ふくろぶうgallery

花鳥風月∞日々あれ是日記

島田真千子の新境地!

2017年02月28日 | クラシック音楽


宗次ホール開館十周年記念公演!まっちー信頼の初回公演に抜擢!
COCO壱番屋創業者、宗次徳二さんが社長業引退後ポケットマネーで建てたコンサートホール。
これだけ聞くと金持ちの道楽かと思われるだろうけど、これがとんでもない!
どんだけこのホールと地域に愛情注いでいることやらホントこの人凄いのだ!

毎朝夜明けとともに、清掃道具積んだリヤカー引いて、ホール界隈広小路通りまで
清掃作業花壇管理までして、名古屋一大歓楽街広小路を清く正しく維持されてるのだ!
もれ伝わるお話の、壮絶苦労人生経験した人だから出来る無償の愛なんだよなぁ・・。

毎日のように主催公演もして、開場とともに玄関に立ち「いらっしゃいませ」と迎えられ
終了時にも「ありがとうございました」と玄関で見送られる。
出来るこっちゃないよねホント。

将来ある若手音楽家支援にも一生懸命で、沢山の音楽家もここから育っている。
まっちーもそん中のひとりなのです。
只々、尊敬の人なのです!




まずもって今回のコンサートの象徴、このプログラムの面白さ♪
もちろん、ヴァイオリンと通奏低音(チェンバロ)のためのソナタなんて
生演奏でJ・Sバッハのしかほとんど聴いた事ない分けで、興味津々楽しんだ!
最後のラザーイ以外、バッハとほぼ同じ世代の作曲家の作品なんだけど
ま~意欲的でロマンチックでモダンでエキサイティングで、
バッハがどんだけ地味に堅物に感じてしまったことか・・。
この当時でも、オレはこんな音楽表現したかったんだ~!と
意欲的にこの時代の音楽芸術家も発していたんだなぁと、ビシビシ感じ取った!

今回、もちろん島田真千子のバロックへのアプローチ楽しみにしてたんだけど
まっちーが是非!共演したいと直接ご本人にメールしてお願いした
北谷直樹氏の個性豊かなチェンバロ演奏に、いたく感動感銘を受けてしまったのだ!

よく拝見するチェンバロ演奏家の淡白さなどは全くなくって
まっちーの奏でるヴァイオリン音色に寄り添うように聴き入る姿に
・・なんかどっかで観たことあるんだよなぁ・・と想っていたら
そーだよ!小菅優ちゃんじゃん!まったくそのまんまじゃん!
この人チェンバロ奏者の中でも、保守ではなく開拓者としての志みたいなの凄く感じたわ!
まっちーもそんなとこ感じ取っての北谷さんへの依頼じゃないかなと思う。

まっちーのヴァイオリンも古典へのアプローチ意欲すごく感じ取って心地よかった♪
モダン奏法で育ったまっちーがノンビブラート奏法してるんだけど
元々しっかりした厚い音出すヴァイオリニストだから、古楽奏者と違うアプローチが新鮮に、
まっちーの古典への挑戦が、個性として生かされて行くんじゃないかと期待いっぱいだ!

これから始まる、バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ全曲演奏に
プロ奏者として、これが島田だ!と個性豊かなバッハ聴かせること大いに期待するばかりなのだ!



当日、発売された、碧南市芸術文化ホールで録音されたヴィヴァルディ「四季」と「ツィゴイネルワイゼン」
ライブで聴いたコンサートなんだけど、マイクがいっぱいセッチングされてて、もしかしてっと期待!
やった~♪CDとして発売されたのだった♪
数々、愛知県のいろんなホール聴いて来たんだけど、ここ碧南市芸術文化ホールの響きが一番好きなのだ♪
しっとりした響きが、わが愛器のスピーカー「タンノイ」そっくりそのままなのだ!
コンサートの帰りに、早速、自慢の車のオーディオで大音量で聴いてみたら、
碧南ホールそのままの響きが収まっていて大感動!凄いよこのCD♪過去最高の{四季」間違いなし!
もう信じられない出来事に、自分のためにまっちーが録音してくれたんだと妄想したって許されるでしょう♪

まっちー、舞台の上では凛としたヴィルトーゾとして光っているんだけど
サインしてもらってる時のまっちーは、普通の朗らか可愛らしい女の子なんだよね♡堪らん♡
生涯、最高の宝物ありがと~~♪
残念ながらバッハ独奏集なかったんだけど、北谷さんのCDも購入してコンサートの興奮から思わず、
本人に「ホントいいコンサートでした♪」と云わずにいられなかった。

またこのコンビで始まる、バッハプロジェクト!ちょー楽しみに期待して想い過ごすのだ!




梟風吟行

2017年02月28日 | 俳句


名古屋栄まで来たので、まっちーコンサート前に
もいちどゴッホゴーギャン展へ♪
二人まさかの名古屋の繁華街で自分の絵が展示されるなんて
想ってもいなかったろうに
でも大好きな日本だもんね、さぞや喜んでいるでしょう♪