逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

(続)12年遅れの石破茂日本国首相誕生

2024年10月02日 | 政治

根深い学歴信仰と亡国の高偏差値「知的エリート」

今回の自民党総裁選挙9人は(決選投票)1位石破茂は慶応義塾大学で(1回目投票)1位高市早苗は神戸大学卒だが、
3位の小泉進次郎が小学校からエスカレータ式三流大学(関東学院大)からコロンビア大学の大学院へ(★注、落ちこぼれ3流大学卒の世襲政治家安部晋三と同じ学歴ロンダリング)
4位の林芳正、5位の小林鷹之、6位の茂木敏充、7位の上川陽子まで全員が東大卒でハーバード大学大学院のケネディ校、この4人は世界的な高偏差値の「知的エリート」超高学歴アメリカンスクール出身なのである。

8位の河野太郎はアメリカ首都ワシントン郊外のジョージタウン大学卒業なので、かなり長い間をアメリカ国内で経験している「帰国子女」。(★注、国内で高等教育を受けていないので、日本語が不自由で「普通の大人としての一般常識」が無い。そもそも「何か」が優れているとは、通常それ以外が劣っている場合が多い \(^o^)/
9位で推薦人20人より4人少ない議員票で大恥をかいた加藤勝信も東大卒の高学歴。1位2位の石破と早苗、9位加藤だけアメリカ留学未経験だった

「『最終学歴はアメリカ』は亡国の兆し」内田樹

2024/10/02/ 07:00 「AERA」巻頭エッセイ「eyes」

自民党総裁選の候補者9人のうち6人の最終学歴がアメリカの大学または大学院だということに気がついた。なるほど、今の日本の政治エリートは「最終学歴はアメリカ」がデフォルトになったのだと知った。富裕層では、中等教育からの海外留学がもうふつうである。(★注、裕福層の海外留学が普通なのは台湾や韓国で、二重国籍を認めない我が日本国では少しも普通ではない。劇的に海外留学が減る現在の「内向き志向」を知らないはずが無いので内田樹流のペテンだが、台湾韓国など外国の裕福層で増える海外留学は自国の崩壊時に亡命先を確保する切実な目的があった)

どこで高等教育を受けようと、個人の自由だ。他人が口を出すことじゃないと言う人がいるかもしれない。(★注、一般市民とは違い、国政を担う政治家なら大問題でフルブライト奨学金(IVLP)で大勢のアメリカ留学政治家を養成していた長い長い歴史がある 2017年12月24日 | 政治 経歴詐称のショーンK的な「政界」わらしべ長者

せっかく海外で質の高い教育が受けられるのに、何が悲しくて質の低い日本の大学に行かなければならないのか、と。だがこれは「高等教育のアウトソーシング」であり、それが意味するのは「高等教育の空洞化」である。

国産の農作物よりも安くて質の良い農作物が海外から輸入できるなら、国内に農業がある必要がないというのと同じである。そのロジックが日本の農業の空洞化をもたらした。(★注、アメリカ留学と無制限なアメリカ産余剰農産物輸入、日本農業崩壊には密接な関係性がある。需要と供給のサプライサイド経済学は工業製品でも無理があるが、農業には全く当て嵌まらないのである)2011年11月18日 | 経済 リカードの比較優位説

だが、「グローバリスト」たちは「必要なものは、必要な時に、必要なだけ市場で買える」わけではないということを忘れている。戦争でもパンデミックでも円安でも、「必要なもの」はいきなり入手不能になる。それはコロナの時の医療資源の枯渇で思い知ったはずではなかったか。

教育も医療もエネルギーも農作物も「それなしでは集団が生き延びてゆけないもの」である。そういうものは自給自足が原則である。(★注、アメリカが不作なら即座に輸出を停止する)たしかに困難な目標ではあるが、「それなしでは生きてゆけないもの」は自給自足を目指すべきなのだ。

この四半世紀、(国立大学法人化で毎年予算を削減した結果)日本の大学の学術的な生産力は目に見えて衰えた。為政者自身が日本の高等教育を世界最高レベルのものにして、子どもたちが海外に出る必要がなくなる日が来ることを別に願っていないのだから当たり前である。

