列島誕生 ジオ・ジャパン2 (1)「列島大隆起」 6月14日(日曜)NHKスペシャル
絶景と絶品和食から列島誕生の物語を描く「ジオ・シャパン」のシーズン2。第1集は、日本の屋根・北アルプス誕生と、深海から浮上した関東平野の物語。北アルプスのあたりは、太古なだらかな平原だった。だが300万年前に起きた地球内部の異変をきっかけに運命が一変。調査によれば、エベレストをしのぐ山があったと科学者は言う。秘境探検と最新研究に基づくタイムトリップCGで大地の秘密が明らかに!
わざわざ何回もNHKが「1万メートルの巨大火山」と番組のコマーシャルまでしていたNHKスペシャル
地球上に8000メートル級のヒマラヤ山脈を越える高い山がない原因とは地球の中緯度の1万メートル付近のジェット気流が原因だと言われています。
ユーラシア大陸に南側からインド亜大陸が衝突。圧力で競り上がったのが世界の屋根のチベット高原やヒマラヤ山脈なので今でも隆起し続けているが、冬季には8000メートル付近までジェット気流が下りてくるので浸食作用で世界最高峰のチョモランマ(エベレスト)の標高8848メートルが限度。日本に1万メートルの火山があったとのNHKは大ニュースなので、ぜひとも見ておかねばと意気込んだが、なんと、「仮説なので批判しないで」にガックリ。科学番組だと思ったらお笑い番組だったのである。(★注、科学の場合は「仮説」の批判は不可欠というか、大歓迎。新しい仮説に対する批判と検証で成り立っているのが科学)
そもそも火山は脆いので浸食でどんどん低くなる
NHKスペシャルで北アルプスの穂高岳付近は地層が20度、後ろ立山連峰の爺ヶ岳では90度傾いているので300万年前の直径10キロの巨大カルデラが直立したら1万メートルの高さになると説明していた。(★注、確かに10キロは1万メートルだが、安定した大陸とは大違いで日本で「傾いていない地層」など皆無。ほぼすべてが傾いているのですから、お笑いNHKの理屈なら1万メートルどころか10万メートルの高さの山も存在したことになる)
都市封鎖で経済崩壊。ペストやエボラのような怖い感染症ではない摩訶不思議な新コロ騒動で、やっぱり出た「偽科学だ!」とのニセ・ニセ科学批判
一昔前にはネットのバーチャル空間では大阪大学サイバーセンター教授の菊池誠を教祖とする破壊的カルト宗教(偽科学批判教)が大暴れしていたのですが、9年前の2011年3月11日の未曾有の核事故発生で、今までの「原発は安全・安心。何の心配もない」が大ウソだったことが発覚。事実上解散状態に追い込まれた。
しかし、しばらくは大人しくしていたカルト集団(原発ムラなどの悪徳御用)が時間が経ったので少しも懲りずに復活。今度は世界中で大騒ぎしている不可解な新コロ騒動に対して、少しでも科学的懐疑心があるなら誰でもが感じる「当然の疑問」を表明したら、やっぱり「偽科学だ」と意味なく誹謗中傷、的外れの印象操作を行っているのですから不可解である。(★注、少しでも思考力があれば、疑問に思うほうが自然。そもそもWHOの専門家たちの主張が支離滅裂.なにも分からないと認めているのである)
今度は「偽科学だ」だけではなく、新しく「新型コロナ否定は、エイズ否定と同じだ」とか「ブラジルの勝ち組と同じ心理だ」との無理筋の攻撃を行っているのですから驚くやら呆れるやら。
そもそもエイズの細菌兵器説はあるが「エイズ否定論」など誰も聞いたことも主張したこともない珍論中の珍論。自分で勝手に藁人形を作って恨みの五寸釘を真夜中に打つような不気味な話である。
ペストやエボラ並みの危険な新型コロナウイルスは存在しない
