ふくろぶうgallery

花鳥風月∞日々あれ是日記

文楽 岡崎公演

2017年10月01日 | アート・文化


今年もF1と開催日重ならず良かった良かった♪
毎年恒例、秋の全国巡業岡崎市公演。
年に一回のお祭りなんでね、昼夜の部両公演楽しんだ♪

また今回の公演プログラムが、昼の部「桂川連理柵」夜の部「曾根崎心中」
人気の心中世話物。やっぱり悲恋情愛生き死に題材にすると気持ち入りやすいよね。
お客さんも、いつも夜の部半分ぐらいしか入らないのに沢山入ってた。

浄瑠璃・三味線・人形の三位一体の極上芸術!
もうすっかり私の身体に沁み込んだ舞台芸術の頂点なのだ♪







リアルのゆくえ展

2017年08月15日 | アート・文化


早くに目が覚めたので今どきの一色さかな村どうなのよと行ってみた。
6時いつもなら人でごった返しているのにぱらぱら・・。
店も安いよ~安いよ~のおっちゃんの店入れて2軒商いしているだけだった。
盆休みは漁師さんも殺生しないと漁はしないそうだ。納得。

どんより空に雨が降ったりやんだり、なんもやる気起こさない天候に
竿出す気分にならず、海辺ボヤボヤ車でシート倒して開場まで海観てぼ~とする。良き時間♪

碧南市藤井達吉現代美術館「リアルのゆくえ」わくわくする面白そうな企画!
ここの美術館マニアックでいいわ!大好きよ♪

細密写実絵画って好きだわ~♪
一見、醒めた印象の写実絵画はとんでもなく心の奥底描いた人間味ある表現絵画だと云いたいよ!



この画集はもう32年前、探鳥に夢中になっていた頃購入した忘れられない画集♪
スコットランド自然生物画家、キース・ブロッキー。
繊細な精密画なんだけど、どんだけ生き生きとした温かみのある画なんだ!と衝撃受けた!

この展覧会の日本人細密写実画家たちの、心意気みたいなものもバシバシ受け取ったわ!
それぞれの画家たちの絵画に対する想いを書いたコメントも掲示してあって
いかに「個性」を求めて、開拓創成期の写実画に取り組んでいったか感動しっぱなし!
熱い熱い!燃えるぜ!


奈良美智 1987-2017works

2017年08月06日 | アート・文化


ガキが・・おっと、お子様たちが夏休みということで凄い人だろうなと躊躇してたんだけど
くっそ暑い中、車や人通りも少なそうなので、豊田市美術館「奈良美智 Worksu 2087-2017」行ってきた。

初期の作品から今年制作の作品まで、印象的な眼差しいっぱいに見つめられながら、ジッと見つめ返してた!
いいよねぇ。感化されるよねぇ。いっこ年下なんだけど、趣味のコレクションなんかも展示してあって
時代の感性そのまま、同じように感じながら今の個性完成していったんだねぇ。

物足りなさいっぱいなので、も一度、奈良美智の心の奥底に感化されに行ってみよ!


スケーエン・デンマークの芸術村

2017年06月11日 | アート・文化


なんかも~久しぶりに、ガツン!と衝撃受けた展覧会だったよ。
アンドリュー・ワイエスの絵知った時くらいのアッパーカット!
1900年前後のデンマークの漁村の片田舎に絵描きの集まったコロニー。
ゴッホも時期が時期ならここに行けばよかったのにね。
描かれてる漁師たちのカッコいいったらありゃしない!
浜辺の太陽光と水平線がまぶしいよ。
絵から物語がビシバシ伝わる臨場感が印象派写実の強み。
碧南市藤井達吉現代美術館ってこじんまりした地方美術館なんだけど
企画が面白いしやる気がいいんだよね♪





ゴッホとゴーギャン展

2017年01月24日 | アート・文化


ほんとは激しい動きや衝撃受けたりしなけりゃ仕事してもいいんだけど
定年間際のおっさんだからね、用心には用心重ねて休ませて頂いてます。
来週から頑張ります!
まなこが怪しいだけで、身体は元気いっぱいで持て余し気味なんでね
せっかくのお休み、今週はいろいろお外へ出かけましょう♪

平日空いてるだろうと行きたかった、「ゴッホとゴーギャン展」観て来た♪
これまで何度か強烈大好き画家二人の個展は何度か観て来たんだけど
夢を追っての若かりし二人の画家の紆余曲折経過辿った展示作品に納得素晴らしい企画!