ハーヴァード大学の学費は年額5万6550ドル(約800万円)である。生活費を入れて子ども一人に毎年1千万円仕送りできる家の子どもしかアイヴィー・リーグに留学できない。それができる富裕層たちは「日本の大学のレベルがどうなろうと俺は知らんよ」と思うだろう。そういう人たちが今教育政策を起案しているのである。亡国の兆しと言う他ない。

AERA 2024年10月7日号

キリスト教系4年制ミッションスクール教授で抜きん出た知性の「特殊詐欺」

「陰謀論者」内田樹の場合には常に言っていることは少しも間違っていない。間違っているのは場所や時間、タイミングで、善良な読者を「間違い」に誘導しているだけなのである。2011年09月19日 | 9・11事件と情報操作  内田樹の「陰謀史観」を考える

ディスインフォメーション(ミスディレクション)

猫だましの「赤いニシン」

世界中で起きている魔訶不思議な出来事や、日本国内でも今の世の中で、少しも辻褄が合わない胡散臭い出来事は、全てを牛耳る(正しくは全てを牛耳りたい)テロ国家アメリカが「一枚噛んでいる」と考えて、ほぼ間違いではない。
唯一の世界帝国アメリカは、世界最大最強の核戦力など抜きん出た軍事力や経済力ばかりが目が行くが、実はハリウッド映画やディズニーランド、ジャズやロック音楽、巨大なリベラルメディアによる情報操作組織やインターネットのバイオリズム操作などディスインフォメーション(ミスディレクション)で白でも黒に、黒でも白に出来る情報宣伝力が、そのパワーの源泉なのです。

石破茂自民党総裁選挙勝利とピッタリ同じタイミングで起きたのが、
読売新聞2024/09/30 07:26
【エルサレム=福島利之】
イスラエル軍は27日午後6時20分頃、レバノンの首都ベイルート南郊の地下施設でヒズボラ幹部と会合を開いていたナスララ師を殺害した。約10機の戦闘機が、地下を貫通する爆弾「バンカーバスター」を含め、1個約1トンの大型爆弾を80発以上投下したという。実はイスラエル軍のヒズボラ指導者の爆殺は32年ぶり2回目で、前回はヒズボラの反撃で逆にアメリカやイスラエルは酷い目に遭った。(毎日新聞コラム火論「ブーメラン効果」とは=大治朋子)

もちろん地下貫通爆弾「バンカーバスター」は、アメリカのジェノサイド・ジョーがイスラエルに提供したものだし、ホワイトハウスは暗殺を称賛する声明も出しているのですから無茶苦茶だが、東京とイスラエルとは6時間の時差があるが、
時間的に見て、ピッタリ同じタイミングで決選投票と石破茂がアッと驚く逆転満塁ホームランで次期日本国首相に選出されていた。
1回目の議員票では1位が小泉進次郎、2位高市早苗で、石破茂は大きく離れて3位だったのですから、(地方党員票では1票差で高市が1位、石破が2位)
「後ろから弾を撃つ」と同僚自民党議員から嫌われている石破茂には本来なら勝ち目がない。それなら何かが劇的に、唐突に大きく革命的に変化していたのですから恐ろしい。(★注、アメリカ大統領選挙でカマラ・ハリスに勝ち目がないと悟ったのだろうか???)

10月1日アメリカ大統領選挙の副大統領候補討論会

奇妙なウクライナ紛争も、不気味で不愉快極まるイスラエル軍パレスチナ自治区ガザ地区ジェノサイドも同じで、これは11月5日アメリカ大統領選挙の日程と連動して動いています。
ピッタリ同じタイミングだったナスララ爆殺ですが、アッと驚く石破茂逆転勝利とは無関係どころか、一つのコインの裏表。

