われらがマドンナ島田真千子さん待望の、ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ♪
思い巡らせワクワクしながら半年ほど待ったかなぁ。この日が来た!
チケット発売日に、ぴあでイの一番でチケット購入したら左通路側の最前列の席だった♪
神様ぁ特等席をありがと~!
お客さんも結構な入りで根強いセントラル響ファンっているんだろうね。
颯爽と登場した黒いドレス姿の真千子さん!今日のために新調したのかな。
胸元からストレートに伸びた柄が(例えへタ)今日の気合い表現した!と勝手に解釈!
い~よ~♪ベートーヴェンコンチェルトにぴったしよく似合ってますよ~!
私にとってもベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲は特別な曲。
数々の名曲の中でも、ヴァイオリン協奏曲はベートーヴェン本人の語りべ物語だと思う。
ベートーヴェンの言葉が聞こえる。ベートーヴェンが話しかけてくれる。
唯一、ベートーヴェンと語り合って聴く曲なのだ。ベートーヴェンはいいやつなのだ。
島田真千子さんのベートーヴェン!
これまでにも島田さんの数々ベートーヴェンへの思いを文章や言葉で見聞きしてきた。
ましてやベートーヴェンの生まれた土地で6年もの留学され身体に染み込んだ音楽の魂は
私ら凡人には計り知れないくらい叩き込まれてるんだろう。
今日この日にそんな思いぶつけて演奏するんだなぁと、それを思うだけで震えた!
前奏での目の前にいる島田さんの緊張されてる様子が手に取るように伝わってきた。
得意の?上45度の宙を見詰めて音楽の世界に入っていく真千子さんが美しい。
テクニックや音楽性は、もう何も言うことのない本物のヴァイオリニスト。
私も、その芯のある美しい弦の音色に一体となりながら、一音一音噛みしめ酔いしれた。
ベートーヴェンと一体となり代弁者となり聴き手に十分伝わる演奏が堪らない!
エンディングはこれまでのいろんな思いがたくさん重なり、うるうる唇噛みしめた。
感動した・・・こころから感動した。
ほかのお客さんたちも儀礼的な拍手ではない熱い拍手が物語っていたし肌で感じた。
ホール全体が感動を共有してるその場所にいることに幸せいっぱいだった。
もう十分!この感動いつまでも身体に脳裏に焼き付けておこうと、
後半のシベリウス交響曲は聴かないでホールを後にした。
島田真千子さん。ほんとに素晴らしいヴァイオリニストです。