹿の声は、想像していたような牝恋いの切ない情は感じさせない、哀しい響きのものでした。芭蕉さんの「尻声悲し」の情感がまだよくわかりませんが、あえていうなら「存在の哀しみ」のような感じです。

 ぼくの人を恋うるこころは、パッションの共有ではなく、あわれの共振のようなものですけれど、鹿の鳴き声にもあわれを感じるようになっているのかもしれません。



 あわれわれ鹿なるひとにつのる恋   旅仁


 失いし日々蘇る時




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以上、 【 転載 】、
★★★ 筑紫風575交心ztq2202『 追憶の友蘇る鹿の声 』 への交心です。 ★★★
 




 > 踊る影障子にうつり三味線の鳴る家の外に鹿ぞ啼くなる   鴎外


 > かすがののよをさむみかもさをしかのまちのちまたをなきわたりゆく   会津八一


 > 女はただいること(being)を楽しむ
 彼女は小さなことでハッピーだ
 彼女は月にあこがれたりしない
 そして、どの女の人も
 なんて馬鹿げたことを、と思っているものだ(笑)
 なんで月なんかに行くのか?
 宇宙飛行士の奥さんたちに聞いてごらん
 彼女らはただもう信じられない
 なぜ?――
 なぜ不必要に危険と死の中に飛び込んでいくのか?
 ここにいるどこがおかしい?   。。。パグワン『永遠の大河』p186




 緑陰や鳥はさえずり風すずし   仁


 比べず選ばず寛ぎのとき




 滴りの山路に友の声を聞く   仁


 笑みにゆらぎて声音も清し




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