一体構造なのです。そもそもの出発点は2年前の参議院選挙2日前の奈良県西大寺駅前ロータリーのガードレール内での「消えた弾丸」安倍殺しが関係していた。
安倍国葬を欠席すると表明。安倍晋三について「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」と語ったので、党紀委員会が1年間の謹慎処分にした村上誠一郎元行政改革担当相(72)を重要閣僚の総務大臣に起用。逆に決選投票2位だった自民党奈良県連会長の高市早苗は冷や飯を食わせている。
同じように、「消えた弾丸」安倍殺しの大事なキーパーソン(新潟だった遊説先を急遽奈良県に変えた)自民党幹事長(党総裁選6位)の茂木敏充の方に、何かの役職を用意している風には見えない
田崎史郎は「きのう(29日)夜10時過ぎに茂木さんに聞きましたけど、茂木さんのところには何の連絡もないということです」と茂木氏から直接聞いた証言を明かした。

石破は日本パレスチナ友好議員連盟の代表

「暴力の火」では平和は得られないのにな

オバハンからの気まぐれブログ

バイデン米大統領は、レバノン・ヒズボラの指導者がイスラエルの空爆で死亡したことにつき、(昨年10月のパレスチナ・ハマスによるイスラエル奇襲を示唆し?「イスラエルの自衛の権利を全面的に支持する」などとの声明を出したと言うが・・イスラエルによる攻撃は単なる「反撃」を超えている。ヒズボラの指導者が居るところを戦闘機で空爆。大型の地下貫通爆弾バンカーバスターの大量投下・「暴力の火」では平和は得られないのにな・・石破は日本パレスチナ友好議員連盟の代表らしい、アメリカ様べったりの日本政府の方針が少しは変わるのかな?(抜粋)

9月29日「暴力の火」では平和は得られないのにな
には、「石破は日本パレスチナ友好議員連盟の代表らしい、アメリカ様べったりの日本政府の方針が少しは変わるのかな?」
と書いているが、これが本当なら大いに影響があるでしょう。

話は逆さま、大手メディアや有識者が大騒ぎしているナスララ爆殺やイスラエル軍レバノン侵攻は、逆にある意味では恒例行事であり少しも珍しくない、その影響は極々小さい(★注、話は180度逆さまで、もし地球上に最後に残ったアパルトヘイト白人植民地国家イスラエルが国際法や人権、民主主義を遵守して平和交渉に応じる方が驚天動地の大事件である)

中東の勢力均衡の変更を望むイスラエル、歴史が示す警告

2024.09.30 CNN

イスラエルのネタニヤフ首相は28日、イスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ師の殺害は「今後何年にもわたるこの地域の勢力均衡」を変える一歩だと宣言した。しかし、完全な勝利はとらえどころがなく、望んだものを手に入れた者はしばしば後悔することになる。

イスラエルはポケベルとトランシーバーの爆破に始まり、上級司令官イブラヒム・アキルが死亡。ナスララ師が死亡。ヒズボラの幹部はほぼ完全に排除された。

しかし最近の歴史は、レバノンと中東全般に地殻変動を起こすという壮大な野望を抱いているイスラエルの指導者やその他の人々に苦い教訓を与えるばかりだ。

1982年イスラエル侵攻の最も重大な結果としてヒズボラが誕生。ゲリラ戦を展開し、イスラエルをレバノン南部から一方的に撤退させた。アラブの軍事力がイスラエルをアラブの地から撤退させることに成功した最初で唯一の例だ。ヒズボラは、イスラエルが駆逐に成功してきたパレスチナの武装組織よりもはるかに強力で効果的であることを証明した。2006年にイスラエルと交戦し、さらに力をつけた。(抜粋)

アメリカにとってイスラエルは外国ではなく、主に国内の現象

フョードル・ルキヤノフ「中東は全面戦争の瀬戸際に」

主要なプレイヤーは互いに小突き合っているが、ルビコン川を渡ろうという気はない。

Fyodor Lukyanov
RT
2 Oct, 2024 14:03

米国は今、中東で注目を集める出来事を必要としておらず、その優先順位は異なる。主要プレーヤーとの接触は一貫性がなく、湾岸諸国、さらにはイランとの関係は不安定だ。しかし、ワシントンの行動は、解決できない根本的な矛盾に基づいており、それはイスラエルと関係している。