ゴッホの画に一対一で真剣勝負で対峙して、何時もビシビシ感じることなんだけど、
ゴッホの一筆一筆の絵の具が何かを伝えようとしている!
まるで楽譜に描かれた音符のようだ!
フィンセント俺にはビシバシお前の想い受け取ってるからなっ!!

巷に漏れ伝わる話だとゴーギャンがゴッホの一途な想いが嫌になっちゃって
ゴッホそんなんが原因で哀しい人生送ってしまったことになってる・・。

でもゴーギャンがタヒチで描いたひまわりと肘掛椅子の画の想いに救われた。
この一枚観られたことがこの展覧会のすべてだ。



ブリューゲルとバロックの巨匠たち展

2016年11月12日 | アート・文化


岡崎市民憩いの場所、岡崎市中央公園内にある岡崎市美術博物館
バロック絵画時代の画はあんまり魅力は感じないんだけど
でも、何とも毒々しい色使いと光源がわくわくさせる。
やたら画の中にしゃれこうべが描かれていたりして、この時代の争いの勢い
みたいなもんも感じるわ。

ぶらりアート徘徊

2016年10月23日 | アート・文化


徘徊って響きがいいもんだ♪五・七・五、散策はいつも頭に浮かべてるようになって来てる♪
気になっていた、瀬戸にある愛知県陶磁美術館企画展 人が大地と出会うとき 最終日行ってきた。
主題が縄文期、原始・古代の土偶・埴輪などの造形作品に触発された、
宮沢賢治、岡本太郎、イサム・ノグチなどの作品を展示。
無茶苦茶面白かったわぁ!もっと早くに行ってりゃよかった・・悔い∵
何といっても、縄文時代一万年、前中後期作られた、縄文土器の数々に圧倒された!
縄文文様って何であんなに惹きつけられるんだろう・・。
宮崎駿さんも、もろ影響されてるんだろうな。
岡本太郎さんの土着風土テーマにした写真群が、的確に匂いを伝えていて見事!
土門拳にも負けない重厚感ビシビシ感じたわ!
宮沢賢治はレプリカ原稿展示だったけど、地質学者としての観点から、土着の風土からの
創作過程が垣間見れて、伝わるもんいっぱいあったわ!
一万年って永さにビックリの縄文時代の作品群がどれだけ後世に影響残したか・・。
縄文土器作った人、聞いてっか~♪





続いてこちらも同じ瀬戸市美術館で開催中の、陶芸家 没後100年宮川香山展へ!
超絶技巧の造形陶器楽しみに来たんだけど、それ以上に触発されたのが
高浮彫時代に続いての、釉下彩・釉彩、青磁作品の聡明な色合いの陶磁器に惚れ惚れ♡
宮川香山のとてつもない天才ぶり圧倒されっぱなしの展示会だった♪また来たいよ!
ちなみに写真はロビーにある、撮ってもいいよの作品。



岐阜県立美術館

2016年05月22日 | アート・文化


久しぶりの小菅優さんのピアノ聴ける喜びよ~♪
早めに家を出て、ホール近くの岐阜県立美術館へ大好きなルドン展来てみた!
と云っても、企画展のひとつとしての展覧会なので出品数は少ないけど個性豊かな作品群にわくわく楽しんだ♪
個人的な思いだけど、ルドンの発想豊かな絵観てると、どうしても宮沢賢治の夢見る思考と重なってしょうがない。
リトグラフの作品群はどう観たって宮沢賢治の世界だな。



ほかにも企画作品の中に、同い年の日比野克彦の段ボールオブジェ久しぶりに観て刺激受けるわ!
なんかいい感じ♪って云ってるひびやんの、この出発点がアートの基本だよな!
県立美術館所有作品内容濃くて、その中では、山本芳翠の若い娘の肖像と灯を持つ乙女。渡辺審也の房州風景が刺激受けた。



デトロイト美術館展

2016年05月01日 | アート・文化



今日も快晴!よい日和でございました♪
また段戸裏谷原生林へ夏鳥観に聴きに行ってこようと思って出発したんだけれど、そういえばGW人多いしモラルなし野鳥写真家うじゃうじゃ気分悪いし・・と戻って
方向同じの、豊田市美術館で開催始まったばかりの「デトロイト美術館展」へ。
こちらも人は多かったけれど、それでもゆっくり3往復時間かけて楽しんだ♪
名画どっさり所有デトロイト美術館の有名作家作品オンパレード!って、思ってたのより数は少なかったんだけどね。もっちょい見せてよ!
ゴッホ・モネ・ルノワール・セザンヌ・マティス・ルオー・などなど、一度にこれだけもう観られないだろう絵画の数々贅沢の極み♪
中でも自分にはモディリアーニの肖像画が特別だ。思い入れいっぱい!
以前、しらかわホールでのまっちーコンサート前に、時間あって近くの名古屋市美術館観ていた時に、常設展示のモディリアーニの少女肖像画にビックリ!
喜び・哀しみ・憂い・不安・希望。これ、まっちーじゃん!以来、まっちーに会いに度々通うようになったのだ♪
肖像画は語りべ。