徳島大学名誉教授 大橋眞(免疫生物学)の主張とは都市封鎖で経済をボロボロにするようなペストやコレラ、エボラ出血熱のような極めて危険な新型コロナウイルスは存在しないのではないかとの、あまりにも常識的な仮説。
SARS-CoV-2ウイルスによる感染症COVID-19は半年経過。現在では免疫学者の単なる一仮説ではなくて、今では、ほぼ世界中の有識者にとって一般常識になりつつある。(★注、今後、WHOや各国政府が正しくて、やっぱりペストやエボラ並みに怖いとなる可能性は低い。ほぼ0%)
合理的だったドイツを、ナショナリズムが覆う マルクス・ガブリエル氏(哲学者)毎日新聞2020年6月14日
◆合理的だったドイツを、ナショナリズムが覆う 道徳的な新しい世界へ、日本の視点がほしい
コロナ共存「生命哲学」必要 感染拡大の中心地・NYで生物学者が考えた 毎日新聞2020年6月15日
多様性こそが重要 教訓に
★注、
哲学者のマルクス・ガブリエルも、「生命とは動的平衡のことである」との哲学的言葉の生物学者の福岡伸一も同じで、今回の新型コロナウイルスについて進化論のダーウィンの「種の起源」を上げて、ウイルスとの共存(徳島大名誉教授大橋眞のメインの主張)を思いっきり曖昧にして書いていた。
内容的にほぼ同じ内容の記事を6月14日と15日に1ページも使って掲載した毎日新聞ですが、大橋眞名誉教授自体が(ネットのタイトルは過激だが)中身が曖昧表現(科学者は確定していない事実に対しては、出来る限り断定しない)なので何が言いたいのかが分かりにくい。それなら毎日新聞紙上に書いたものは(ダラダラと長いが)もっと分かりにくい。
2009年の豚インフル(新型インフルエンザ)直後の2010年出版の厚労省技術医官(村重直子)が古巣の厚労省や同僚の技術医官を思いっきり批判した本。もちろんSRAS2について何も触れていないが、名前が出てくる役者も役回りも、何から何まで瓜二つ。ほぼ今のSARS-CoV-2ウイルスによる感染症COVID-19の告発本にも見える不可解な本
2009年の豚インフル(新型インフルエンザ)ではWHOは今回のSARS2と同じくパンデミックを宣言したが、この時のWHO監視官が今のPCR検査スンナ派のグルである中村理子。ウイルスは遺伝子がタンパク質でできた油脂膜で覆われているので、石鹸はアルコールと同じような滅菌効果が期待できるがテレビで180度正反対の説明をしていた。(★注、臨床経験がないド素人以下の技術医官の中村理子は現在は子宮頸がんワクチンの過激派伝道師と化している)
(山本太郎出馬の陰で)学歴詐称がメインテーマだった小池百合子の都知事選出馬会見(以前にテレビで公開した時のカイロ大卒業証書)
テレビや新聞での大宣伝を期待した小池百合子の都知事選出馬会見ですが、ニュース性で(本物の役者である)れいわ新選組の山本太郎出馬にお株を奪われて影が薄い。しかも、今回は何時もとは違い大々的な学歴詐称報道によって小池本人よりもカイロ大卒業証書の方が注目されたが、記者会見翌日の6月16日朝のTBSテレビの映像が何とも面妖。
小池百合子の卒業証書の写真は切手や収入印紙のように端がギザギザ。しかも顔の大きさに比べて異様に肩幅が狭すぎるアンバランスな何かの合成写真の類を、わざわざ大事な卒業証書に使っているのですから不可解である。(★注、しかし、言い訳すればするほど余計に疑惑は膨らむばかり。大昔からの疑惑なのですが、今回が大手メディアまでが参加しているので逃げきれないでしょう)
「五輪予算で都民の命救える」早期中止訴え 宇都宮氏が都知事選出馬会見