イデオロギー的に、現在のイスラエル指導部はジョー・バイデン大統領のチームとまったく近くない。一方、ベンヤミン・ネタニヤフ首相はむしろ不人気だ。軍事行動の範囲を限定する外交努力が行われているようだが、イスラエルはこれに同意していない。同時​​に、バイデン政権は軍事援助を続けている。

なぜなら、アメリカにとってイスラエルという要素は外国ではなく、主に国内の現象だからだ。選挙運動の重要な段階ではなおさらだ。(抜粋)

カマラ・ハリス支持で腰が引けるNYタイムス

NYタイムズ、ハリス氏支持を表明 「唯一の愛国的選択肢」

 発信地:ニューヨーク/米国 AFP通信
 
10月1日のAFP記事は、複雑怪奇と言うか内容的に複雑骨折を起こしていた。
NYタイムス紙は1956年(朝鮮戦争を凍結させた)ドワイト・アイゼンハワー(Dwight Eisenhower)を支持して以降、共和党候補を支持したことはない。
一貫して民主党支持なのに、
『ただ、支持表明の記事でハリス氏の名前が登場するのは4段落目になってから。』とか、
『NYタイムズはハリス氏について、「問題解決に失敗した現政府に対して不満や怒りを抱く有権者にとっては特に、完璧な候補ではないかもしれない」と認めた上で、』
などワード・サラダ政治家カマラ・ハリスに対する嫌々ぶりが顕著。一応は支持表明に見えるが、ほぼ自民党総裁選挙の高市早苗と同じ状態で「勝てない」(絶対に、勝ってほしくない)と思っているのでしょう。
 
「聖書」を神話ではなく「丸々真実だ」と信じているクリスチャン・シオニスト(アメリカ人にとって「イスラエル」は国内問題)

欧米先進国を牛耳るクリスチャン・シオニスト(福音派)は、わざとイスラエルのネタニエフを利用して無茶苦茶な騒動を引き起こしているのですが、キリスト(救世主)の再臨が書いてある『ヨハネ黙示録』の予言を無理やりにも人為的に実行しよとしているのでしょうか。
新約聖書のヨハネ黙示録では
①世界に離散したユダヤ人によってイスラエルが再建され→
②ナイルからチグリスユーフラテスまでの大イスラエルに発展し→
③イスラムの三大聖地のアル・アクサモスクの破壊→
④ユダヤ第三神殿が建設された時に→
⑤キリスト者と反キリスト勢力との最終戦争がメギドの丘(ハルマゲドン)で起こり世界が破壊される。→
⑥人類が滅亡する最後の時に颯爽とアメリカンヒーローそっくりのメシアが(救世主)再臨する。→
⑦イエス・キリストによってハルマゲドンでぶっ壊れた地球に替わる新しい世界が建設され、選ばれた正しいキリスト教徒だけの至福の千年大国が建設されて、めでたしめでたしになるらしい(★注、新約聖書をユダヤ教は聖典と認めないので、欧米白人のクリスチャンシオニスト限定の怖い終末論神話)
唯一の超大国アメリカは人類滅亡とキリスト再臨がセットのヨハネ黙示録を含むすべての聖書の記述が丸々そのまま真実であると信じて疑わないキリスト教根本主義(fundamentalism 福音派)が人口の三割近くを占めているといわれていますが恐ろしい話である。2024-09-28 15:51:44 | 政治 
イスラエルの狙いは米軍の中東戦争参戦?

