★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛さんを遊ぶ575交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
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★ 良寛さんを遊ぶ575交心v13s072003
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干からびるお玉を蛙と悼みけり
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干からびるお玉を蛙と悼みけり
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子は 東都の東に去り
我は 西海の藩に到る
西海は 我が郷に非ず
誰か 能く長く滞まらん
去々 旧閭(門に呂)に向かい
杳々 雲端を凌ぐ
聊か 一把の茅を得て
居を 国上の頂に占む 。。。良寛
あなたは東の都に去ってしまったが
わたしは逆に西海の玉島まで来てしまったよ。
やっぱり西海はわたしの住む処じゃないね、
こんな処に長く滞在するものではないよ。
行脚の旅で諸国を回った後、故郷に向かい
遙か遠くに雲をも凌ぐ山中に辿り着いた。
小さな草庵を手に入れて
国上山の山腹に住むことにしたよ。
良寛さんが故郷の国上山の五合庵に居を定めたのは40歳の時だったといいます。39歳の時に越後に戻ったのでしたが家には帰らず、空き家を探して仮寓の暮らしをしていました。道元さんは故郷を捨てろと教えていますけれど、その道元さんの教えもこの頃の良寛さんは超えてしまったのでしょうね。文学も捨てろと道元さんは教えていますけれど、やっぱり良寛さんは文芸が好きでした。ただの文芸少年栄蔵を楽しんで遊ぶよ、詩ってもいます。もちろん名利を求めての文芸少年ではありません。嘘をつけば貝になるぞと父に怒られて海辺でじっと貝になるのを待っている栄蔵少年がインナーチャイルドとして良寛さんの中に生きていたのでしょうね。そのインナーチャイルド栄蔵少年に添うて生きたのが良寛さんの心情だったように感じます。
良寛さんが子どもたちと毬をつき、鬼ごっこをして遊んだのはインナーチャイルド栄蔵少年の蘇りの時という時空遊泳だったのでしょう・・・
干からびるお玉を蛙と悼みけり 仁
人為の田には非情の手立て
インナーチャイルド栄蔵少年を抱えたままの良寛さんは孤絶した雪中もひとり栄蔵少年に寄り添いながら長い冬を凌ぎました。人の中で暮らすことはできないのです。しかし又孤絶の代償にエピキュリアンである自分を許しもしたのでした。
良寛さんの文芸遊行はエピキュリアンのひとり遊びだったのでしょうね。
そのひとり遊びを許容してくれる文芸仲間が集ってくれた晩年は良寛さんのもっとも華やかな遊行期楽園の道標となって凡愚老仁の明日も照らし出してくれます。
奥の奥誰にも住みしおさな子よ 仁
はだかの命護りの砦
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★ 優游575交心v13s072002
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風吹けば風のまにまに夏の蝶
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風吹けば風のまにまに夏の蝶
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切る切られるは憂き世の習い 無漏路遊泳なごみ郷 仁
風吹けば風のまにまに夏の蝶 仁
雨ふらば降れ逢坂の関
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
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