出馬会見では東京オリンピック中止と共に消費税5%を公約として明確に打ち出した宇都宮候補ですが、共産党社民党や立憲民主党などの推薦を受けると何となく曖昧表現になる。
たぶん恵まれた生まれ育ちから来る「人柄」が良過ぎて自分を推薦した組織とは誰とも喧嘩したくないのである。(★注、消費税増税は安倍自民党と野田佳彦民主党との合意なので、民主党の後継政党の立憲は消費税減税に強硬に反対する勢力が存在している)
早川由紀夫
宇都宮「専門家が来年実施は不可能だと判断した場合、オリンピック中止をIOCに働きかけていきたい」
あれ、政治主導で中止にするんじゃないのか。(★注、消費税の増税と東京オリンピック誘致は民主党野田佳彦が主導していたので、立憲は否定したくない)
今回東京都知事選で繰り返し、野党統一候補として擁立寸前までいった(前回都知事選で2位の宇都宮以上の大本命候補の)山本太郎
(小池百合子流の)後出しジャンケンで出馬
良識ある知識人の宇都宮候補と対照的なのが二流タレント出身で中卒(高校中退)の山本太郎で、2回も立憲などから野党統一候補として打診され2回とも物別れに終わった(誰にも内緒の)内輪話を出馬時の記者会見ぶちまける。
立憲などの野党各党の推薦を蹴っての独断出馬ですが、1回目の「推薦」時は山本太郎が「れいわ新選組」公認候補に拘って断念、2回目は立憲が消費税5%の公約に異議を唱えたので決裂てしたと説明しているのですが、・・・それなら、三度目の正直で、土壇場での「野党統一候補」の可能性も十分にある。それどころか野党と与党が相乗りする挙国一致候補の可能性まである。何しろ一番慎重で保守的な報道姿勢のNHKがあっと驚く1万メートルの巨大火山を「仮説なので批判しないで」と恥ずかしげもなく言うとんでもない御時世なので、一日一日が1年以上、一瞬も目が離せない。
筒井康隆のSF世界 デストピアの現実化
今後の展開ですが、アメリカ風の「暗殺」以外は何でもあり。新コロ騒動で真面目な選挙運動など夢物語で、誰も見たことが無い史上最悪最低の選挙結果に終わる。(★注、そもそも今年初めの段階で日本が中国武漢のようになるなど誰一人予想していない。唐突に誰も予測できない、まったくの未知の領域に突入していた)
清義明
ジョー・バイデンのアイコンがこんななので、てっきりなりすましアカウントかと思ってもうた。 しかし、なんなんだろね、この人も。
老いてゆくアメリカ
バイデン候補の誕生日が11月なので、もし大統領選に勝利したら歴代最高齢の78歳の新アメリカ大統領の誕生だが、任期満了の4年後は82歳。民主党院内総務で下院議長のペロシは1940年生まれで現在80歳。「これからの未来社会」とか「将来の展望」など、何かを期待するなど、そもそもが大間違い。
★注、
4年前に副大統領としてオバマ政権を継承して出馬する気がまったくなかったバイデンですが、「これからの人」ではなく、「これまでの人」である。なぜ、米民主党は「燃え尽き症候群」のバイデンを選んだのか。実に不思議だ。
不可解で不愉快な新コロ騒動とも相まって、アメリカの大統領選としては史上最低の投票率と、歴史に残る最悪の選挙運動が予測される。
票が割れたら緑だぬきを都庁から追い出せない。学歴詐称が問題になっているけど、そんなことより彼女の政治姿勢と手法が何より問題だと思う。
山本太郎さんには、再度国政でと思うけど、決断したからには応援したい。昨年日本帰国時に彼の街頭演説を聞いたけど、既成政党のしがらみがないというのは、何と自由なことかと思った。永田町のよどんだ空気は、外部の人間を入れないと浄化できない?