菅野完@noiehoie

今朝の朝日新聞、3面。 すごない?自民党の公約の柱、「ルール守る」やでw なんやねんそれw これまで守るつもりもなかったんかよw pic.x.com/dnLjs7fpm3

9月28日

伊勢崎賢治@isezakikenji

いま日本がやるべき国防戦略は、アメリカの共犯者でないことを世界に意思表示すること。(★注、太字は「逝きし世の面影」独自の判断)もう遅きに失しているが、少なくとも国民は違うことを表現し続けること。 peatix.com/event/4140340

脅威を言い募ることによって、票田と政治的地位を確保する人たち。
その脅威に対処するための軍備の増強で、利を追求する人たち。
国民の安全を脅かす最大の脅威は、この二つです。
1012isezaki.peatix.com

9月29日

伊勢崎賢治@isezakikenji

戦争犯罪を全く考慮しない軍事大国。イスラエルと日本です。

ウクライナ戦争におけるロシア。対してガザ・ジェノサイドにおけるイスラエル。ほんとうに怖いのは、集団的自衛権よりも個別的自衛権です。憲法九条が本来封じているのは個別的自衛権の凶暴性です。(★注、日本国憲法第9条が国家の武装や自衛権(戦争)を禁止している事実は小中学生でも知っている。逆に、日本共産党を含む高偏差値の東大出の「知的エリート」全員が知らないふりで胡麻化す無知性で無責任無道徳、幼稚で破廉恥な日本国防論議は恥ずかしい限り)

そしてインサージェントは、アメリカの大統領の任期を超越した時間スパンで戦い続ける。(★注、2年前の8月15日にアメリカ軍がアフガニスタン首都カブール空港から夜逃げして世界に証明している)

ガザ・ジェノサイドを唯一体を張って止めようと最高指導者まで殺されても抵抗する満身創痍のヒズボラ。このナラティブは世界を駆け巡る。イスラエルへの軍事供与を継続しながら停戦を説く、歯を剥き出したカマラの笑い顔と相まって。→

かつてのタリバン、そしてヒズボラなど【インサージェント】が強みとする戦略は、敵を自分の懐で戦わせること。ヒズボラの報復空爆に耐えかねるイスラエル国民の声をバックにイスラエル軍は地上侵攻へと誘いこまれる。→

民衆運動から発生した敵のリーダーを殺し続ける。オバマ政権と同じ軍事戦略の末路が繰り返される。

9月30日

伊勢崎賢治@isezakikenji

これからの日本の国防戦略が正視すべきは、アメリカの共犯者として、格好のソフト・ターゲットになることです。
そうならないよう今やるべきは、まずパレスチナ国家承認。そしてハマスとヒズボラを政体として認め、カタール等が先行する停戦交渉に主体的に参画することです。

10月1日

伊勢崎賢治@isezakikenji

そもそも国家の指揮命令がおかす戦争犯罪を扱う法体系が無い軍事大国日本は、あってもそれを無視し自衛の名の下にジェノサイドに突き進む現在のイスラエルより凶悪かもしれません。憲法九条の仮面を被っていますが。toyokeizai.net/articles/-/563…

(★注、たぶん180度正反対に見えるが、石破茂の「命令拒否は死刑か懲役300年」を日本の護憲派有識者の中で唯一賛同しているのが伊勢崎賢治)

10月2日

伊勢崎賢治@isezakikenji

もし敗戦で天皇制が廃止されていたら…独歴史家から日本への「異言」:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASS9Z…

【自衛という概念が適応されるのは、あなたが正式に所有している家でのみ。盗んだ家ではない】秀悦な言い回しだが、確実に言えるのは、イスラエルがジェノサイドまで犯しても主張し続ける”自衛権”は、国連憲章51条上の個別的自衛権ではない。

【テロリストの味方をする学者】僕が? かつて、エドワード・サイードも、米国の極右シオニスト(←実際にテロ事件を引き起こしたのはこの連中)にそう呼ばれたが、日本では別にどうということないけど、ちょっと誇らしい。

「停戦」受け入れたナスララを爆殺したネタニエフ

9月25日 米国、フランスなどNATO同盟国はレバノン・イスラエル国境での21日間の停戦を提案するがイスラエルのネタニエフは即座に拒否した。

レバノンのハビブ外相によればヒズボラ指導者ナスララ師は米仏提案の停戦案を受け入れたが27日にはアメリカ・ジェノサイド・ジョー提供のバンカーバスター80発の猛爆で殺される

