財団法人情報通信学会の「間メディア社会研究会」の調査によると、
今回の衆院選で自民党のコマーシャル(ネガティブCM)を見た人のうち6割以上、63・5%が、批判している自公両党に対して逆に『悪い印象を持った』と答えている。
自民党支持者でも3割以上が『CMは自民、公明に悪印象だった』と回答。
起死回生を狙った自民党のネガティブキャンペーンはまったくの『逆効果」だった。
ネットによる調査ですが、ネットCMでありながら、ネットユーザーには不評だったという。
調査では、いずれも数十万回アクセスがあり人気だったが、評価は悪く、CMを作った側に対する悪印象が6割を超えている。
自民党の狙った、『民主党に悪印象を持った』との回答はわずか4・6%に過ぎなかった。
『日本ではネガティブCMは逆効果だった可能性がある』
『むしろ、有権者の良識がよく示されている調査結果だ』
だからといって、自民党の選挙戦略に代替案があったかどうか。
『ひたすら土下座して同情を買うという戦略しかなかったとは、余りにさびしい話』
産経ニュース2009.9.23 (抜粋)
『彼女が自民党を捨てたワケ 』
『これを見たとき、さすがにがっくりきたわ』
ショッキングピンクの表紙には『知ってドッキリ民主党 これが本性だ!!』。ポストに手を入れたら派手なパンフレットが新聞にはさまっていた。
黄色い文字で『民主党には秘密の計画がある!!』
『民主党にだまされるな!』。裏には自民党のロゴとホームページのアドレス。
『こんな下品なものを自民党が作ってるとは思わへんし、思いたくもない。』
『ただ、勝手に作って、配ってる人もお仲間や。』
『こんなもんをお仲間が作るようになったら、もうアカン』
選挙権を持ってからずっと変わらず(何十年も)自民党支持だったが今回初めて自民党以外の政党名を書いた。
今回の自民党のネガティブキャンペーンはすべて裏目に出た。
総裁選真っ最中。新総裁が再び国民の信頼を勝ち取るのは、結構大変かもしれない。
産経ニュース2009.9.24 (抜粋)
『確実に流れが変わってきている』
常に政権与党自民党の政策を支持し新自由主義改革の旗を振ってきた産経は常に与党自民党に同調する姿勢で、『これでは自民党森派機関紙では』と影口をたたかれていた。
自民党大敗後にも態度を変えず読売と共同歩調で『民主党マニフェストの大胆な見直し』や『政治、政策、外交などの継続性(連続性)の維持』と、民主党に対して選挙公約の見直し(政策変更)と、今まで通りの(国民にNOを突きつけられた)自民党路線の継承を強行に主張し続けていたが、ここにきて日本の伝統である『勝ち馬(与党民主党)に乗る』ベく、ようやく自分自身の大胆な見直しを行いつつあるようだ。
『それにしても酷過ぎた低級ネガティブキャンペーン。』
今回のこの産経ニュースですが、産経が勝ち馬に乗る為に『一抜けた』を始めたのでしょうか。?
これらの記事は今までにない(自民党批判の)論調で、至ってまとも。
自民党が繰り返していたネトウヨ紛いのネガティブキャンペーンに対する嫌悪感は63・5%の高率で、その反対の『効果あった』は5%弱と自民にとって都合が悪い選挙分析であるが(いつもの『贔屓の引き倒し的』な手前勝手の自民党擁護をせず)事実をそのまま書いている。
今まで産経自身がネトウヨと同じ主張をしていた事を思えば『時代や世の中の流れは変わったのだ』とつくづく思い知らされます。
今回の自民党選挙用ネガティブキャンペーンのパンフレット類ですが、100年後の歴史研究家が、21世紀初頭の文章を発掘して読みかえせば、『当時の政権与党はネオナチである』と間違いなく解釈するでしょう。
100年後でなくとも、選挙後の今、冷静にパンフレットを読み返せば『ネオナチ』の主張そのもので、これはこれで十分に面白い。
(未だに削除されず残されているので、自民党新総裁に消される前に資料としてコピーしておく値打ちがあります)
将来時間が経てば、『お馬鹿宣伝の見本』として値打ちが出てきてプレミアが付かないとも限りません。
何しろ民主党政権になったら、日本の組合(其れも労使協調路線の連合ですよ)が革命を起こすらしいし、中国が攻めてくるらしいし、学校の先生(日教組)の性教育の洗脳で破廉恥国家になるらしい。
もうほとんど1999年のハルマゲドン騒動モドキで、そういえば当時はオウム真理教の麻原彰晃が盛んに世界の滅亡等と同じ事を言っていたような気がする。
その行き着いた先が自作自演のハルマゲドンである、例の松本サリンであり地下鉄サリンであった。
まさか自民党がオウムの真似をするとは思いませんが発言レベルが同程度ですよ。
これでは今までの保守支持層からは逃げられて選挙で大敗北するのは当然でしょう。
自民党www.jimin.jp 『知ってドッキリ民主党『これが本性だ』
民主党には秘密の計画がある!!民主党にだまされるな
ここがコワイ!!
