やすらかに・・。

杉浦日向子さんが亡くなってしまった・・。
思い入れのある人だっただけに、ただただ残念でならない。
漫画を描いていた若い頃、唯一愛読書が「ガロ」だった。
日向子さんのデビューがガロからで、印象的な作品で今でもよく覚えている。
当時のガロには異質な江戸庶民の風俗を扱った作品だった。
近松作品よりの悲恋ものが多かったかな。
青林堂さんも気に入ったようで、すぐ連載が始まった。
以後、日向子さんの作品に注目するようになった。
何時しか江戸風俗研究家としてテレビなどで拝見するようになり
その人柄にも惹かれ、すっかりファンとなった。
年齢もいっしょで、どこか同期の桜みたいな思いで活躍を応援していた。
蕎麦好き！になったのも日向子さんの影響だなぁ・・ありがとね。

今、思い返すと、楽しみに見てた「お江戸でござる！」降りたのも、
ふっくらしてた体型が、急にほっそりしたのもそんな理由だったんだなぁ・・。

まだまだ、やりたい事もあっただろうに・・。
まだまだ、これから魅力ある才能発揮する人だったろうに・・。
ほんとうに悔やまれる。

たくさんの喜び、楽しみ頂きましたよ・・。

ほんとうにありがとうございました。