衆院本会議で所信表明演説を行う石破茂首相=国会内で2024年10月4日午後2時34分、平田明浩撮影

社説

石破首相の所信表明 目指す国家像が見えない

自民党にあって長く野党的な立場を取りながら、新首相に選出された意味を自覚すべきだ。党内融和を優先し、当たり障りのない抽象論を語るだけでは、政治不信も、暮らしや将来への不安も払拭できない。

石破茂首相の就任後初の所信表明演説があった。党総裁選での主張から後退した内容が目立った。

薄まるばかりの独自色

1日に野党各会派へのあいさつ回りをした際のやり取りが象徴的だ。

石破カラーを出して頑張ってください」と声をかけられると、「出したらぶったたかれるでしょ」「出すと国民は喜ぶ、党内は怒る」と語った。

かろうじて首相のカラーが出たのは、専任の大臣を置く「防災庁」の創設と、自衛官の処遇改善に向けた関係閣僚会議の設置、地方創生の交付金の倍増を表明したことなど。(抜粋)

もちろんマスコミ有識者がなにも論じない能登半島地震の志賀原発危機 

1月5日首相官邸で防災服を着た与野党6党党首が勢ぞろいして石川県入り自粛「事実上の封鎖」を決定するが、NHKを含めすべてのメディは「視察自粛」の6党合意を一切報じない不真面目。ほぼ挙国一致の大本営発表になっていた(★注、もちろん石破茂は日本が隠れ挙国一致の極秘救国政府が成立している、この事実を知っていて防災に特化した省庁設置を考えていたらしい。2024年01月15日 | 放射能と情報操作 
志賀町2828ガルの1/7志賀原発399.3ガルの噓 1号基918ガルの想定に対し957ガル、2号基846ガルの想定に対して871ガル

石破の独自カラー発動を心底恐れている勢力って、(^_^;)

10月4日衆院本会議での初めての所信表明演説を行う石破茂首相に対し、野党側から激しいヤジが飛んだとテレビニュースが報じている。

ところが、はたして、石破カラーを出さなかったことを野次っていたのか、それとも石破茂が独自カラーを出さない様に、既存勢力が牽制目的で野次っていたのかは不明。(★注、与党以上に与党的な維新や国民など自民党政府とズブズブの政党があり、しかも、与党議員以上に与党的な野党議員が大勢いる)


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6 コメント

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Unknown (ローレライ)
2024-10-02 17:31:49
石破にパレスチナ友好議連としての中東情勢対応の質問もできない低レベルなジャーナリストたちが問題である。
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チョールヌイツェンズールについて (博士号取得者の石*です)
2024-10-03 19:30:02
旧ソ連で博士号を取得したものです。あの国の学位審査は大変厳しく、「黒い目付」(チョールヌイツェンズール)というスパイが学術機関長より、秘密裡に任命され、審査で不正が行われていないかの監視しにあたるんです。博士候補という学位もあり、これは米国のPhD相当で、楽に取得できます。しかしその上の段階の、この博士号は教授資格が付与されるので、取得は大変難しいんです。五十年ほど昔、日本人女性がショイグ国防大臣の国のトゥヴァの研究でこの博士号を取得しています。僕も大変刺激を受けました。記事はいつも楽しみにしております。
返信する
Unknown (ローレライ)
2024-10-04 21:02:22
パレスチナとレバノンのイスラエルによるジユノサイドが完成すれば世界平和になる!との珍説を唱え出した田中宇氏が不思議!
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Unknown (ローレライ)
2024-10-05 08:50:33
アンサージエント戦略野元祖は毛沢東で世界中に模倣が生まれてベトコンやタリバンなどもその影響があるのに日本軍を苦しめたことなど忘れられている。
返信する
石破茂日本国自衛隊最高指揮官にあわせて考えてみる (現田石)
2024-10-05 13:48:28
にわか朝日新聞読者の現田石です。
伊勢崎さん紹介の『もし敗戦で天皇制が廃止されていたら…独歴史家から日本への「異言」:朝日新聞デジタル』を読みました。79年前(1945年)のことなど、今とこれからを生きる大部分の日本人は興味ないでしょう。過去を見たい私現田石は、(自国)軍隊指揮命令について考えてみます。
1.1945年玉音放送は、大日本帝国軍への「即時全面降伏命令」と政治的に理解すべきなのか。
2.8月8日に旧満州から「関東軍」が日本に逃げたことは、天皇の命令か、それとも「全滅するまで戦え」の命令に背いたのか。
3.8月15日以後に、樺太(別名サハリン)で日本帝国軍がソビエト軍と闘ったのは1945年玉音放送つまり大日本帝国軍への「即時全面降伏命令」に背いたのか。
石破閣下に、速攻でかような質問ができない低レベルな日本国国会議員たちが問題かも。
返信する
80年「忘れ去るのに十分すぎる時間」 (宗純)
2024-10-05 16:55:56
日本独自の奇習「天皇制」については、

