心にぽっかり穴が空いた病も、
随分落ち着いて来たよ∵
名画に心癒されたし。
始まったばかりの愛知県美術館「シャガール展」 凄い混みようだろうと
覚悟して行ったんだけど、そうでもなくわりと余裕で観られて堪能できた♪
シャガール大好きなんだけど、そんなに遠くない世代の人で私が生まれた
時期が一番の華やかに活躍していたのが不思議なくらい。
たくさんの作品が完成するまでの下絵の段階の絵が順番を追って
展示されてて興味深々、シャガールの思いが伝わるようだった。
観ててどっかで観たようなと思ってたら、そう、黒沢明監督の絵コンテ
思い出した!そっくり同じ絵筆タッチ観てるよう・・おもしろ~♪
年代ごとに作風も変わって、その変遷が垣間見られてほんと楽しかった♪
油絵からリトグラフ・ガラス絵・ステンドグラス・陶器などなどいろんな題材
駆使してこれでもかってシャガールワールド貫いてるのが凄すぎる!
なんといっても、誰が観てもシャガール!なのが凄いのだ!
「個性の塊」アートの真髄!これでなくっちゃ、芸術は!
コンサート前に2時間ほど観てたんだけど、全然足りなかった・・。
是が非でもまた来よう!面白すぎる♪
萩焼まつりで久々にビビっ!と惹きつけるふくろうの置物見付けたので思わず購入♪
私の心のルーツなのだ。ふくろうの生き方たたずまいがいいんだよなぁ・・。
1輪挿しの花瓶も、これから咲き始める薔薇を部屋で楽しもうと買ってみた♪
山陰旅もう一つの楽しみに大好きな作家、香月泰男、安野光雄、金子みすずの
美術館、記念館を訪ねること・・あ~幸せな時間だったなぁ・・。
香月泰男はシベリア抑留や戦争体験による重~い絵画が特筆となるし
実際に観る本物の重厚感はびしびしがしがし心響かせられ惹きつけられる。
一方で廃材ブリキで作った夢のような世界のおもちゃたち観ると、これこそが
香月泰男の本質なんだと、確信した!
この部分は安野光雄さんと、こちらも本物の原画観てスゴク共通するところ感じて
私が好きで引き寄せられる部分なんだなと実感できて納得し嬉しかった事実だった♪
アンデルセン原作森鷗外訳安野光雄口語訳「即興詩人」は文庫本持ってるんだけど
安野さん直筆サイン入りの単行本あって我慢できずに買っちゃった♪
金子みすずさんは昔から七五調の文語が心地よくて大好きだった。
夢見てまっすぐに純粋に書いてるころの、直筆のみすずさんの詩を観ることができて、
その時代の想いを垣間見れて嬉しかった♪
今回来てみて、お三人さんがこの山陰の風土に生まれ育ったことが
この作風生んだんだと、山陰の土地に来て歩いてみて、納得したんだよなぁ・・。
改めて素敵な芸術家のファンでいることの喜びと誇らしさに幸せ感じてる♪
豊田市能楽堂で2回目の能・狂言を楽しむ。
けっこう定期開催されていて観たい気持ちいっぱいなんだけど、なぜだかいつも
コンサートやサッカーに重なっちゃって行けないことが多い。土曜は何かとね・・。
この写真撮ってたら怒られた!同じビルにコンサートホールもあってここでも
よく見つかって係のねーちゃんに怒られる。咳止めのあめ玉なめてても怒られた。
相性悪いやここわ・・。
狂言は人間国宝の野村萬さんシテの「末広がり」笑えたわ~♪
狂言でも笛や太鼓の演奏で踊ったりするんだと初めて知り新鮮だった。
能は「絵馬・女体」毎度こちらは睡魔と腰の痛いのに襲われ、ちとそこが辛い・・。
でも十分計算尽くされた能の様式美たっぷりと楽しませてもらった。
日本人だから分かる(今は一部か)調和のとれた「間」が何とも言えず心地いいんだ~♪
もっと深みにハマりたし!