好奇心全開!!遊行期を遊ぶ

 遊行期も今から上り坂、やっと命の不思議に目覚めたような感じです。
 玄牝の門を敲きます。

『 虚仮の世も真は和する花野かな 』瘋癲老仁妄句zqr1809

2019-10-17 19:38:06 | 瘋癲老仁妄詩
★ 。・。・゜★ 瘋癲老仁妄句 ★ ゜・。・。★







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★ 瘋癲老仁妄句zqr1809

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 虚仮の世も真は和する花野かな

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 > いつもただ我がふる里の花なれば 色もかわらず過ごし春かな   道元




 片隅に露の光るや蛍草   仁


 こころに花を相分かたんか




 > 形見とて何残すらむ春は花 夏ほととぎす秋はもみじ葉   良寛




 ここに今友と聞きたる虫の声   仁


 形見に寄りてこころ和するよ




 以下。 【 転載 】 です。

★ 瘋癲老仁妄詩111-01hsk02

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 恍惚を秋の蝶より賜りぬ

――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――





歳をとると、命力も自然力も衰えてくるのでしょうけれど、
 その分、人への思いや愛が溢れてくるようです。
 人恋しさかもしれませんね。
 あるいは知足や無為の豊かさかもしれません。

 溢れる愛は分かたなければなりません。

 なのに、歳をとるということは
 煙たがられ、疎まれることでもありますから、
 あんまり愛を分かつようなことはできなくなっていくんですね。
 お金はいくらやっても喜んでもらうのでしょうけれど、
そんなお金は、かなしいかな、持ち合わせていませんしね・・・
 溢れるものは、愛しかないんです。

 けれど、愛は、もうたくさん、とお断りされるんですよ。
 こちらは無償のつもりなのに、
 セクハラに受け止められることもあるんですね。

 老仁の世界は、
 だんだん狭められていくばかりなんでしょうね・・・


 でも、老仁は、不滅の世界を持つことができたんですよ。
 妄詩の世界で、
 自由に、過去現在未来を往来できる時空を所有したんです。
 人はバーチャルと笑うのでしょうけれど、
 現実だけがリアリティを持つものではありません。
 今の私にとって、
 過ぎ去った過去も、
 未だ来ぬ未来も、今という時、私というわたしの内部で、今を構成する重要なファクターなんです。今も、わたしも、単なる現象ではなく、一つの時空としての総合なんですね。
 今の私は、その総合的な時空の内部の、ひとつの私の選択なんです。
 選択された私が全てではありません。
 ひとつの現れに過ぎません。
 だからこそ、このひとつの表れが、面白いし、愛おしいんです。

 どんな老仁を表すか・・・
 ワクワクしますね。

 そのどの時空のわたしを選択することも自由なんですから、
 いつでも、わくわくしながら、私というひとつの現象を遊ぶことができるんです。

 知足も無為も、自在ということとつながっているんですね。


 



★ 瘋癲老仁妄歌26-04

――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――

 愛すれど届かぬ愛を抱きしよ

 益にも害にもならぬが哀し


――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――





 以上、 【 転載 】 おわり






★ 瘋癲老仁妄歌26-05

――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――

愛すれば愛するほどに疎まるる

 加齢を超えて夢を遊ばん


――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――






> 春風に吾が言葉の散ぬるを 花の歌とや人のながめん   道元




 秋風や言葉の影に面目坊   仁


 朽葉は風に吹かれて落ちる




 >  世の中に 真の人や なかるらん 限も見えぬ 大空の色   道元









 虚仮の世も真は和する花野かな   仁


 清風人の心吹き抜く







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
維人さんとの交心 ()
2024-09-19 21:44:04
 維人さん寄りのコメントもらいました。



 > そうですね、恍惚という言葉がまだ実感がないのですが・・
 やはりこちらの思いが相手にはうまく伝わらないことが増えてきました
 その時の切ない気持ちをうまく処理していかなければならないのでしょうね
 また、時々日記の交流を楽しませていただきますね
返信する
人間らしさの根源的な心 (青柳仁)
2024-09-19 21:52:14
 維人さん、

 鄙老仁の独り善がり時空へのお立ち寄りありがとうございます。
 その上交心までいただいてハッピーです。

 心というのは、個人の自意識みたいなものでしょうから、すれ違いや衝突も多く、交わり、理解されること多いのがあたりまえなのでしょうけれど、古来、人間は、寄り添い合い、分かち合い、助け合って、共生する存在だったろうと思います。一人では生き延びれない小さな存在だったでしょう。人間は、寄り添い合い、分かち合い、助け合って、共生することができる心を創りあげることができたから、今の存在があるのだろうと思います。

 けれど、社会を形成し、力を持ったものが人を支配するようになり、言葉が心ではなく、論理になっていくと、人間らしさの根源的な心が失われていくようになったようです。

 「人間らしさの根源的な心」というのがあるのかどうかも知りませんけれど、古人の真似をして、自分の中にも、人と共振できるこころを創りだせていけないものかどうか探しているのですけれど、凡愚老仁のあわれさ、ひとり言葉あそびの小さな時空を脱け出すこともできないでいます。

 ときどきお立ち寄りいただき、隠り時空に風穴を開けてもらえることを、嬉しく念います
 よろしくお願いします。
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