日教組は自分たちの思想を子供たちに徹底的に教え込んで・・洗脳していくのです。
国旗国家を否定する反日教育や日本人を否定するもので・・その結果、愛国心のない国を作り社会主義しようとしています。
『性の乱れ』は早熟化ではなく日教組の現場の判断で意図的につくられているのです。
『日本人尊厳喪失進行中』
ここがコワイ。これが民主党の本質だ!!民主党が向き合っているのは、われわれ日本人ではありません。
民主党政権が実現すれば『日本』や『日本人』は消滅の危機に直面してしまうに違いありません。
知ってビックリ 民主党これが実態だ。
労働組合が日本を侵略する日。 民主党に騙されるな!
しかし、現状、MSNがサンケイとくっついているわけですが、MSがYahoo!を買収すれば、Yahoo!ニュースもサンケイになってしまうのでしょうか?
考えただけでもゾッとしますね。
んで,その総会屋がさらにフジサンケイグループという一種の金融屋になって,メディアグループを組織したという訳です.
ちなみに,東京と大阪の産経新聞には微妙な違いがありまして(笑),大阪の産経のいわゆる3行広告には「夫婦子供住み込み可」のパチンコ屋の広告がぎょーさんあります.要するにサラ金にカネを返せなくて夜逃げした若夫婦の最後の逃げ場所という訳ですな.だから,サラ金の経営者である右翼は,パチンコ屋を経営してる韓国人を批難するという構造ができている.
# 知り合いに産経新聞の記者がいるので,こういう裏話はいっぱい知っています(笑) 産経と言っても一枚岩ではないですよ.
グーグルがアメリカ国防省と関係があったりマイクロソフトが国務省と関係があったりと大手メディアが時の自民党政府と関係がある日本の現状と、事情はいずれも同じらしい。
>『MSNがサンケイとくっついているわけですが』<
は、どうでしょか。?ニュースの日本関係部門を全面的に委託しているようにも見えますが、ネタ自体は『記者クラブ』仕込みなので、朝日毎日読売何処を選んでも寸分違いがありません。
記事を載せているといえば面白い事に、あのライブドアが赤旗の記事も載せていましたよ。
産経がマスコミで一党(自民)の其れも一派(森、小泉や安部、麻生等の青バッジグループ)の応援団であった事は誰でもが知っていますが、産経が主義主張で応援していたと見るのは早計ではないでしょうか。?
