音楽家のオリジナリティーってどこに求めるもんだろうか?
楽譜に書いてある作曲家の想いを忠実に伝えるのが音楽家の使命なんだとよく言われてる。
オーケストラの演奏者だと正しい言葉なんだろうけどね。
ただね、個人的偏見クラシック音楽ファンとしては「個性」ってものを大いに求めるのだ!
これは、好き嫌いってのは関係なくて「個性」ある演奏、音色、姿に、「おもろい!」と納得♪
音楽だけではなく、アートと云われるものには、とにかく「個性」を自分は求めるのだ。
アーティストが人と同じことして何が面白いのよ!
島田真千子と北谷直樹。前回に続いてこの二人のアンサンブル、ロマンチックバッハはホント新鮮だっ♪
北谷さんの弾くチェンバロは、よく聴く律義な規則正しい演奏なんてありゃしない。
どれだけロマンティックな演奏することか。
それに美しく弦の音色が応える。島田真千子のヴァイオリンと弓が美しく応える...。
円熟期を迎えようとしているヴァイオリニストの音色だ。
もう、随分とまっちーの生演奏聴いてきて、奏でる音色の変遷体感してきた。
ある時期、熟成した音楽家が越える音の厚み、奥深さ、ふくよかさ、暖かさ。いつの間にか備わった。
もう、若さが上の危ういまっちーをドキドキして聴いていた自分はもういない。
この、バッハの真髄求め続けるバッハシリーズも、島田真千子オリジナル企画♪
ここでも、まっちーの「個性」求め続けて行く姿を、ずっと見守り追い続けて行きたいもんだ。
まっちーの音楽人生は、私の活きる人生の一部となっているのだ!