面白すぎるシャガール展♪

2014年04月20日 | アート・文化

面白すぎるシャガール展♪
面白すぎるシャガール展♪

始まったばかりの愛知県美術館「シャガール展」 凄い混みようだろうと

覚悟して行ったんだけど、そうでもなくわりと余裕で観られて堪能できた♪

シャガール大好きなんだけど、そんなに遠くない世代の人で私が生まれた

時期が一番の華やかに活躍していたのが不思議なくらい。

たくさんの作品が完成するまでの下絵の段階の絵が順番を追って

展示されてて興味深々、シャガールの思いが伝わるようだった。

観ててどっかで観たようなと思ってたら、そう、黒沢明監督の絵コンテ

思い出した!そっくり同じ絵筆タッチ観てるよう・・おもしろ~♪

年代ごとに作風も変わって、その変遷が垣間見られてほんと楽しかった♪

油絵からリトグラフ・ガラス絵・ステンドグラス・陶器などなどいろんな題材

駆使してこれでもかってシャガールワールド貫いてるのが凄すぎる!

なんといっても、誰が観てもシャガール!なのが凄いのだ!

「個性の塊」アートの真髄!これでなくっちゃ、芸術は!

コンサート前に2時間ほど観てたんだけど、全然足りなかった・・。

是が非でもまた来よう!面白すぎる♪


旅思い出

2012年05月05日 | アート・文化

旅思い出
旅思い出

萩焼まつりで久々にビビっ!と惹きつけるふくろうの置物見付けたので思わず購入♪

私の心のルーツなのだ。ふくろうの生き方たたずまいがいいんだよなぁ・・。

1輪挿しの花瓶も、これから咲き始める薔薇を部屋で楽しもうと買ってみた♪

山陰旅もう一つの楽しみに大好きな作家、香月泰男、安野光雄、金子みすずの

美術館、記念館を訪ねること・・あ~幸せな時間だったなぁ・・。

香月泰男はシベリア抑留や戦争体験による重~い絵画が特筆となるし

実際に観る本物の重厚感はびしびしがしがし心響かせられ惹きつけられる。

一方で廃材ブリキで作った夢のような世界のおもちゃたち観ると、これこそが

香月泰男の本質なんだと、確信した!

この部分は安野光雄さんと、こちらも本物の原画観てスゴク共通するところ感じて

私が好きで引き寄せられる部分なんだなと実感できて納得し嬉しかった事実だった♪

アンデルセン原作森鷗外訳安野光雄口語訳「即興詩人」は文庫本持ってるんだけど

安野さん直筆サイン入りの単行本あって我慢できずに買っちゃった♪

金子みすずさんは昔から七五調の文語が心地よくて大好きだった。

夢見てまっすぐに純粋に書いてるころの、直筆のみすずさんの詩を観ることができて、

その時代の想いを垣間見れて嬉しかった♪

今回来てみて、お三人さんがこの山陰の風土に生まれ育ったことが

この作風生んだんだと、山陰の土地に来て歩いてみて、納得したんだよなぁ・・。

改めて素敵な芸術家のファンでいることの喜びと誇らしさに幸せ感じてる♪


久々能楽鑑賞

2011年01月23日 | アート・文化

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豊田市能楽堂で2回目の能・狂言を楽しむ。

けっこう定期開催されていて観たい気持ちいっぱいなんだけど、なぜだかいつも

コンサートやサッカーに重なっちゃって行けないことが多い。土曜は何かとね・・。

この写真撮ってたら怒られた!同じビルにコンサートホールもあってここでも

よく見つかって係のねーちゃんに怒られる。咳止めのあめ玉なめてても怒られた。

相性悪いやここわ・・。

狂言は人間国宝の野村萬さんシテの「末広がり」笑えたわ~♪

狂言でも笛や太鼓の演奏で踊ったりするんだと初めて知り新鮮だった。

能は「絵馬・女体」毎度こちらは睡魔と腰の痛いのに襲われ、ちとそこが辛い・・。

でも十分計算尽くされた能の様式美たっぷりと楽しませてもらった。

日本人だから分かる(今は一部か)調和のとれた「間」が何とも言えず心地いいんだ~♪

もっと深みにハマりたし!

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