単なる弱者の生き残り戦術(勝ち馬に乗る)の可能性もあります。
それなら今後は民主党べったりの報道に変化するはずですが、例のアヒルさんは如何するのでしょう。
自民大敗北後に産経新聞社社会部の記者が、自社が開いているTwitterに民主党への敵愾心をあらわにした書き込みをし事件。
ツイッターに『民主党さんの思うとおりにはさせないぜ』『産経新聞が初めて下野』と書いている。
読者から非難を受けて、産経新聞社は慌ててこれを取り消し、
厚顔無恥にも『我が社は不偏不党である』と謝罪したが、これほど笑えるニュースはありませんでしたね。
翌日に同班としてサイト上で「軽率な発言だったと反省しています」と謝罪し「自民党政権に対してもそうであったように、是々非々の立場でのぞみたいという意思表示のつもりでした」と釈明した。
同社広報部は「不偏不党を社是としており、今後もこの一貫した方針に変わりはありません」とコメントしている。 =2009/09/02 16:16 【共同通信】
当ブログ記事中の産経ニュース『彼女が自民党を捨てたわけ』は産経新聞の夕刊(大阪版)の記事からの抜粋ですが、産経は大阪周辺のごく一部しか夕刊をは発行していない。
関西の一部地域以外では産経新聞のシェアが一桁もない悲惨な状態らしいですよ。
産経が全面的に応援しているあのお馬鹿の『新しい歴史教科書を作る会』発行の1%台の採択率よりは多いでしょうがそれでも到底採算レベルからは遥かに低い。
何とか読売毎日朝日などの一流紙に対抗し様とした戦術が(他社とは多少違う)今までの『作る会』や『救う会』べったり編集姿勢ではないでしょうか。?
産経新聞は(世間では)関西限定のローカル新聞(産経新聞は大阪の商人の新聞)であるとの認識もあるようです。
時津風部屋リンチ殺人事件と犬山署(2008年02月08日 | スポーツ・文化
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/ed6753eb8154e538fcf2701cd8101c69
実際,ミナミでもキタでも,喫茶店に入ると,必ず置いてあるのが産経・朝日・サンケイスポーツ・日刊スポーツだったりする.
つまり,右向いてる人や (仕事をさぼりに来た) 営業職は産経を読み,左向いてるまたは (やはり仕事をさぼりに来た) お役人は朝日を読むという「すみわけ」がきちんとできてるんですわ(笑)
私の祖父は警察官僚だったので,朝日新聞以外は読みませんでしたし,天声人語と社説の書き取りを強制させられました.
フジサンケイグループはどうも,読売新聞に押されてしまって全国紙として維持ができなくなり (地方の読者は第三種で郵送だそうです),夕刊も阪神の本当に海岸縁の昔からの商人しか講読していないため,産経新聞を「切る」方向で動いているようすです.東京駅の前の大手町ビルも,大阪駅の西となりのサンケイビルも老朽化が激しいので,いずれは潰してテナントビルにしてしまうのではないでしょうか.
# それにしても読売は風見鶏ですな.今度は民主党ヨイショですか(笑)
ただあの時は産経一社だけだったので誰も信じなかったが、今回は肝心の政府与党である自民党が、『中国が攻めて来る』と当時の産経お馬鹿キャンペーンの真似を繰り返していた。
日本の第一の貿易相手はかっての超大国アメリカではなく(好き嫌いは別にして)今やお隣の中国ですよ。
中国に日本の経済が乗っ取られる(経済侵略される)との主張なら十分二根拠があるが軍事的な話な侵攻などは荒唐無稽どころか、馬鹿馬鹿し過ぎる哀れ過ぎる完璧なネトウヨ妄想ですね。
あの時、自民党員でさえ、自民党が変革しなくてはならないと思っていたのではないかと思うのです。もちろん、私も小泉のその言葉に期待したのは言うまでもないことです。小泉はそして改革を断行しましたが、国民に苦しみを押し付けただけでした。最終的には、小泉はその息子に自分の地盤、看板、かばんをゆずって逃げてしまった。小泉の後の安部も福田も麻生も国民を救う政治はせずに国民に与えられた責任を果たさなかったと思います。あのCMや責任力が少しも説得力を持たなかったのは、小泉、安部、福田、麻生の力がとても大きかったと思います。
同じ新自由路線の小泉純一朗は『自民党をぶっ壊す』なるわかりやすいスローガンで国民生活に直結していて日本の隅々に毛細血管の如く網の目のように張り巡らされていた郵便、医師会、農協組織を破壊して全国民に大打撃を与えるが、この三つの組織は何れも自民党の大事な大事な手足(下部組織)だったのです。
今までの手足(郵便局、医師会、農協)の代わりが全国的なカルト集団である創価学会ですが、この連中はおよそ常識など眼中にない破壊的カルト。
その結果が今回のネガティブキャンペーンのお粗末だったのでしょう。
そう考えると、『小泉純一郎は本当のことを言っていた』事になりますね。