★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 一休さんの詩を遊ぶ交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
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★ 青のくさみ「森女」遊泳1101wp03
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無一物心が楽土草紅葉
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無一物心が楽土草紅葉
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『夢閨夜話』はそのまんま一休さんの閨の夢語りです。
15歳の『春衣宿花』以来夢観つづけてきたこの世の愛楽土をぼくは今こんな風に生きているんだよ、という森女さんとの愛の生活の啓示です。
無所住無一物の孤独の身が招き寄せたミラクルな至福の愛です。
幼くして両手両脚をなくした中村久子さんは寝たきりの文筆家座間愛子に会いに行きます。逢った瞬間に魂が震え、魂が交わるのを感じたといいます。同じ境遇を生きる命と命の共鳴共振でしょう。
≫ 逆境こそは本当に私の恩寵(おんちょう)だったのでございます。 中村久子
中村久子さんのこの言葉は、森女さんにも重なるように感じます。
一休さんとの巡り愛はその恩寵の花でしょう。
一休さんは巡り会ってしばらくはまだ森女さんに菩薩を直感することはできなかったようですけれど、愛し合い、語り明かす中で、森女さんの来し方の地獄が見えてきて、今、それを生きぬいて、逆境を恩寵として命を愛おしんでいる森女さんの実存そのものが菩薩の化身であることに気づかせていったようです。一休さんが本当に知りたかった、そして生きたかった菩薩道に巡り会ったのでした。
今からがほんとうの真面目を生きるはじまりだと思いましたけれど、何しろもう喜寿を越してしまいました。
『骸骨』をではなく、生身で、菩薩道を生きたかったのでしょうけれど、もう身体も自由にならず、明日も知れぬ身ですから、森女菩薩との愛の生活を三昧する道を選んだのでしょう。
自然法爾の至福のひとときが繰り返されていきます。
無一物心が楽土草紅葉 仁
念い念われ星に連なる
★ 仁訳一休詩165x01『 夢閨夜話 』xm28
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有時江海有時山 世外道人名利間 夜々鴛鴦禅榻被 風流私語一身閑
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有る時は江海へ、有る時は山へ、
世外の道人、名利を間ヘダつ。
夜々の鴛鴦、禅榻ゼントウの被、
風流の私語、一身は閑か。
仁訳
現世を避けて、遠く江湖を遊泳し、五山を逍遙するんだ。
立身も名利も捨てて、ぼくらしく、ぼくらしく生きていくんだよ。
夜は夜で心を空っぽにして、仲睦まじく愛し合う閨庵の夢を遊ぶのさ。
妙適の睦み語りは、清浄で、自遊で、好色三昧なんだよ。
※ 禅榻=ゼントウ。「座禅用の椅子」のこと。
※ 妙適=物我一如。男女合体。情事。菩薩を生きること。
貧なるも欲するものなし夜夜鴛鴦 仁
遠く女山ゾヤマに立つ茶の煙
夜半の冬独語風流熱陰嚢 仁
尼も遊女も菩薩の化身
秋の暮こころほとめく遊化の旅 仁
古人に交じりきみも遊戯せん
★ 一休さんの詩を遊ぶ交心xm23
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貧なるも欲するものなし夜夜鴛鴦
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貧なるも欲するものなし夜夜鴛鴦
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