孫崎 享‏ @magosaki_ukeru 2016-08-10
戦前の右翼中「ゾルレン(あるべし)の天皇」と「ザイン(ある)の天皇」がある。ゾルレンの天皇を守るためザインの天皇を殺していいという考え方が出た」(鈴木邦男氏)。今その考えじゃないか、日本会議、安倍首相の周辺に存在。

日本降伏は日米合作であるとともに、実はソ連も一番大事なピースなのですが、この事実は絶対に認めたくない。今のように歴史の闇に埋もれたままにする心算なのでしょう。その理由は簡単で、天皇制護持とソ連赤軍参戦と無条件降伏の3点セット。一体構造なのです。

じつは、女系天皇を認めないと物理的に天皇制は自動的に消滅します。その意味では安部晋三の存在自体が邪魔だったので「消えた弾丸」で公開処刑されるのは当然だったことになる。何れにしろ今のままでは天皇制は必ず消滅します

自民党を牛耳る日本会議は昔とは大きく違いキリスト教系カルトの「キリストの幕屋」と言う今のイスラエル人脈が乗っ取っていたのですから恐ろしい。日本会議に比べて統一協会の影響は小さい。それなら今のメディアや野党有識者が大騒ぎする韓国系統一協会云々は猫だましの「赤いニシン」巧妙な「ディスインフォメーション」ミスディレクション。まさに詐欺か手品

80年は「何か」を忘れ去るのに十分すぎる時間
にピッタリなのが、
このままだと「ドイツは全体主義」に向かってしまう…いま現地で起きている「経済と民主主義」の危機
現代ビジネス

もっとピッタリなのが日本を含むリベラルメディア有識者が行っている奇妙な奇妙なトランプバッシングで、あれは間違いなく不愉快で不気味なマッカーシズム(魔女狩り)の再来です。まさに知識の劣化と言うか歴史の退行現象

不愉快で不気味な話が蔓延するが、
少しは愉快な話を紹介すると、
民主党カマラ・ハリスのインド人の母親は故人だが、実はジャマイカ人黒人の父親は高齢だが健在で、
アメリカの名門大学のマルクス経済学者で、ハイチやジャマイカなど貧富の格差が絶望的に拡大している地域では共産主義革命しか処方箋が無い。欧米先進国の民主主義とか人権云々は絵に描いた餅なのです。何の力もない蜃気楼。
この事実をマスコミでカマラ・ハリスの実の父親が喋れば、大騒ぎになるでしょう。当然カマラ・ハリスのアメリカ大統領当選の目はありません。だから民主党もメディアも全員がダンマリをきめこんでいる。

小ネタとしては民主党知事の副大統領候補が8月6日の最初のカマラハリスと2人でフェラディルフィア選挙集会で、
大統領候補のカマラ・ハリスに紹介された時に、酷暑の東京オリンピック開催誘致に成功した時のお馬鹿な滝川クリステルと同じ両手で合掌してお辞儀をする爆笑パフォーマンスを行ったこと。それは挨拶ではなくて(タイなど東南アジアの一部では挨拶だが)インドでも日本でも中国でも謝罪のポーズですよ
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